2018年04月27日

2018.4.26 八光亭春輔独演会@赤坂会館

2018.4.26 八光亭春輔独演会

演目
柳家あお馬      出来心
八光亭春輔      かつぎや
  (仲 入 り)
八光亭春輔      文七元結

あお馬「出来心」。前半の間抜け泥のくだり。
前座4年目とのこと・・もはや、余裕のおしゃべり。
すっと力の抜けた感じは、師匠譲りか。

春輔師匠は、遅く来た落語ファンのわたしにとって
は、昨年、突然に“出現”した感がある。いったい、
今まで、どこでどうしておられたのか?
御年70歳にして、大ブレイクという快挙。

「間に企画者が入っての独演会は初めて」と言って
おられたが、ご自分の会は、地道に続けておられた
のだろうな。

その二席。
「かつぎや」。この噺は、縁起かつぎの旦那に、店
の者たちが、わざと?というほどの縁起の悪い言葉
を繰り返す、前半部分が断然面白いな。

後半、調子の良い宝船売りが登場してからは、ざる
屋と同工異曲・・・・祝儀、持って来な!

「文七元結」。冒頭、快調にスタートしたが、長兵
衛と佐野槌の女将の会話あたりから、話に繰り返し
が増えて、妙に間延びした感がある。

・・・もしかすると、大事な部分がひとつ抜けそう
になって、リカバリーに苦労しておられたかな?

結局、口演時間は1時間・・さすがに、ちとダレた。


音源で聞く、八代目正蔵(彦六)師によく似た語り
口・・どっちかというと硬い感じなので、文七のよ
うな“世話物”風の噺より、講釈ネタのような噺の方
が向いているかも?・・・生意気言ってすいません。
posted by JTm at 09:10| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

2018.4.25 小満ん夜会@日本橋社会教育会館

2018.4.25 小満ん夜会

演目
春風亭一猿     寿限無
柳家小満ん     雁風呂
柳家小はん     青菜
  (仲 入 り)
柳家小満ん     お若伊之助
        (三味線:田中ふゆ)

一猿。前回までの前座、一花さんに替り・・レギュ
ラーになるかどうかは不明。
「寿限無」。師匠譲りの?べらんめぇ、切れよし。

小満ん「雁風呂」。赤坂で開催されていたころにこ
の会でも一度聞いている。非常に印象深い噺だが、
どうしても昔の某洋酒会社のCMを思い出してしま
うなぁ・・・山口瞳センセの顔が目に浮かぶ。

小はん。高座にお座りになるまで、お身体がご不自
由そうな様子が見えるのに、噺に入ると、とんとん
と良い調子で進むし、口跡もすこぶる良い。
・・・さすがの、プロ根性と言うべきか。

「青菜」。今年の初・青菜だ。ほぼ定石通りの運び
だが、途中に、ちょこちょこと現代的くすぐりが入
るのが、なんとも傑作。・・植木屋の住まいが、長
屋の一番奥で「オクション」てぇのがツボでした。

小満ん「お若伊之助」。今回のネタ出し。
圓朝作の「因果塚の由来」に従った筋立てで。

お若と伊之助の馴れ初め部分はかいつまんで語り、
お若が根岸の伯父宅に預けられてからの物語はじっ
くりと・・・鳶頭の初五郎が駆け回る。

今まで聞いた噺では、狸にたぶらかされたお若が、
狸の赤子を産むのだったが、原作では人間の男女の
双子を産むのだそうだ。

別々に養子に出されたこのふたりが、後に兄妹とは
知らずに恋仲になって・・という、かなりどろどろ
した物語・・・「三人吉三」を思い出す。

お若のその後、この双子の行く末などを手短かに付
け加え、「小満んを恋焦がれると、狸が小満んになっ
て・・」と笑わせて終わる。

毎度ながら、粋ですねぇ・・・
ホント、小満ん師匠が来てくれるなら、「実ハ、狸」
でも良いような気がしてきた。
posted by JTm at 13:07| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年04月22日

2018.4.21 花形演芸会@国立演芸場

2018.4.21 第467回 花形演芸会

演目
柳亭市若       道灌
三遊亭わん丈     寄合酒
柳亭市江       権助魚
かもめんたる     (コント)
神田鯉栄       (講談)鉄砲のお熊
  (仲 入 り)
柳亭市馬       山号寺号
林家あずみ      (三味線漫談)
古今亭志ん五     甲府ぃ
        (三味線:太田その)

市若「道灌」。以前より、声の大きさをきちんと
コントロールしている・・かな?

わん丈「寄合酒」。いつも通り、そつなく。とこ
ろで、マクラに語ったお母さんのエピソード・・
金髪の・・って、本当なのかな。まっこと、あっ
ぱれじゃ!

市江「権助魚」。久しぶりだが、以前に比べると
口跡がとっても良くなったので、ちとビックリ。
女将さんに不思議な色っぽさを感じた。

かもめんたる。お初。岩崎、槙尾のふたり組で、
共に早稲田出身だそうだ。槙尾さんの女装がなん
とも似合いすぎで、思わずプログラムで性別を確
認してしまった。

鯉栄「鉄砲のお熊」。ネタ出しされていた題名を
見て、鰍沢の講談版?と思ってしまったが、まっ
たく違う話で、しかも、以前に一度、聞いたのを
思い出した。

白鳥作の落語を講談にしたものとのこと。女相撲
の大関を張るお熊(本名はおみつ)と、幼馴染の
女形(つまり優男)夢之丞(本名は時次郎)の恋
・・もとが落語だけあって、笑いどころ多し。

鯉栄先生には久々の遭遇だったが、以前にも増し
て、オットコマエ!の清々しさ。

ゲスト・市馬。まずは、若手の会に来てくれたお
客さんにお礼を・・・さすが、会長さん。
そして、若手に花を持たせるべく、軽く「山号寺
号」へ。でも、客席はよく笑いました。

あずみ。春は嬉しや、ぎっちょんちょん、和藤内、
奴さん。音曲はもちろん、おしゃべりも上手くなっ
たなぁ・・と思う。

志ん五「甲府ぃ」。志ん五師のこの噺はたぶん、
お初。善吉の朴訥さが際立って見える。そして、
豆腐屋の主人の江戸っ子ぶりも愉快。
口演時間25分ほどの、スッキリ爽やかな一席。
posted by JTm at 07:22| 落語 | 更新情報をチェックする