2016年04月30日

2016.4.29 柳家小満ん 大満足独演会@なかの芸能小劇場

2016.4.29 柳家小満ん 大満足独演会

演目
桃月庵はまぐり      子ほめ
柳家小満ん        金魚の芸者
  (仲 入 り)
柳家小満ん        山崎屋

このGWに、なかの芸能小劇場で開催される「なかの
春眠らくご長屋」・・・初日から10時、12時半、15時と
独演会が三つも!?・・・大丈夫なの?

当日は風が強く、電車のダイヤが乱れがちのようなの
で、早めに家を出て、駅の反対側の図書館で1時間ほ
ど待機。・・・地下鉄のくせに風に弱いって、なんとかな
らないのかね?

はまぐり「子ほめ」。相変わらずの"バイオレンス風味"。
「親の因果が子に報い」は、可笑しい。

小満んの二席。
「金魚の芸者」。昨夏に寄席で聞いて以来。今回は、
雨上がりの水たまりに金魚が取り残され、子どもたち
が騒いでいるところに、魚屋の親方が通りかかるとい
う発端から丁寧に演じた。

配達が終わって空になっていた岡持に、前の豆腐屋
で井戸水を入れてもらい、そこに金魚を泳がせる・・・
弱っていた金魚が、元気を取り戻してひらひらと泳ぎ
出す様子が、なんだか目に見えるようだ。

マクラに、最初の師匠である八代目文楽師の話。若く
して出征した息子さんの帰りをを、ずっと待っていらし
たというエビソード・・・しんみり。

「山崎屋」。今年二月の黒門亭以来。冒頭、若旦那が
番頭に脅迫まがいの金の無心をするところから、番頭
が花魁を身請けする算段をするあたりまでは良かった
のだが、その後、急激な睡魔・・・・

だいたい、タイトルが良くないよ、「春眠らくご長屋」な
んて!

それでも、最後の元・花魁と大旦那の会話には間に合っ
て覚醒・・・・まずはめでたし。
posted by JTm at 09:31| 落語 | 更新情報をチェックする

2016年04月29日

2016.4.28 春に船 春風亭正太郎・入船亭小辰二人会@内幸町ホール

2016.4.28 第2回 春に船 春風亭正太郎・入船亭小辰二人会

演目
正太郎&小辰      (ご挨拶)
柳亭市丸         金明竹
入船亭小辰       たけのこ
春風亭正太郎      看板の一
柳家権太楼       芝居の喧嘩
  (仲 入 り)
春風亭正太郎      愛宕山
入船亭小辰       不動坊
         (三味線:松尾あさ)

オープニングトークは、ふたりで行った大阪の話。
今、関西はホントに宿がとれないんだよね・・・困ったもんだ。

市丸「金明竹」。大阪弁の男は、相手に分からせようとする
姿勢が皆無。いくら落語の登場人物だって、これじゃ使いの
役に立たない・・・なんか、この男と松公の"与太郎対決"み
たいだ・・・ま、それはそれで可笑しいけど。

小辰「たけのこ」。今年のこの季節の"課題"のようで。昨春
は長屋の花見だったっけ。

正太郎「看板の一」。隠居の親分の真似をする男が、真面
目に真剣に、とんでもない間違いをする・・・・そこが可笑しい
のだということをちゃんと見せてくれた。

ゲスト・権太楼。なにを演ろうか、かなり悩んでおられた末
に、「芝居の喧嘩」。・・・・レアものです。
後で聞いたところでは、最近、寄席でよく演っているとのこ
と。それにしても、わたしを含め、お初という人が多かった
と思う。

一朝師の定番の噺と、構成はほぼ同じ。喧嘩を見ながら、
横から茶々を入れている男が、とっても可愛らしいのは、
権太楼師ならではかな?

正太郎「愛宕山」。三年前にネタ下しを聞いている。
それ以来かな?

前半、張り切って登りだした一八が、口ほどにもなくすぐに
バテてしまう場面、息の切らし方がとってもリアル。山道の
険しさが伝わって来る。

かわらけ投げで、一八の投げたかわらけが、茶店の婆さん
にぶつかってしまい、そのために婆さんが繁蔵と一緒に、
一八を突き落す・・・ってのは、たぶん、前回はなかったな。
バイオレンス愛宕山。

小辰「不動坊」。昨秋の巣鴨の会以来。前かたを受けて、
屋根に上るのに「竹で上がる」とかのセリフを入れる"お遊び"。
・・・余裕ですね。


元気いっぱいの各二席+ゲストの"珠玉の一席"・・・良い
会です。次回も楽しみ・・・ちなみに次回開催は、7月29日
(金)、ゲストは五街道雲助師匠。
posted by JTm at 10:49| 落語 | 更新情報をチェックする

2016年04月27日

2016.4.26 柳家小満ん 赤坂夜会@赤坂会館

2016.4.26 柳家小満ん 赤坂夜会

演目
柳家小多け      子ほめ
柳家小満ん      雁風呂
柳家小里ん      一人酒盛
  (仲 入 り)
柳家小満ん      引越しの夢

みんなが待っていた小満ん師匠の会が、場所を変えて
復活。・・・・・客席は、お馴染みの顔が勢揃いです。

小多け「子ほめ」。前にも何度か聞いているが、ちらちら
と、聞きなれないくすぐりが入って、ちょっとびっくりするく
らい可笑しかった。・・・楽しみな前座さん。

小満ん「雁風呂」。以前に二度聞いているが、今回は、
渡りの途中に雁とすれ違う?燕をからめての展開になり、
雁を借り、燕をつばめる(集めるの意)に掛けてのオチが
ついた。

その仕込みのための川柳、「秋の借り 春につばめて返
すなり」も含めて、なんとも洒脱・・・・感服。

小里ん「一人酒盛」。小里ん師のこの噺、なんと5年ぶり。

良い酒を貰ったから一緒に呑もうと誘っておいて、結局、
相手には呑ませずに自分で全部呑んでしまう、身勝手な
呑んべぇ・・・でも、悪気はないんだよね、たぶん。

結局のところ、美味い酒は人にやるのがもったいない・・・
というのもまた、呑み助の"本音"ではあるけれど。

小満ん「引越しの夢」。と、ネタ出しされていたけれど、冒
頭の口入屋の場面がかなり長かったし、新入り女中のお
たまさんが、お針仕事や歌舞音曲ばかりか、武術戦術ま
でこなし、果ては地雷まで埋められるというものすごい設
定なので、上方式に「口入屋」としても良いかもしれない。

ただ、夜這いを企てるのは、吊戸棚を担ぐ羽目になるふた
りだけで、井戸に落ちそうになる三人目は登場せず・・・そ
して、台所に様子を見に来るのは、女将さんではなく旦那、
というところが、聞きなれた型とはちょっと違っていた。


この赤坂会館は、赤坂の芸者さんのお稽古場だそうで、以
前の会場の赤鳥庵とはまた違った風情・・・少し間口が広
い分、前方席の競争率が下がったかな?

次回は7月8日(金)・・・ゲストは扇辰師匠だ!
posted by JTm at 08:52| 落語 | 更新情報をチェックする