2016年05月31日

2016.5.30 入船亭小辰ひとり会@赤坂会館

2016.5.30 赤坂倶楽部 入船亭小辰ひとり会

演目
入船亭小辰     のめる
  〃       夢の酒
  (仲 入 り)
入船亭小辰     不動坊

この会場、確か三度目のはずなのに、また迷った。
前2回は、地図を見ながらだったからさほどの回り道
にはならなかったが、今回は「三度目だから大丈夫」
という思い込みが災いして、雨の中、大回り・・・もっと、
方向音痴を自認せよ!

で、小辰さん。

「のめる」。八が、糠まみれになって半さんのところを
訪れる場面で、危うく「つまらない」と言いそうになった
半さんが、逆に「詰まるだろ!」と。

意外性が大ウケで、場内爆笑。

「夢の酒」。うーん、先日扇辰師匠で聞いちゃったば
かりだからなー・・・小辰さんのこの噺は二度目だが、
なんと、前回も師匠のを聞いた直後だった。

やはり比べると、扇辰師匠のような融通無碍の境地
にはまだまだ・・・あと、若旦那と大旦那が、どっちも
同じような年齢に感じられちゃうんだよね・・・

あ。「泣くか話すか、どっちか片っぽづけろ」と言われ
たお花さんが、とりあえず泣く・・・ってのは可笑しかった。

「不動坊」。確かこの噺、最初は40分超だったような
気がするのだが、今回は35分ほどで、少し短くなった。
・・・どこが変わったかは、よく分からないが。

屋根の上の馬鹿騒ぎで、幽霊役の噺家の為所が、
以前より増えたように感じる。・・・徳さんと万さんの、
喧嘩の仲裁とか・・・ね。


8月に、この会場で、「三人集」の連続公演があるとい
う・・・・エムズさんにしっかり乗せられて、通しのチケッ
トを購入・・・・6日連続で通えば、さすがに道は覚える
でしょう、たぶん。
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2016年05月29日

2016.5.28 雲助蔵出しぞろぞろ&小里ん廓噺を聴く会@浅草見番

2016.5.28 雲助蔵出しぞろぞろ

演目
柳家小多け      道灌
古今亭志ん松     元犬
五街道雲助      品川心中
  (仲 入 り)
五街道雲助      宮戸川

小多け「道灌」~志ん松「元犬」。申し訳ないが眠気に
負けた・・・どちらも、最後の拍手で目覚める始末。
ごめんなさい。

雲助の二席。
「品川心中」。この日のネタ出しが宮戸川の通しだった
ので、おそらく前半で切るだろうと思っていたのだが、
仕返しの後半まで通した。嬉しい驚き。

後半部分を雲助師匠で聞くのは初めて。これがすごく
面白かった。親分の考えた筋書きの、「金蔵の死骸の
マタグラにお染の起請文が張り付いていた」ってのが、
なんか、すごーくリアルで・・・・傑作。

「宮戸川」。"お古いかたちで"との前置きで。
雲助師匠の宮戸川って、何度も聞いたような気がして
いたが、調べたらまだ二度目だった。

前半から、やや抑えた口調で始まり、後半の芝居がか
りにつなげるのは、馬石師も同じ(当然ながら)。
ただ、意外に芝居があっさり目だったかなー・・・内容が
内容だけに、もっとねちっこく、クサく演ってもいいかも?

あ、そうそう。
いつもこの噺聞くたびに、男の半七はともかく、若い娘
のお花を締め出すって、と゜うよ?と疑問を感じるのだが、
この"お古い"型だと、お花の母が継母で、父の留守を
いいことに、継娘いじめをしている・・・ってわかるんです
ねぇ。・・・・お花ちゃん、意外に不幸な生い立ち?


通し二席はさすがに長く、終演とほぼ同時に、夜の会
の開場時間に(笑)

2016.5.28 小里ん廓噺を聴く会

演目
柳家小多け      初天神
五街道雲助      五銭の遊び
柳家小里ん      磯のあわび
  〃        明烏
草柳俊一&小里ん   (トーク)「廓大学」
  (仲 入 り)
柳家小里ん      お直し
      (三味線:昼夜とも、岡田まい)

小多け「初天神」。水菓子屋、飴屋、団子屋。「バナナは
高いからダメだ」に、時代を感じるなぁ・・・確かに、昔は
高かったよ。(病気の時しか食べられなかった)

雲助「五銭の遊び」。初めて聞く噺。有り金5銭で、吉原
に登楼しちゃった顛末を語る。

調べたら「白銅の女郎買い」という別名もあるそうだが、
これは、5銭が白銅貨だったことから。5銭白銅貨は、大
型と小型と二種類あるらしい。雲助師が「今の50円玉を
安っぽくした」と形容していたから、小型の方かな?・・・
大正9年から流通したそうだ。

片手を出して「これだけしかない」・・・女はこれをいくらだ
と思ったのか・・・勝手に勘違いしちゃったんだから、仕方
ないよね・・・でも気の毒だな。こんど景気の良い時に、
ちゃんと裏を返してね。

小里んの三席。
「磯のあわび」。若手で二度、小里ん師で一度聞いている。
内容がブッ飛んでいるだけに、誰のも面白かったが、与
太郎の可愛らしさは、やっぱり、小里ん師が一番。

「明烏」。お初です。若旦那・時次郎が、なんとも堅物の
お坊ちゃまで、酒席でなにか話を・・といわれて、「二宮
尊徳という方は・・・」なんて始めちゃう・・・これ爆笑。

それだけに、吉原と分かってからの周章狼狽がいかに
もそれらしい。そしてまた、その慌てぶりと、翌朝の嬉し
そうな笑顔とのギャップが愉快だ。

「お直し」。初めてではないはずだが、記憶はなし。
ドラマチックな演出ではなく、ごく淡々と語っていながら、
どん底に落ちながらも・・・・というか、どん底だからこそ
切るに切れない、男と女の切ない気持ちが伝わってくる。
(でも湿っぽさはない)

羅生門河岸の客が、女房に死に別れて7歳の女の子が
いると語るのは、初めて聞く設定・・・ま、これもホントか
どうか?

仲入り前のトークは、小里ん師匠の吉原ウンチク。
聞き手の草柳氏は、録音エンジニアにして、キントト・レ
コード(落語のCDを出してる)のプロデューサー。

小里ん師は、(例の)昭和33年3月31日には、御年10
歳で、さすがにそのころの吉原は知らないそうだが・・・・・
でも、その名残りについては、ご見識が相当深くていらっ
しゃる・・・と、再認識。


「寄席で廓噺を演ると、帰り際に『ああいう噺はやめて』
と言って行く人がいる」そうだ。・・・・野暮の極み!

posted by JTm at 11:15| 落語 | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

2016.5.26 日本演芸若手研精会・昼席@お江戸日本橋亭

2016.5.26 日本演芸若手研精会・昼席

演目
柳家小はぜ        のめる
桂 宮治         棒鱈
柳亭市童         竹の水仙
  (仲 入 り)
入船亭小辰        団子坂奇談
柳亭市楽         明烏

小はぜ「のめる」。小はぜさんのこの噺はたぶんお初。
この秋の二ッ目昇進を意識してのネタ選びと見たが、
うーん、もうちょっと頑張らないと・・・ね。ただ、何があ
ろうと噺は切らないってのは上々。

宮治。前々日の高座で張り切りすぎて、肋骨を痛めた
(ヒビが入った?)とかで、「痛い、痛い」と言いつつ・・・
無理しないで、早く医者に行け!っての。

で、入った噺が「棒鱈」。これにはビックリ。響くでしょ、
肋骨に。登場人物全員が、「痛い、痛い」と言い続ける、
この日の限定バージョン。

市童「竹の水仙」。ひぇー、もう、こんな噺を手掛けるん
だ!と、思ってしまったが、ここのところ、研精会には、
かなりご無沙汰していたから、市童さんを聞く機会がな
かったのだ。

市馬師匠直伝なのは明らか。言葉の端々、顔の表情、
等々、よく似てます。弟子だから当然だけど。

小辰「団子奇談」。夏に向けてのブラッシュアップ。
大きな声を出すところで、「今度こそ」と思いつつ、毎回、
ちゃんとビクッ!としてしまう・・・ナサケナイが、完全に
演者の術中。

市楽「明烏」。たぶん、5年ぶりくらいに聞く。さすがに、
前回のことは記憶にないが、演者自身が、大いに自信
を持って演じているようにお見受けした。

頑張ってますね市楽さん・・・なにせ、市馬一門も大所
帯になった(現在、二ッ目4人、前座3人、他に見習い
も)から、筆頭弟子としては張り切らざるを得ないよねぇ。


前日に、慣れない街をさまよった(あの辺、坂が多い!)
のが祟って疲れが抜けず、本日はこれ切り・・で帰宅。
posted by JTm at 10:19| 落語 | 更新情報をチェックする