2017年03月12日

2017.3.12 のれん噺@日本橋社会教育会館

2017.3.12 第41回 のれん噺

なぜか不思議とスケジュールの合わない会で、
一昨年6月以来の参加。その間に、レギュラー
メンバーの喜多八師が亡くなって(ご冥福を・・)
小燕枝師が後に入ったらしい。

演目
春風亭一花     道灌
五街道雲助     幇間腹
柳亭小燕枝     猫の災難
  (仲 入 り)
古今亭志ん橋    長屋の花見
春風亭一朝     中村仲蔵

「かわら版」に告知されていた演目は、「文違
い」「ぞろぞろ」「三方一両損」「長屋の花見」
だったのだが、どうやらこれは、連絡ミスによ
る?誤報だったようで、上記が、当初からの既
定の演目だそうだ。

さらに、さら口に上がるはずだつた志ん橋師匠
が、開演時間を勘違いしたとかで、まさかの遅
刻。雲助師と出番変更に・・・そういえば、前
回来た時も、喜多八師が遅刻だったんだよね・・・

そんなユルーイ雰囲気が、不思議と心地よいの
だから・・・奇妙なものです。

一花。前日に続いての遭遇。売れっ子だねぇ。
「道灌」。前日の真田小僧とは違って、ごく、
オーソドックスな基本形で。

ゆったりした口調でしゃべっていたご隠居が、
途中から早口になったようだったけれど、持ち
時間の関係か?

雲助「幇間腹」。志ん橋師の入り待ち?で、こ
の噺としては異例な長さで丁寧に。

鍼の練習をする若旦那が、稽古台に使うマクラ
が空気マクラで、鍼をさすと空気が抜けちゃう
・・・傑作。

小燕枝。見た目、とっても“枯れた”風情なのに、
噺に入ると、実に骨太な、どっしりした印象に
変わる・・・師匠である五代目小さん師のDN
Aかな?

「猫の災難」。鯛を買って帰った兄貴分が、酒
を呑まれてしまったことに気づき、本気で怒っ
てるな・・と感じた。権太楼師だと、面白がっ
ている部分を感じるのだが。

どっちがいい、とは言えません。どっちも好き
です・・・呑んべぇのひとりとしては、怒りの
方が本当かな?とは思うが。

志ん橋「長屋の花見」。遅刻のお詫びなのかな
んなのか、この噺としては驚くほどの長さ・・・
40分。

大家が用意した肴に、「魚の干物がひとりあた
ま二尾」を追加するという・・・豪華版。
・・・しらす干しだったけどね。

爆笑でした。長かったけど、長さを感じさせな
いほど。

一朝「中村仲蔵」。1月の終わりにこの同じ会
場で聞いたばかりだが、あの時は、風邪の後遺
症?で咳の発作に襲われ、ちと辛かったという
記憶があるので、リベンジ出来たのは嬉しい。

たっぷりの4席、大いに堪能。
次回は、9月18日(祝)開催とのこと。
posted by JTm at 20:18| 落語 | 更新情報をチェックする

2017.3.11 入船亭小辰の会@日本橋ピツコロ

2017.3.11 入船亭小辰の会 その二十三 ~春のコタツ~

演目
入船亭小辰     豊竹屋
  〃       鰍沢
  (仲 入 り)
入船亭小辰     替り目

久しぶりのこの会場・・・見番から流れて来た仲間、
多数。

「豊竹屋」。何度か聞いているが、義太夫の声が、
ずいぶんと響くようになったなあ・・・決して広く
はない会場に、義太夫が渦巻いてます(笑)
・・・「寝床」じゃないんだから・・・

「鰍沢」。一転して静かな噺へ。
ラスト、雪中の逃亡場面・・・積もった雪、晴れ渡っ
た空にかかる鎌のような三日月。

景色が目に浮かぶ・・サスペンスが盛り上がる場面。
ああ、それなのになんと!・・わたし、つい、思っ
ちゃったのです、新助が崖から落ちるところで。
・・・あれ、人形よ!

恐るべし、はん治師匠。小辰さん、ごめん。

「替り目」。今回のネタおろし。演題の意味が判明
するサゲまで通し。

冒頭だけで、誰に習ったかすぐ分かっちゃったけれ
ど、まあ、書かずにおきます。意外にデリケートな
話題らしいので。

「酔っ払いの出てくる噺はあまり持ってない」との
ことだったが、結構、お似合いです・・・地で演っ
てる?・・・これからの“変化”が楽しみな一席。


このピッコロさんでの会、今年は年4回の予定だそ
う・・・次回は6月24日(土)とのこと。なんか、
お酒の噺を、毎回、ネタおろしするらしいです。
posted by JTm at 08:42| 落語 | 更新情報をチェックする

2017.3.11 一朝会@浅草見番

2017.3.11 第四回 一朝会

演目
春風亭一花      真田小僧
春風亭朝之助     壺算
春風亭一朝      二番煎じ
  (仲 入 り)
春風亭一朝      百川
        (三味線:岡田まい)

この会、自由席なので早い時間から並ぶが、それが一
向に苦にならないのは、周囲がみんな、同じ目的、同
じ好みの持ち主ばかりだからかもしれない。

開場後も、友人知人とおしゃべりが続く・・・やがて
聞こえて来た二番太鼓。こ、これは・・・!
笛の音が、素晴らしく際立っている。

間違いなく、一朝師匠の笛です。たぶん、客席の全員
が気づいたかと。盛大な拍手が起きたから。

一花。「本日の開口一番は師匠、一朝の笛でした」と。
・・・やっぱりね。

ということで「開口二番」となった一花さんは「真田
小僧」。誰に習ったのか、前座らしからぬブッ飛んだ
噺だったが、金坊がコマッチャクレながらも可愛らし
く・・・乗せられて真剣に嘆くお父っつぁんも、それ
以上に可愛らしい。

朝之助「壺算」。瀬戸物屋の男が、やたらとテンショ
ン高くてビックリ。独創性を感じた。

朝之助さん、目が真っ赤で、話しながらすごい汗!
前夜、兄弟子の朝也改め三朝師のパーティだったのだ
そうだ・・・盛り上がったんですねぇ。

一朝の二席。
「二番煎じ」。ちょっと季節に遅れたけれど、最後に
もう一回聞けたのは、嬉しい限り・・・今回は、見回
りの役人が、煎じ薬を呑むまでの仕草や表情をたっぷ
り時間をかけて見せていたような印象。

「百川」。これはお初。どうやら蔵出しのようだ。
百兵衛さんの田舎言葉も愉快だが、なんと言っても、
河岸の連中のべらんめぇが心地よい。

すぐにでも、また聞きたいと思う一席でした。
posted by JTm at 08:04| 落語 | 更新情報をチェックする