2017年06月30日

2017.6.29 三三・左龍の会@鈴本演芸場

2017.6.29 第84回 三三・左龍の会

演目
三三&左龍      (オープニングトーク)
桃月庵ひしもち    元犬
柳亭左龍       名刀捨丸
柳家三三       藁人形
  (仲 入 り)
柳家三三       反対俥
柳亭左龍       佃祭
       (三味線:えり、あき)

オープニングのトークは、来年からこの鈴本で
の会は、会場が変わります・・という話。鈴本
さんの方針変更で、6月にやっている“特撰会”
を、普段の寄席に模様変えする由。

なんだかいつになくテンションの高い三三師。

ひしもち「元犬」。雲助一門の元犬だなぁ・・。

左龍「名刀捨丸」。お初?と思ったが、途中で
展開の見当がつき、あれ、どこかで聞いたな・・。
調べたら、もともと講釈ネタのようで、一度、
琴調先生で聞いていた。

生き別れた兄弟の思いがけない再会・・ひとり
は山賊、ひとりは旅人として。

設定はやりきれないが、弟の治三郎の人の好さ
と、盗賊に恵まれた刀が実は・・という、お約
束通りの意外性(・・って、妙な表現だが)が、
落語らしい色付けで、面白く聞いた。

三三の二席。
「藁人形」。扇辰師で聞くことが多い演目で、
三三師で聞くのは、2015年以来。つい、比べ
るが、物語の展開は一緒のようだ。

お熊の薄情さが、なんともお見事。こういう女
を描かせると、三三師はホントに上手いです・・
(誉めたことにならないかも?)

いつも思うのだが、最後に登場する甥の甚吉は、
いったい、何の商売をしてるのか・・喧嘩して
牢から出されたばかりなのに、やけに景気いい
んだもの。

「反対俥」。先日の月例三三で演じたらしい。
月例、行けなくなっちゃった(チケット販売の
手数料が馬鹿高くなったので)から、わたしに
とってはお初です。

冒頭のトークから続く、テンションの高さその
ままに、線路の上をひた走る俥・・・威勢の良
さもさることながら、三三師が歌った!?のに
は、びっくり仰天。

左龍「佃祭」。この噺につきものの、戸隠様と
アリの実の仕込みがなかったので、?と思って
いたが、サゲまで行かず、甚兵衛さん生還のド
タバタまでで切る・・・権太楼師匠の型・・で
しょう。

佃の渡し場の情景、漁師の家の描写、そして、
主人夫婦との会話など、夏の夜の雰囲気が伝わっ
て来る・・・涼しい夜風が吹いて来た。
(冷房の効きすぎか?)
posted by JTm at 09:20| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年06月29日

2017.6.28 池袋演芸場下席・昼の部(その1)

2017.6.28 池袋演芸場下席・昼の部(主任・扇辰)

早く着きすぎて困ったなと思ったが、結果的には
大正解。開場と同時にほぼ満席、やがて立見も。

演目
柳亭市坊      転失気
入船亭小辰     のめる
三遊亭歌実     元犬
柳家喬太郎     幇間腹
ホームラン     (漫才)
春風亭柳朝     一目上り
橘家文蔵      転宅
  (仲 入 り)
入船亭扇里     紋三郎稲荷
柳家さん喬     短命
翁家社中      (太神楽曲芸)
入船亭扇辰     団子坂奇談
        (三味線:松尾あさ)

市坊「転失気」。小坊主というには背が高すぎる
けど・・(笑)

小辰「のめる」。詰将棋を教えてくれたのが、藤
井さん・・ま、今なら当然でしょう。まさに日の
出の勢いだし。詰将棋の研究で強くなったらしい
から、ハマリ役だしね。

ここで、高座返しの市坊さん、「お膝送りをお願
いします」・・おいおい、それじゃ、お客さんに
は分からないゾ、と思ったら、案の定、前座さん
がバタバタ。

一段落して登場した、二ッ目お披露目中の歌実さ
ん、「あんなにあわてなくたって・・『本日は混
みあっていますので、お席に荷物など置かず、詰
めてお座りください』で、いいんですよ」と。

アニさん、さすがのカンロク。

歌実「元犬」。元警察官(だって!)による元犬
・・・でした。

喬太郎「幇間腹」。鍼の教本が、ゴルフと同じ・・
『討ちっぱなしの極意』。たしかに、打ちっぱな
しだったね。

柳朝「一目上り」。先日、弟弟子の朝太郎さんが
演った富士山バージョンかな?と、一瞬思ったが、
やっぱりいつもの雪折れ笹で。・・ま、どっちで
もいいんですが。

文蔵「転宅」。先日の三K辰文舎で聞いたばかり。
いつももっとウケる、「前の家、平屋ですよ」が、
なぜか、イマイチ、不発だったのはなぜ?

扇里「紋三郎稲荷」。やや季節外れの感、無きに
しも非ずだが、噺は面白い。出囃子が扇橋師匠の
「俄獅子」に。師匠も、見守ってます。

さん喬「短命」。えげつなくない、上品なお色気
は、いかにもさん喬師匠らしい。

翁家社中の出番が終わって、扇辰師の出囃子「か
らかさ」が鳴り始める・・・なんか、太鼓の音、
すごく大きい・・これ、絶対、前座さんじゃない・・・

扇辰。出てくるなり、「ちょっとすいません」と
客席に断り、楽屋に向かって「文蔵アニさん、太
鼓、うるさいんだよ!」と。・・あ、やっぱり。

「団子坂奇談」。こちらも三Kで聞いたばかり。
前回は短縮版だったが、今回はフルバージョンで。
・・今回は、驚かないよう身構えていたけれど・・
やっぱり、ちょっと、ビクッ!としちゃったな。
・・・演者の思うツボです。

たぶん、楽日にもう一度、行く予定。
posted by JTm at 10:37| 落語 | 更新情報をチェックする

2017.6.27 扇辰ひとり会@湯島天満宮参集殿

2017.6.27 ぎやまん寄席<湯島de落語> 扇辰ひとり会

演目
橘家かな文      短命
入船亭扇辰      田能久
  (仲 入 り)
入船亭扇辰      竹の水仙

かな文「短命」。ひぇー、もうこんな噺、演る
んだ・・・上手いです。よく勉強してる、とい
う感じ。

扇辰の二席。
「田能久」。先週、三三師で聞いた時に書いた
が、やはり扇辰師匠版は、地の語りがほとんど
なくて、会話で進行している。・・・そして、
ウワバミの顔が・・とっても怖い!

「竹の水仙」。相変わらずちと長いが、好きな
噺でもあり、苦にはならない。

「養子・・八年!」と、宿の主人をからかう甚
五郎・・それが嫌味に感じられないのは、噺の
結末を知っているからか? 

細川のご家来役で、郡山武蔵さん、この日二度
目の登場・・・さすがに、この会のお客さんは、
みなさんご存じで。    
posted by JTm at 09:56| 落語 | 更新情報をチェックする