2017年08月31日

2017.8.30 鈴本演芸場下席・夜の部(その2)

2017.8.30 鈴本演芸場下席・夜の部(主任・甚語楼)

演目
金原亭駒六      金明竹
柳家ほたる      湯屋番
翁家勝丸       (太神楽曲芸)
三遊亭歌奴      好きと怖い
柳家はん治      妻の旅行
笑組         (漫才)
柳家燕弥       普段の袴
春風亭百栄      疝気の虫
  (仲 入 り)
のだゆき       (音楽パフォーマンス)
五街道雲助      辰巳の辻占
林家二楽       (紙切り)
       桃太郎、金閣寺、すしざんまいと花火
柳家甚語楼      試し酒
       (三味線:こう、きょう、えり)

駒六「金明竹」。開場前に、急に強い雨が降って
来たからか、前半の傘を貸す場面から通して。

ほたる「湯屋番」。まだ入りが浅かったので、や
や空回り・・・こういう噺は難しいね。

歌奴「好きと怖い」。「まんじゅう怖い」の前半
部分だけ。身投げ女を助けようとして果たせず、
却って逆恨みされた怪談噺。

はん治「妻の旅行」。お馴染みの。

笑組。背が高い方のゆたかさんが、トレードマー
ク?の帽子を被ってないのはなぜ?と思っていた
が、どうやら、某女性代議士の“暴言”をネタにす
るためらしい・・・。

燕弥「普段の袴」。冒頭に登場する侍が、威厳が
あるのに、どこか馬鹿殿様の雰囲気が漂う・・ち
と不思議な感覚。

百栄「疝気の虫」。最後、“別荘”を目指す疝気の
虫たち・・「あ、更地になってる!」がオチ。こ
れ、初めて聞いたパターン。

のだゆき。前回とまた少し曲目が変更に。ソプラ
ニーノリコーダーも登場した。

雲助「辰巳の辻占」。いつもながら、お玉さんの
キャラクターが、最初の登場時からずっと際立っ
ていて、最後のしれっとしたセリフが活きる。

二楽。最後、ふたつのリクエストがほぼ同時。
すしを食べる客の後ろで、女の子が花火をしてい
る図を切った。

甚語楼「試し酒」。久蔵さんの豪快な呑みっぷり、
次第に酔いを深めて行く描写・・素晴らしい。そ
して、それを見守るふたりの旦那たちが、ちゃん
とその場に居る。

「甚語楼週間」だった今週、立て続けに聞いたが、
改めて、「乗ってるなー」と感じた。今、イチオ
シです、甚語楼師匠。
posted by JTm at 09:14| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年08月30日

2017.8.29 白酒・甚語楼ふたり会@お江戸日本橋亭

5時少しすぎ終演の池袋から、三越前に移動。
すでに、30人前後の列が出来ている。

2017.8.29 白酒・甚語楼ふたり会

演目
柳亭市若       寿限無
柳家甚語楼      夏泥
桃月庵白酒      妾馬
  (仲 入 り)
桃月庵白酒      風呂敷
柳家甚語楼      小言幸兵衛

市若「寿限無」。先日寄席で聞いた時、声が
あまりにも大きくて、客席から笑われたが、
その点のコントロール、この日はOK。

甚語楼「夏泥」。泥棒がだんだん、気の弱い
“本性”を現わして、文無し男との立場が逆転
していく様子が、素直に納得できる。

泥ちゃんの怯えた?表情が、とっても愉快。

白酒の二席。
「妾馬」。白酒師のこの噺、もしかしたらお
初かもしれない。少なくとも記憶にない。
雲助師や馬石師に近い・・一門の噺。

八五郎が大家の紋付の在処を言い当て、「こ
の間探してみた」・・そして、大家の女房は
それを見ていた・・って、これは白酒師のオ
リジナル。

「風呂敷」。こちらは、以前に「白酒ひとり」
で聞いた記憶あり。前半の兄貴分と、助けを
求めに来た熊の女房のやりとりが、以前より
さらにハチャメチャになって、ますます可笑
しい。

甚語楼「小言幸兵衛」。一年ぶりくらい。前
も面白かったが、聞くたびにバージョンアッ
プしているなぁ・・・

仕立屋との話が、途中から完全に幸兵衛さん
の“妄想”になっていき、とまどう仕立屋の表
情が大傑作。


白酒師が、今年になって体調がよくないこと
が多くて・・と言っていたのがちと気になる。
ここのところ、白酒師の噺をあまり面白いと
思えなかったのは、もしかしてそのため?
・・・どうぞ、身体だけは大事にして下さい。
posted by JTm at 10:08| 落語 | 更新情報をチェックする

2017.8.29 池袋演芸場下席

2017.8.29 池袋演芸場下席(主任・三三)

演目
三遊亭あおもり     道灌
林家扇兵衛       転失気
林家正蔵        松山鏡
蜃気楼龍玉       もぐら泥
林家楽一        (紙切り)
      横綱土俵入、ミサイル、プードルとちょんまげ
八光亭春輔       一眼国(+踊り「かっぽれ」)
春風亭三朝       片棒
  (仲 入 り)
古今亭志ん八      ん廻し
林家鉄平        紀州
柳貴家小雪       (大神楽曲芸)
柳家三三        寝床
          (三味線:松尾あさ)

池袋の8月下席は、毎年恒例の「ぽっかぽか寄席」。
正蔵師と三三師が、交代で仲入りとトリを務める。
しかし、この日は、正蔵師、早上がり。

あおもり「道灌」。古典落語は師匠より上だねぇ。
「粗爺ぃ!」とか、「月末に来る借金取りを追い
返す歌はないの?」などというセリフで、ネタ元
は明らか。

扇兵衛「転失気」。小僧の珍念が、ハマリ役。

正蔵「松山鏡」。夏休み最後で、客席に子どもさ
んが何人かいたから、日本昔話風に。・・ただ、
子どもたち、分かったかなぁ?

龍玉「もぐら泥」。マクラに泥棒の話題を持って
来たので、てっきり夏泥かと思ったのだが・・残
念ながら、途中沈没。すいません。

楽一。「プードルとちょんまげ」は、幼い兄弟か
らのリクエスト。お兄ちゃんがプードル、弟がちょ
んまげ。・・侍が犬と戯れる場面を切った。犬は
あまりプードルぽくなかったが、江戸時代にはプー
ドルはいなかったからね、たぶん。

春輔「一眼国」。前段の見世物小屋のあれこれが
とても楽しい。呼び込みの口調が、まさに、その
まんま。

三朝「片棒」。一朝師の十八番をしっかりと受け
継いでいるなぁ・・という印象。声質が甲高いの
が以前ほど気にならなくなった。

志ん八「ん廻し」。六ちゃんの出しゃばりぶりが
なぜだか、不思議と似合っている。

鉄平「紀州」。間に挟むあれこれに、歴史の蘊蓄
を織り込んだ。15人の将軍のうち、一番長生きし
たのは、15代慶喜、将軍在位年数が一番長かった
のは11代家斉・・だそうだ。

小雪。すごーく久々。五階茶碗と皿回し。

三三「寝床」。今月の月例で掛けて、そのあと今
席でも一度掛けているようだ。月例で聞いた時よ
り明らかにバージョンアップ。・・まあ、イイノ
ホールより、客席との距離が近いから、その分も
あるのかもしれないが。

旦那が熱演宣言するたびに、誰かが皿をガチャン
と落とすのは月例の時もやっていたが、その前段
に、旦那が料理の追加を命じたので、そのために、
新たに食器を出す、という「理由付け」が入った。

理屈っぽ過ぎるような気がしないでもないが、個
人的には納得。(わたしも理屈っぽいので)
posted by JTm at 09:38| 落語 | 更新情報をチェックする