2017年09月03日

2017.9.2 扇辰日和@なかの芸能小劇場

2017.9.2 扇辰日和 vol.64

演目
入船亭はい辰     寿限無
柳家やなぎ      青春ナイン
入船亭扇辰      秋刀魚火事
  (仲 入 り)
柳家わさび      露出さん
入船亭扇辰      夢の酒

はい辰。扇辰師匠の三番弟子、初高座である。
客席には、“応援団”多数、と見た。

背が高い・・「はい辰」は、仮の名で、まこと本
名はHIGH辰、というのは、後からの師匠の紹介。

「寿限無」。声も良し、口跡も良し。緊張してい
たのか、何度か言い違いはあったが、悪びれず言
い直していたのも好感。
・・こりゃ、兄弟子ふたり、うかうかしてられま
せんゾ。

ゲスト1・やなぎ。前かたに触発されたのか、自
分の初高座の思い出話、そして、故郷・別海の話・・・
と、マクラが終わらない・・・お前は小三治か!?

ようやく入った本篇は「青春ナイン」。何度か聞
いているが、どうやら、サゲを変えたようだ。

おそらく初めて聞く人が多かったのだろう、野球
部とサッカー部?と思ったふたりの高校生が、実
は将棋部と囲碁部、と判明するところで、客席は
大笑い。

扇辰「秋刀魚火事」。昨秋に一度、扇辰師匠で聞
いているが、やはり、聞く機会の少ない噺だ。

金持ちのくせにケチで因業な地主に、長屋の大家
以下全員が“仕返し”を企てるが、相手はどうやら、
その上を行くヤツのようで・・・。

この、仕返しが上手く行かないという結果が、あ
まり演り手のない理由かもしれない。

ゲスト2・わさび。何を演るか迷っていた?らし
いが、入ったのはなんと、「露出さん」。
百栄師作で、ご本人のは何度も聞いているが、ま
さか、他に演る人がいるとは思わなかった。

言葉の端はしに、百栄師の“顔”が見える・・まだ
ちょっと、消化しきれていないかなぁという印象。

扇辰「夢の酒」。ゲストの選定を誤ったとぼやき
(たぶんシャレだろうけれど)、その“失点”を取
り返すべく?リキの入った噺だった。

実はあまり好きな噺じゃない(若い女房のお花が
嫌い)のだが、今回はそんな好悪を超越して、じっ
と聞き入ってしまった。

扇辰師匠のお弟子さんたちの初高座を見たのは、
今回のはい辰さんが初めて。小辰さんには間に合
わなかったし、辰乃助さんの時は、他の予定があっ
て会に行けなかった。

扇辰一門、ますますの隆盛を祝いつつ。
posted by JTm at 08:52| 落語 | 更新情報をチェックする