2018年01月30日

2018.1.29 八代目林家正蔵三十七回忌追善落語会@日本橋社会教育会館

2018.1.29 八代目林家正蔵三十七回忌追善落語会

演目
春風亭一猿      一目上り
春風亭正朝      蔵前駕籠
桂 藤兵衛      竹の水仙
  (仲 入 り)
八光亭春輔      一眼国(+踊り「すててこ」)
春風亭一朝      明烏
         (三味線:田中ふゆ)

八代目正蔵から、晩年に林家彦六と改名した師匠・・
昭和57(1982)年1月29日に86歳で亡くなった。

残念ながら直に拝見したことはないが、TVの中継
ではよく見たし、その独特の口調は(お弟子さんた
ちがよく真似ていることもあって)、しっかりと耳
に残っている。

昨年1月に続く、第二回目の追善落語会だが、ちと
顔付けが地味?・・・入りはあまりよくない。

去年の会はこちら⇒

一猿「一目上り」。すらすらと調子はいいが、なん
か口先だけでしゃべってるなぁ・・という感じ。
一か所ケアレスミスの言い違いがあったが・・たぶ
ん、本人は気づいていないんじゃないかな?

正朝「蔵前駕籠」。寄席などでもよく演じている噺
で、正朝師匠にはよく似合っている噺だと思う。

飛行機のエンジントラブルで、女性客がいっせいに
化粧を始めた・・というエピソードつき。
これ、何度か聞いたけれど、その度に、自分が実に
例外的存在なんだなぁ・・と思うよ。

藤兵衛「竹の水仙」。聞く機会の多い、扇辰師匠の
噺とほぼ同じ運び・・・そうか、大元は正蔵師匠だっ
たのか・・と思う。

ただ、扇辰師が50分近くかかるところを、35分ほ
どで終わったのはちと驚いた・・何が違うんだろ?

春輔。思えば、昨年のこの会で、初めて拝見したの
だった・・・翌日行った他の落語会で、客席のあち
こちで話題になっていてビックリしたんだっけ。

「一眼国」。これもまた扇辰師版とほぼ同じ筋立て。
“鬼娘”の口上が、場末の見世物小屋らしい雰囲気を
醸し出し、一気に物語の世界に引き込まれた。

そして、今回も立ち上がっての踊り・・「向こう横
町のお稲荷さんへ・・」という歌詞の歌に合わせて
踊るんだ・・とこれまたビックリ。

一朝「明烏」。若手からベテランまで、演じる人の
多い噺だけど、一朝師匠では聞いた記憶がない。も
しかして、かなりのレアものか?

父親が若旦那に着せてやれというのが、よく聞く、
結城ではなく大島だったのが、印象的だった・・ま、
どちらも高価な品らしいから、さぞ、ご利益が大き
いことでしょう、吉原では。

そして、源兵衛・太助の“町内の札つき”コンビの、
べらんめぇの切れの良さ・・・まさしく絶品。
posted by JTm at 11:58| 落語 | 更新情報をチェックする