2018年02月26日

2018.2.25 一朝会@浅草見番

2018.2.25 第七回 一朝会

演目
春風亭朝七     桃太郎
柳亭市童      黄金の大黒
春風亭一朝     明烏
  (仲 入 り)
春風亭一朝     大工調べ
        (三味線:岡田まい)

朝七「桃太郎」。ほんと、見るたびに「年、幾つ
だ?」と訊きたくなっちゃう・・1986年生まれと
のことだが・・・老成しすぎ。でも、この噺の、
こまっちゃくれた坊やには似合いかな。

市童。いつもは一朝一門の二ッ目さんが出るとこ
ろだが、お忙しいとみえて・・あ、いや、市童さ
んがヒマだってわけじゃないでしょうが。

「黄金の大黒」。ちょこちょこと端折りながら、
大黒が恵比寿を呼びに行くめでたいサゲまで通し。
これで20分は立派だが、猫を喰う一件はあまり嬉
しくないなぁ。

一朝の二席。
「明烏」。先月末の正蔵師追善の会で聞いた。珍
しい・・とその時思ったが、本当にほとんどネタ
おろしだったらしい。

前回、なんとなく口慣れない感があったが、もう
すっかり“手の内”に入った感じ。明るい楽しさは、
一朝師匠ならでは。

「大工調べ」。お調べまで通し。2015年夏以来
だから、二年半ぶり。

一朝師匠の噺を聞く機会は、以前に比べると飛躍
的に増えたが、それに伴って噺の種類も増えてい
るようで、逆に、以前の“定番”だったこの噺とか、
片棒、天災・・などという噺に巡り合う割合が低
くなっているように思う。

この噺、聞くたびに、棟梁・政五郎にもう少しの
配慮があれば、何の問題も起きなかったのになぁ・・
と思わざるを得ないのだけれど、今回、一朝師の
お奉行様が、そのことをきちんと指摘しているこ
とに気づいた・・・これ、大いに納得。
posted by JTm at 13:22| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年02月25日

2018.2.24 いとこの会@深川江戸資料館

2018.2.24 いとこの会 第30回記念・5代目小さん特集

この会、ふだんは板橋のどこだかで開催しているよう
で、遠いよなぁ・・と思っていたら、記念の会を深川
で・・というので、初めて参加。

出番順無しにネタ出しされたプログラムを見てビック
リ・・・えー、ほとんどトリネタじゃん!
これ、どういう順番で演るの?・・はい、こうでした。

演目
全員          (ご挨拶)
柳亭市弥        強情灸
柳家緑君        長屋の花見
入船亭小辰       馬の田楽
柳家花いち       へっつい幽霊
  (仲 入 り)
鈴々舎八ゑ馬      長短
柳家小んぶ       らくだ(上)

市弥「強情灸」。一昨年夏の赤坂の会で聞いて以来。
なんか、ふっ切れたみたいな明るさで、楽しい噺に
なった。サゲが独自のものなのは、たぶん前回もそ
うだったと思うが、前より面白いと感じたのはなぜ?

緑君「長屋の花見」。いろいろ不満な点はあっても、
みんなでワイワイやるのは楽しいね・・って雰囲気
の貧乏花見。次々に飛び出すご不満も、また楽しみ
のひとつなのかもしれない。

小辰「馬の田楽」。演るとは聞いていたが、実際に
聞くのはたぶん、お初。つい先日、小三治師で聞い
てしまったので、小辰さんには申し訳ないが、ちと
分が悪い。

ただ、ぽかぽかと暖かい農村の昼下がり、のんびり
した雰囲気はちゃんと感じられた。その中でひとり
焦って走り回る馬方は、お気の毒ではあるけれど。

花いち「へつつい幽霊」。若旦那は登場しないひと
りバージョン。やたらと陽気な幽霊が可笑しい。
途中いろいろ脱線した割には、サゲは古典のまま。

八ゑ馬「長短」。五代目小さん特集と言いながら、
これは上方落語。小さん師のふところの大きさを感
じるなぁ・・・。

時間が押していたので、長さんののんびりセリフに
やや“焦り”が感じられたが・・・聞く方の心境のせ
いかな? 最後、短さんのはたいた煙草が、2服と
も左右のたもとに入ってしまう・・・大変だぁ!

小んぶ「らくだ」。間違いなくさん喬師匠直伝・・
それを35分というのは、なかなかすごい。さん喬
師だったら、50分はかかるだろう(笑)。

小んぶさん、以前、鹿芝居でらくだ役を演っていた
なぁ・・・大きな身体はらくだには似つかわしいが、
噺で活躍するのはくず屋だからね、難しいところ。


プログラムに記されていた予定時刻を、若干オーバー
しての終演。スタッフ、出演者があわただしく片づ
けを始める中、こちらも慌てて退場。

30回の記念品をいただきました!初めて行ったのに・・
(表)               (裏)
0224(1).JPG 0224(2).JPG
posted by JTm at 09:16| 落語 | 更新情報をチェックする

2018.2.24 三田落語会@仏教伝道センター

2018.2.24 三田落語会 昼席

演目
柳家小はだ     道灌
柳家権太楼     代書屋
入船亭扇遊     花見の仇討
  (仲 入 り)
入船亭扇遊     明烏
柳家権太楼     藪入り
      (三味線:太田その)

小はだ「道灌」。小はださんのこの噺は三回目だと
思うが、終始、楽しそうな感じで、気持ちの良い噺。

権太楼。今月ANAでの移動が多く、そのたびに機
内プログラムの落語チャンネルを聞く・・と、文蔵
師匠の「道灌」をベタ誉め。そして、「また今日も
このあと、札幌へ・・ANAです」と。

噺は「代書屋」。意外にも?この会では、まだ演っ
ていなかったようだ。テッパン中のテッパンだから、
もちろん、最高にGOOD。

扇遊の二席。
「花見の仇討」。季節感満載の噺。四人組が、茶番
の稽古をする場面がなく、六部を待ちつつのチャン
バラも、周囲のやじ馬のワイワイガヤガヤで描写し
ただけで、意外にあっさりした印象。

「明烏」。三年ぶりくらいかな。若旦那・時次郎の
初々しさが、なんとも可愛らしく・・・扇遊師匠、
お若い、お若い。

権太楼「藪入り」。昨夏、権太楼ざんまいで“初演”
を聞いている。その時も感じたが、親子の情が強く
出過ぎて、泣きが多すぎるように思うのだが・・・
子どもを持つ方には、共感出来る噺なのかも?


さて、この三田落語会、今回をもって「休会」とい
うことになった。

調べてみたら、2009年の第一回の昼席に行ったのが
最初だった・・・確か、仕事で行けなくなった友人
からチケットを譲ってもらったのだ。

以来、行くたびに次回のチケットを買い、行けない
時はくだんの友人に買ってもらい・・・という調子
で、この第54回まで来た。

最初のうちは昼夜のどちらかに行くだけだったが、
途中から、他に用事がない限り、昼夜通しで見るよ
うになった。誰が出演しても、かならず、満足の行
く口演を聞かせて貰える会だからだ。

ただ、その評判が高くなるにしたがって、チケット
争奪戦?が過熱、次回チケット購入用の整理券確保
のために、早朝から並ぶことになったのは、正直、
参ったなぁ・・と思わないでもなかった。

それでも、いつも、「その価値はある」と思って、
頑張って早起きしたものである。

最後となった今回、夜席には行けず、昼席(扇遊師
匠曰く「きゅうかいの表」)で終わってしまったの
は、ちと残念ではあるが、最初に行った第一回も、
昼席だけだったから、「初心に返った」ということ
にしておこう。

長い間、この会を開催してくださったお席亭、観客
同様、早朝から出張ってくださったスタッフのみな
さん、そして、なによりも、数々の珠玉の話芸を披
露してくださった、出演者のみなさんに、心からの
御礼を申し上げたい。
posted by JTm at 08:30| 落語 | 更新情報をチェックする