2018年03月03日

2018.3.2 小辰の寸法@日本橋社会教育会館

2018.3.2 小辰の寸法 第1回

演目
入船亭小辰       元犬
  〃         五人廻し
  (仲 入 り)
入船亭小辰       蒟蒻問答

13ヶ月に続く、小辰さんの新しい“月例”。
昨年の13ヶ月で、持ちネタはほとんど使いつくした
そうで、今年は初演が多くなる・・とのこと。

「元犬」。小辰さんのこの噺、確かどこかで一度・・
と思うのだが、探しても記録が出てこない。記憶違
いだろうか。
いずれにせよ、レアものであることは確か。

シロくんが、まだまだ人間より犬に近くて、やるこ
となすこと、犬そのまま・・・喜多八師匠が、そん
な風に演っておられたのを思い出す。

奉公先のご隠居が、奇矯なふるまいのシロを、最後
まで面白がって、女中のおもとさんにも「面白いか
らお前も見てごらん」と言う・・これ、楽しくてい
いね。

「五人廻し」。こちらはたぶん初演。扇辰師匠、ほ
ぼそのまんま。・・・なんか、顔まで似て見えるか
ら、師弟って不思議。
(3/4追記:小辰さんのこの噺、昨秋11/3の福袋演芸場が
初演だそうです。ツィッターからご教示いただきました。
どうもありがとうございます)

最初に登場する男の、“吉原の歴史啖呵”が、お見事
で、当然のように中手が来たけれど・・・そのウワ
サの「元吉原」が、この会場のすぐ近くって、知っ
てた?

「蒟蒻問答」。昨夏以来。三回目くらいの遭遇だが、
最後の問答に、俄然、迫力が出てきた感じ。手に汗
握る雰囲気で、大いに堪能。


元犬のあと、十二支の動物の出てくる噺を考えたら、
「未(ひつじ)だけない」と。
帰り道に、つらつらと考えたが、わたしは、あと、
卯(うさぎ)も思いつかないんだけど。

 子・ねずみ=「ねずみ」
 牛・うし=「牛ほめ」
 寅・とら=「ねずみ」「人形買い」
 卯・うさぎ=?
 辰・たつ=「夕立屋」
 巳・へび=「やかんなめ」
 午・うま=「馬の田楽」
 未・ひつじ=?
 申・さる=「猿後家」(人間か)
 酉・とり=「鷺とり」「雁風呂」
 戌・いぬ=「元犬」
 亥・いのしし=「弥次郎」「池田の猪買い」

もっとも、東南アジアでは、うさぎの代わりに猫年
になるらしい・・猫ならいっぱいある。
「猫忠」「猫定」「猫怪談」・・とか。
「猫久」ってのは、人のあだ名・・猿後家と同じく。
posted by JTm at 09:38| 落語 | 更新情報をチェックする