2018年06月08日

2018.6.7 鈴本演芸場上席・昼の部

2018.6.7 鈴本演芸場上席・昼の部(主任・小ゑん)

演目
林家やまびこ        転失気
古今亭駒次         ガールズトーク
松旭斎美智、美登      (奇術)
林家しん平         初天神
古今亭菊丸         子ほめ
ひびきわたる        (漫談)
春風亭一之輔        唖の釣り
宝井琴調          (講談)愛宕の春駒
ロケット団         (漫才)
林家彦いち         熱血怪談部
  (仲 入 り)
ストレート松浦       (ジャグリング)
柳家小八          旅行日記
春風亭正朝         紀州
柳家小菊          (粋曲)
柳家小ゑん         銀河の恋の物語
            (三味線:しん、その)

前日に引き続き鈴本。今度は昼の部。
最近の寄席の常だが、昼の方が入りが良い。たとえ
平日でも。「まともな人は仕事してる時間ですよ」
と、出演者にからかわれつつ。

やまびこ。噺を聞くのは初めて・・のようだ。
「転失気」。童顔なので、小僧の珍念がよく似合う。

駒次「ガールズトーク」。新しい噂話になるたびに
聞き手が見せる、好奇心丸出しの笑顔が愉快。

しん平「初天神」。しん平師のこの噺はお初かな?
お弟子のあんこさんのは何度も聞いたが。金坊が、
常よりもさらに理屈っぽい感じ。飴屋まで。

菊丸「子ほめ」。午前中の疲れが出て?途中で意識
喪失。すいません。最後、サゲ寸前で時間切れ。

一之輔「唖の釣り」。この噺の与太郎は、意外に頭
がいいんじゃない?と感じたんだけど・・・違う?

琴調。寛永三馬術より、「愛宕の春駒」。颯爽と階
段を上りきる間垣平九郎よりも、上り切れずに落ち
た三人と三頭が、とっても気になって、なんか落ち
着かない。

彦いち「熱血怪談部」。ちょっと行き過ぎるくらい
の熱血顧問・・・まさか、「潰してこい!」なんて
言わないだろうなぁ。

ストレート松浦。シガーボックスに新わざ!

小八「旅行日記」。なんか、ますます喜多八師に似
てきた・・・嬉しいけれど、コビーじゃダメだよ。

正朝「紀州」。途中に入るあれこれが、面白かった
という記憶があるが・・・さて、何だっけな?一晩
寝たら、さっぱり・・・。

小菊。梅は咲いたか、並木駒形、寄席スタンダード
ナンバーへの8番、茶っ切節、きりぎりす、都々逸、
気前がよくて、上げ汐。

小ゑん「銀河の恋の物語」。題名だけは知っていた
が、なかなか遭遇できなかった噺で、この一席だけ
で、行った甲斐があろうというもの。

ただ、織姫と彦星が、七夕の短冊の願い事の査定を
する・・という展開は、予想していたのとはちょっ
と、違っていたけどね。

でも、中学生の女の子の可愛いお願いが、どうやら
かなえられそうで、嬉しい結末。そして、この女の
子が、ちょっとウザそうな父親を、決して嫌がって
いない・・・というのは、良いなぁ。

ひとつ残念だったこと。客席中ほどにいた、年配の
女性ばかりの団体が、トリの前に一斉に帰ってしまっ
たこと。時間の都合なんだろうけれど・・あと30分、
なんとかならなかったのかねぇ。
posted by JTm at 09:59| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

2018.6.6 鈴本演芸場上席・夜の部

2018.6.6 鈴本演芸場上席・夜の部(主任・菊志ん)

演目
橘家門朗       道灌
金原亭馬久      真田小僧
翁家社中       (太神楽曲芸)
古今亭菊春      替り目
橘家圓太郎      湯屋番
ロケット団      (漫才)
桃月庵白酒      権助魚
入船亭扇遊      狸賽
  (仲 入 り)
ペペ桜井       (ギター漫談)
古今亭文菊      道具屋
林家楽一       (紙切り)
      横綱土俵入、菊志ん師匠、金正恩
古今亭菊志ん     井戸の茶碗
      (三味線:こう、かよ、あや)  

朝からの雨、梅雨入りも発表されて、いささか
入りは薄い。

門朗「道灌」。前半に四天王のあれこれがつく。
トリでも道灌を演ってしまう師匠の弟子らしい
前座らしからぬ道灌。

馬久「真田小僧」。前半で切るかと思ったが、
薩摩へ落ちるサゲまで通し。14分はお見事。

翁家社中。和助、小花のご夫婦コンビ。

菊春「替り目」。ところどころ語尾がごちゃごゃ
として聞き取れないんだが、それが不思議に魅
力に感じられちゃう・・・酔っぱらいらしい。

圓太郎「湯屋番」。妄想全開の若旦那・・この
日の客席では、ちょっと浮き気味か。

白酒「権助魚」。白酒師のこの噺は、聞いたこ
とあったかな?なんかとても珍しい気がするが。
・・申し訳ないが途中で撃沈。記憶なし。

扇遊「狸賽」。こちらも眠気を引きずって、中
抜け。狸の化けた賽を博奕場に持ち込むあたり
でようやく覚醒した。

ペペ桜井。お元気そうでなにより。後半にちょっ
とだけ、新ネタ?

文菊。「あたしみたいな(イイ男は)噺家には
向かない」と。これが一番ウケたかも。噺は
「道具屋」。イイ男でも与太郎にはなれる。そ
れが芸のチカラ。

楽一。金正恩のお題は、南北首脳の握手を切っ
た。BGMは「アリラン」。お囃子さん、グッ
ジョブ!

菊志ん「井戸の茶碗」。可笑しかったのは、く
ず屋の清兵衛さんが、ふたりの侍の名をついに
ちゃんと言えなかったこと。

高木作左衛門、名前も知らない人の娘を貰うこ
とになる。大胆だねぇ。 
posted by JTm at 08:31| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

2018.6.4 柳家三三独演会@横浜にぎわい座

2018.6.4 柳家三三独演会 横浜三三づくし

演目
柳家三三      短命
  〃       安兵衛道場破り
  (仲 入 り)
柳家三三      不動坊
      (三味線:長澤あや)

時間が早かったので横浜から歩いて桜木町。
ちょうどにぎわい座の裏手にかかるところで、な
にやら見覚えのある後姿が・・三三師の楽屋入り
にバッタリ・・でした。

三三の三席。
「短命」。なんか久々・・って、このところ三三
師の会にはあまり行けてないので、何を聞いても
久々、ではあるわけで。

短命の“謎”が解けた時の八っつぁんの嬉しそうな
顔・・だけど、あまりイヤらしさがないのが良い。
さらっとさわやかな色気。

「安兵衛道場破り」。こちらは今年の1月に続き。
三三師の講談好きはつとに有名で、琴柳先生にお
稽古して貰っているとのこと・・なので、講釈ネ
タの噺は、上手くて当然?

無一文なのに威張ってるという人物は、落語によ
く登場するけれど、その文無し客に、ここまで肩
入れする宿の親父は珍しい。この親父のキャラが
楽しいんだよね。

「不動坊」。今回のネタ出し。前回は、2016年に
同じにぎわい座の会で聞いている。⇒

その時、屋根の上の4人のやりとりに、かなり新
規の工夫を入れていたようだが(すいません、よ
く覚えてない)、今回は、そこはごくオーソドッ
クスな感じに戻した(らしい)。

可笑しかったのは、「お滝さんは三年前からアッ
シのカミさんなんです!」という吉っつぁんを、
「静かに狂う」と評した大家の言葉。秀逸。

一席目のマクラで、かつてシイタケが嫌いだった
という話。給食の献立表をチェックしたとか、給
食室から一番遠い教室にいても「においで分かっ
た」とか・・・

同じようにシイタケが嫌いだったわたしにも、大
いに思い当たるふしありで、とっても共感しまし
た。ただ、わたし、今でもあまり好きじゃないな、
シイタケ。食べないわけじゃないけれど、三三師
のとは違って、「今は大好き」とは言えませぬ。
posted by JTm at 09:20| 落語 | 更新情報をチェックする