2018年07月09日

2018.7.8 小辰の寸法@日本橋社会教育会館

2018.7.8 小辰の寸法 第5回

演目
入船亭小辰       (ご挨拶)
柳亭市坊        転失気
入船亭小辰       一目上り
  〃         棒鱈
  (仲 入 り)
入船亭小辰       心眼

朝、礼文島を発って、フェリー、飛行機、地下鉄と
乗り継いで人形町へ。物好きだねぇ、我ながら。
礼文11℃から、急に31℃の東京へ・・・そのため、
時々、気が遠くなる。

市坊「転失気」。後から小辰さんも言っていたが、
市馬師の口調そのままで、なるほど、師匠は偉大だ。
最後の最後で気を失ったので、唐突にオチが来たよ
うな・・・残念、かつ申し訳ない。

小辰の三席。
「一目上り」。二ッ目になってから演る機会が減っ
たとのことだったが、確かに久々・・2016年1月
以来だ。冒頭の八五郎とご隠居の馬鹿ッ話が、いい
雰囲気。

「棒鱈」。初演ではないらしいが、わたしはお初。
隣室の田舎侍が、なんだか可愛らしくて、江戸っ子
に馬鹿にされちゃうのが、気の毒になる。
・・都々逸は、もっともっと、お稽古してね。

「心眼」。こちらは初演のようだ。扇橋師匠が最後
に演じた噺・・・という印象が強く残っているので、
どうしても“映像”を重ねてしまう。

演者の年齢のためというのが大きいが、梅喜が若い
・・・でも、だからこそ逆に、「見えるようになり
たい」という望みの強さが引き立つ感があり、それ
はそれで結構かも?と、思う。

旅先から落語会に直行・・・こんなの、もう止めよ
う!と思うけど、でもたぶん、またやっちゃうだろ
うなぁ・・・。
posted by JTm at 09:21| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年07月05日

2018.7.4 雲一里@日本橋劇場

2018.7.4 第3回 雲一里

演目
金原亭駒六      強情灸
春風亭一朝      蛙茶番
五街道雲助      もう半分
  (仲 入 り)
柳家小里ん      子別れ(通し)
         (三味線:???)

この日もお囃子さんは不明。いつも通りなら、太田
その師匠だと思うけど。

駒六「強情灸」。もう実力は十分二ッ目さんだなぁ。
7分という口演時間にも驚いた。

一朝「蛙茶番」。一朝師の噺としてはあまりにもお
馴染みだけれど、寄席サイズよりはかなり長い。何
が違うのか?は、よく分からないが。

みぃちゃんの名前を聞いて、「にゃにお?」の声が
裏返っちゃう半次・・番頭さんの計略通り、“持ち
上がった”ねぇ・・結構、純情・・てか、単純?

雲助「もう半分」。“金を掛けずに怪談噺を盛り上
げる”ため、照明をぐーっと落として。

毎夏、一度は聞きたい雲助師のこの噺、今夏は早々
と遭遇。昨夏は聞けなかったので嬉しい。

殺しの場面の芝居振りのカッコよさ、最後の場面の
赤ん坊の不気味さ・・・いやー、ゾクゾクしました。
寒っ!

小里ん「子別れ」。強飯の女郎買い、浮名のお勝、
子は鎹と各々の時間配分が、きっちり19分ずつ、
57分で通した。

小里ん師匠のこの噺はお初だが、いろいろと独自の
要素があるようで、とっても新鮮な感じだった。
最後、オチまで独特で・・・え、でも、これじゃ
「子は鎹」にならない!?
posted by JTm at 07:10| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年07月04日

2018.7.3 柳家三三独演会@文京シビックホール 小ホール

2018.7.3 文京春日亭 柳家三三独演会

演目
柳亭市楽       紀州
柳家三三       茶の湯
  (仲 入 り)
鏡味仙成       (太神楽曲芸)
柳家三三       不動坊
         (三味線:???)

お囃子はナマだったが、演奏者の名は不明。終演後の
演目貼り出しに、書き添えて欲しい・・と、主催者に
お願い。

市楽「紀州」。市楽さんの地噺は珍しい。面白かった
が、ひとつふたつ引っかかった・・

ひとつは、聞き違いのところで例に挙げた、浅野忠信。
・・・わたし、この方知らなかったので、ポカーン?

もうひとつ、大久保加賀守が、尾州侯に将軍職を打診
するセリフに、「いたす」という言葉を使ったこと。
「いたす」は謙譲語で、相手(しかも身分は上)の行
為に対しては使うべきではないかと。

ここはやはり、一般的に「任官あってしかるべし」と
言って欲しかった。

三三「茶の湯」。先日、鈴本で聞いたばかりだが、寄
席サイズより丁寧で、細部まできっちり演っていた。

可笑しかったのは、ご隠居が手作り菓子に入れる正露
丸が、鈴本の時よりぐっと大量になっていたこと。
・・これじゃ、匂いだけで敬遠されそうだけど。

仙成。出演が告知されていなかったのでちとビックリ。
ひとりでの高座を見るのは初めてだ。21歳と自己紹介
があったが、ということは、デビューしたのは10代か。
手足がひょろ長く少年の体型だったのが、がっちりし
て、たくましい感じになったなぁ・・

と、思っていたら、三三師に「まるでお孫さんを見て
いるようですねぇ」と揶揄われてしまった。

三三「不動坊」。こちらもにぎわい座の独演会で聞い
たばかり。でも、短い間に、きっちり手直ししていた。

中で愉快だったのが、最後、不動坊に向かって吉っつぁ
んが「この三流芸人!」と罵ったのを、万年前座の幽
霊が自分のこととして、泣いちゃうところ・・・いや、
これ、キツイでしょ?

三三師の二席、いずれも最近聞いたのと被ったが、わ
ずかの間の“進化”を楽しむことが出来て、これもまた、
楽し、でありました。
posted by JTm at 09:33| 落語 | 更新情報をチェックする