2018年09月19日

2018.9.18 五街道雲助・金原亭馬生長講二人会@日本橋社会教育会館

2018.9.18 十代目金原亭馬生三十七回忌追善
    ~五街道雲助・金原亭馬生長講二人会~

演目
金原亭小駒       手紙無筆
金原亭馬生       唐茄子屋政談(+踊り「こうもり」)
  (仲 入 り)
五街道雲助       らくだ
          (三味線:金山はる)

小駒。先代馬生師の孫、とあっては、この会の前座は
他の兄弟弟子には任せられないところ。と言っても、
ご本人にはそんな気負いは一切ないみたいだけれど。

「手紙無筆」。おじさんの借り物が、「本膳」ではな
く、「大工道具」だったので驚いた。えー、オチはど
うするの?・・・と興味津々だったのだが、残念なが
ら途中で切っちゃった・・・。

馬生「唐茄子屋政談」。馬生師のこの噺は2012年以
来。その時は寄席だったので、前半のみだったが、今
回は通しで。

よく整理されたスッキリした運びで、品格を感じさせ
るのは、如何にも馬生師匠らしい。

若旦那・徳さんは、最後までふんわりとした雰囲気。
貧しい母子に同情したのも、自分が経験した空腹を思っ
て感情移入した・・ということで、別に世の中の理不
尽さに怒っているのではないんだな、たぶん。

だから、大家の家で「誰だ」と訊かれても、「俺は八
百屋だ!」と、高らかに名乗るようなことはしない。
・・・こういう徳さんも、いても良い。

踊りは「こうもり」。ご本人曰く、予定外とのことだっ
たが、そんな訳ないでしょ!

雲助。なんだかすごく久しぶり・・と思ったら、なん
と7月4日の雲一里以来だった。師匠、夏休み?・・
気のせいか、少し、日焼けされたような。

「らくだ」。雲助師のらくだは2016年以来。その時も
火屋までの通しだった。

何と言っても、気の弱い(と見えた)屑屋と、乱暴者
のらくだの兄貴分の、立場が逆転して行く様子を、丁
寧に見せるのが雲さま流・・かな?

あと、らくだの死を知らせに行った先で、月番も大家
も八百屋も、最初、まったく信じないのが妙に可笑し
い。殺したって死なないって、みんな思っていたんだ
ねぇ。

最後は、酔っ払い男4人が、火屋での大騒ぎ。“脱落”
してここにはいないはずのらくだも、実はこっそり混
じっていたかもしれない。
posted by JTm at 09:37| 落語 | 更新情報をチェックする