2018年12月18日

2018.12.17 正太郎百貨店 赤坂支店@赤坂会館(その1)

2018.12.17 正太郎百貨店 赤坂支店 
          歳末感謝祭五夜・第一夜

演目
金原亭駒六     鮑熨斗
春風亭正太郎    うどん屋
瀧川鯉昇      武助馬
  (仲 入 り)
鯉昇&正太郎    (対談)
春風亭正太郎    愛宕山
       (三味線:柳沢きょう)

駒六「鮑熨斗」。あまりにも考えなしの甚兵衛さん
・・・だけど、これじゃ、怒れない。大家さん、1
円、やってください。

正太郎「うどん屋」。演者の年齢から言って仕方な
いけれど、やはり、酔っ払いが若すぎる・・もう少
し年上の、好々爺という雰囲気が欲しいなぁ。

そうでないと、酔っ払いに感情移入が出来なくて、
嫌なヤツって気持ちが先に立ってしまう・・ま、も
ちろん、わたしの個人的感想ですが。

鯉昇「武助馬」。長いマクラがあっちへ行ったり、
こっちへ行ったり。役者になりたかった話や、鹿芝
居の話で、本篇に入り・・ようやく納得。

小屋掛け芝居のドタバタ・・これが、ホントに目の
前で繰り広げられる感じ。ゆるーい話し方なのに、
不思議な臨場感。

対談。鯉昇師の最初の師匠、八代目小柳枝について
の話を中心に。ものすごーい貧乏暮らしだけれど、
そのころは、日本全体が貧しかった、とりわけ噺家
は・・・と。

その意味では、「格差」は今ほどではなかった?

正太郎「愛宕山」。初日のネタ出し。身体をいっぱ
いに使っての大熱演で・・5日間、大丈夫?と心配
になるくらい。

正太郎さんのこの噺は、2016年以来だが、確実に
グレードアップしている感じ。そして、今回は、鯉
昇師との対談が、大いに役立って・・タンポポ、満
開です。
posted by JTm at 10:10| 落語 | 更新情報をチェックする

2018.12.17 巣鴨の小辰@スタジオフォー

2018.12.17 巣鴨の小辰 25

演目
入船亭小辰      野ざらし
  〃        明烏
      (仲入り休憩で途中退席)

夜の会の前に、どうしても片付けなくてはならな
い用事があり、仲入り休憩時に失礼した。小辰さ
ん、ごめん。(あと1席は「鰍沢」だったとのこと。)

でも、今回聞けた2席は、久しぶりの噺だったの
で、十分、満足。

「野ざらし」。昨夏以来だから1年半ぶり。前座
のころから演っている噺だけれど、聞くたびにバー
ジョンアップしている感じ。歌もよくなったし。

「明烏」。こちらは今年の1月以来。純情な若旦
那が、素直なのに強情という、なかなか矛盾に満
ちた性格だが、それなりに納得出来てしまう。

ただひとつ気になったこと。
「注ぐ」は、「そそぐ」より「つぐ」って読んだ
ほうがいいんじゃないかな、この場合。

・・もちろん、間違いではないんだろうけれど、
“もの”が徳利の酒だからねぇ。
posted by JTm at 09:27| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

2018.12.14 国立演芸場中席・夜の部

2018.12.14 国立演芸場中席・夜の部(主任・扇辰)

演目
春風亭一猿        商売根問
入船亭小辰        手紙無筆
柳亭こみち        幇間腹
東京ガールズ       (音曲バラエティ)
柳家さん八        親子酒
古今亭志ん橋       看板の一
  (仲 入 り)
柳家小せん        弥次郎
古今亭志ん橋       からぬけ
翁家社中         (太神楽曲芸)
入船亭扇辰        井戸の茶碗
       (三味線:田中ふゆ、井上りち)

本来の主任は扇遊師匠だが、この日は扇辰師匠が代バネ。
知ってか知らずか(笑)、客席には扇辰ファンが勢ぞろい。

一猿「商売根問」。7日の小満ん師匠の会で聞いたのに
続き。スズメ捕りのところで、落花生と雷おこしを用意
したのに、「芸者のスズメの箱枕」ってのは言わないの?
・・前回もなかったので、ちと気になって。

小辰「手紙無筆」。前座のころよく聞いたけれど、二ッ
目になってからは、あまり記憶がなく・・2015年以来。
そのころからもう、手に入った噺だったから・・安心し
て聞いていられます。

こみち「幇間腹」。能天気な若旦那だが、こみち師にか
かると、なにやら飄々とした雰囲気になる。馬鹿をやっ
ても、どこか憎めない感じ。

さん八「親子酒」。この噺、だいたい、若旦那が酒癖が
悪いという設定なんだが、さん八師匠のは、大旦那も十
分、酒癖が悪いようで。「美人は三日見たら飽きる、醜
女は三日見たら慣れる」なーんて、セクハラもいいとこ。

志ん橋「看板の一」。マクラの間は面白く聞いていたが、
本篇に入って安心したら、急激な睡魔が・・すいません。

仲入り後、紙切りの楽一さんが登場する予定だったが、
出囃子は「せり」。

登場した小せん師、「楽一さんがまだ届いてません」と。
あらま。

小せん「弥次郎」。おはようが凍る北海道は飛ばして、
恐山への武者修行のくだりから。イノシシ出てきますか
らね・・・新年のための準備。

後半、紀州・道成寺での一件は、あまり聞く機会がなく
珍しい。

さて、次に登場するのは?と思っていたら、なんと、志
ん橋師匠が二度上がり!!

志ん橋「からぬけ」。与太郎小噺の総ざらえから、酒の
粕、そして、からぬけへ。志ん橋師門下の前座さんが演
るのは何度も聞いたけれど、師匠自身のは珍しいかも?

扇辰「井戸の茶碗」。客席を見渡して顔ぶれを確認し?
しばらくぶりの井戸茶へ。昨年の4月以来の遭遇。

扇辰師匠の噺に出てくる人たちは、その多くが、冗談が
大好きで、人生を楽しんでるって気がするなぁ。この噺
のくず屋さんと高木作左衛門も、その仲間。

楽しい人たちの、心温まる物語で、めでたくお開き。
posted by JTm at 15:40| 落語 | 更新情報をチェックする