2019年01月28日

2019.1.27 笑えない会Legacy@深川江戸資料館

2019.1.27 笑えない会Legacy よね吉・千五郎ふたり会

演目
座談会        桂 よね吉&茂山千五郎
  (休  憩)
狂言「節分」     鬼=茂山千五郎、
           女=茂山 茂、  後見=井口竜也
  (休  憩)
落語「質屋庫」    桂 よね吉
            三味線=豊田公美子、鳴物=林家染八、桂よね一
  (休  憩)
落言「太郎冠者伝説」 (小佐田定雄作、笑えない会脚色)
           落語=桂 よね吉
           太郎冠者=茂山千五郎、狐=茂山 茂
            後見=井口竜也
            三味線=豊田公美子、鳴物=林家染八、桂よね一

昨年に続く開催の笑えない会・・看板に偽りで、今回も
また大笑い・・ひとつ笑えないのは、プログラムの誤記?
・・・鳴物の染八さん、プログラムは亭号が「桂」となっ
ていたが、調べたところ、たぶん、「林家」が正解。

冒頭のトークは、前回と同じように、この会の発端や名
前の由来について。で、なぜか最後に、学校の先生につ
いての内容に・・・これ、最後の落言の“伏線”だったよ
うで。

「節分」。もうすぐだから、タイムリー?
節分に撒かれる豆を目当てに?蓬莱の島から日本にやっ
て来た鬼・・・ひとり留守番をする女に一目惚れ。

あの手この手で口説こうとするが、女もなかなかしたた
かで・・・

怖がっていた女が「この鬼、もしかして、わたしに本気
で惚れてる?」と気づいたとたん、強気になって鬼の宝
を取り上げるという・・・まさに、惚れた弱み。

「質屋庫」。笑えない噺どころか、大いに笑いどころの
ある噺だと思うが、「質屋というシステムが今の人には
わからないから」と。

というわけで、冒頭にかなり長めの説明が入ったので・・
うーん、ちょっと冗長な感じだなぁ。落語ファンには無
用の説明だった。

噺本篇は、旦那と番頭、丁稚と熊はん、熊はんと旦那と、
テンポの良いやり取りが続いて、快調に大笑い。

「太郎冠者伝説」。過去に「お米とお豆腐」公演でひと
世代前の役者さんが演じたものを、今の時代と演者に合
わせて脚色し直したもの、とのこと。

調べてみると、初演は2003年らしいので、残念ながら、
わたしは見ていない。

そして、RPGという、もっとも現代的なシロモノを題材
にた改訂とあって、正直、付いていくのが大変だった。

ゲーム中の人物である英雄・太郎冠者が、大魔王と対決
・・する前に、その配下の狐と戦う、という場面を、様々
なバージョンで演じてみせる。

いろいろあったけれど、落語バージョンの上手さには舌
を巻く。そういえば千五郎さんは、以前、「狂言師にな
らなかったら何になっていた?」との質問に、迷うこと
なく「落語家」と答えておられたっけ。

次々に、よね吉さんが無茶ぶりするバージョンで演技す
る太郎冠者と狐・・しかしついには、逆襲が・・

なんか、最後はわちゃわちゃのドタバタ、ハチャメチャ
で訳わからん・・てな感じになっちゃいましたね。
ま、それもまた、大いに可笑しかったけれど。      
posted by JTm at 09:17| 狂言 | 更新情報をチェックする