2019年05月22日

2019.5.21 さん喬ひとりきり三夜@日本橋劇場(その1)

2019.5.21 さん喬ひとりきり三夜 第一夜

演目
金原亭乃ゝ香      子ほめ
柳家さん喬       ちきり伊勢屋(上)
  (仲 入 り)
柳家さん喬       ちきり伊勢屋(下)
             (三味線:太田その)

乃ゝ香「子ほめ」。このところ遭遇率の高い前座さん。
着実に上達しているのは感じるけれど。
それにしても、さん喬師匠、女性の前座さんがお好き
なようで(笑)

さん喬「ちきり伊勢屋」。長い噺だからだろう、聞く
機会は多くなく、今まで聞いたのは小満ん師匠とさん
喬師匠からだけ。

さん喬師匠で聞いたのは、2016年3月の鈴本余一会。
その時は、40分+50分だったが、今回は60分+50分
と、かなり長くなった。

どこが変わったのか?・・前回公演の記録を見ると、
割と先行の演者の通りを忠実に演じていたようだが、
今回は、如何にもさん橋師匠らしい“味付け”に。

例にあげると、「鴻池の犬」とか「雪の瀬川」のよう
な感じ。

どっちかというとちゃらんぽらんな若旦那気質だった
主人公・伝次郎が、純情で生真面目で、可愛らしい青
年に。そう、周囲のみんなが、彼を大好きで自然に応
援したくなってしまうのだ。

そして、伝次郎が助ける身投げ親子は、母と娘ではな
く父とふたりの娘に変えていた。これもまた、新たな
結末への伏線。

こういうドラマチックな、演劇的な盛り上げ方は、今
や、さん喬師匠が第一人者・・面目躍如の口演でした。

ただちょっと気になったのは、伝次郎に寄り添う幇間
の名を善平としていたこと。主人公が伝さんで、幇間
が善さん・・耳で聞くと、区別が曖昧なんで・・。
posted by JTm at 09:27| 落語 | 更新情報をチェックする