2019年08月03日

2019.8.2 小満ん夜会@日本橋社会教育会館

2019.8.2 小満ん夜会

演目
春風亭朝七      たらちね
柳家小満ん      応挙の幽霊
立川龍志       小言幸兵衛
  (仲 入 り)
柳家小満ん      大山詣り
         (三味線:田中ふゆ)

会場に行く前に食事をしようと歩いていたら、道の
向こうに前座の朝七さん。なにやら口の中でブツブ
ツ言いながら歩いていたようだが・・お稽古?

朝七「たらちね」。朝七さんのたらちねは、18歳と
いう設定の新妻が、なんだかおっ母さんみたいなの
がめちゃくちゃおかしい。年、いくつ??

小満ん「応挙の幽霊」。小満ん師匠のこの噺は2016
年以来で2度目。幽霊と名残の酒を酌み交わす道具
屋が、のんびりとした雰囲気で、ホント、好い人。

掛軸を100円で買った客が、最後に「応挙だぞ。何
千円もする」と種明かしをしたのに、「どうせ市で
2円で買ったもの・・100円、いい客だなぁ」と、
飄々としている。好きだなぁ、こういう人。

そして、江戸切子・・「薩摩もいいがこういう酒に
はさっぱりと江戸切子」・・江戸末期の江戸切子は
透明なガラスに細工をしたものだそうで、薩摩切子
のほうは色ガラスを使ったとか。

これが一事が万事、次々に色々な蘊蓄が繰り広げら
れる・・・小満ん師ならでは。

トクトクトクと注がれるウイスキーの香りが、はっ
きりと伝わってきた。

龍志「小言幸兵衛」。昨年一度フルバージョンで聞
いているが、今回は、ふたり目の店子候補までで切っ
た。最初に飛び込んでくる豆腐屋のべらんめぇが見
事だなぁと思ったら、龍志師、墨田区出身だそうで。

最初のところで、幸兵衛さんは女房に小言を連発す
る・・もしも、この女房が完璧女房で小言の余地が
ゼロだったら、とっくに離縁したんじゃなかろうか?

小満ん「大山詣り」。今回のネタ出し。
意外だったのは、冒頭で“決め式”の提案をするのが、
先達さんではなく、参加者たちの方だったこと。

毎年騒動が起こるから、今年はもう行きたくないと
言う先達さんを、なんとか説得しようと参加者たち
の方から、「文句を言ったら2分、暴れたら坊主」
と持ち掛けるのだ。

ふつうは、いつも騒動を起こす熊さんとは一緒に行
きたくないという仲間たちを、先達さんの方が説得
するのだけれど。

ちょっとしたことだが、熊さんと仲間たちの関係が
少し変わって見えたのは面白い。
posted by JTm at 07:33| 落語 | 更新情報をチェックする