2020年06月30日

2020.6.28 YouTubeで逢いましょう!by茂山狂言会(その14)

2020.6.28 YouTubeで逢いましょう!part14

演目
(ご挨拶~トーク)
     茂山逸平、茂山千之丞、井口竜也、茂山 茂
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その1
     
(トーク)
     逸平、千之丞、井口、茂
 狂言「酢薑(すはじかみ)」
     薑売り=島田洋海、酢売り=増田浩紀
(トーク)
     茂山千五郎、逸平、増田、山下守之
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その2

(トーク)
     千五郎、逸平、増田、山下
狂言「飛越(とびこえ)」
     新発意=茂山宗彦、檀家=茂
(トーク)
     逸平、宗彦、鈴木 実、島田
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その3

(トーク)
     島田、宗彦、茂、鈴木、千之丞
狂言「鶏聟(にわとりむこ)」
     聟=千之丞、舅=千五郎、太郎冠者=井口、
     教え手=逸平、   後見=島田
(トーク~告知、附祝言)
     逸平、茂
   附祝言「猿唄」   茂山千五郎 外一同

第14回目の配信は、その前日に京都・円山音楽堂で開催
されたイベント、「WE'RE BACK KYOTO」の話題を中
心に、そのダイジェスト映像を交えての会に・・題して、
「WE'RE BACK DEMACHI」・・茂山千五郎家のこ本家
は、京都・出町にあります。

前日のイベントは、茂山家の主催で、京都に本拠を置く
伝統芸能関係の演者さんが、総出演の超豪華版。

いつもなら、何を措いても駆けつけるところだが、コロ
ナ禍とあって、観客は京都府および近畿各県在住者のみ
という制限・・・しかも、野外の2,000人超入る会場に、
200人しか入れないという・・採算とれるのか?

当日の記録映像を、茂さんが徹夜で編集してくださった
そうで、15分弱のダイジェスト版を3本配信・・後日、
もう少し長めのものを、公開してくれるとのこと。

能楽、日本舞踊、太鼓に笛、三味線。そして落語に、も
ちろん狂言も!

バラエティに富んだ豪華プログラムは、会場にいらした
方たちが、うらやましい限り・・(あー、京都に住みたかった―!)

前日の野外(暑かったそう)での長時間のイベントにも
かかわらず、この日も出町に、若手が全員集合。楽しい
おしゃべりと、楽しい狂言を見せてくれた。

こんな具合で、ぼちぼち各地での公演が再開しつつある
ので、この「YouTubeで逢いましょう!」は、次回7月
5日の第15回を一区切りにするとのこと。

そのあとは、毎週日曜日・・ということではなくて、み
んなの都合の合う日時で不定期配信・・するようです。  
posted by JTm at 16:29| 狂言 | 更新情報をチェックする

2020年06月22日

2020.6.20 YouTubeで逢いましょう!by茂山狂言会(その13)

2020.6.20 YouTubeで逢いましょう!part13

演目
(ご挨拶~トーク)
     茂山逸平
     リモートゲスト 若柳吉蔵(日本舞踊若柳流家元)
             田賀屋夙生&島田洋海
狂言「舎弟」
     弟=茂山虎真、兄=茂山竜正、
     教え手=茂山七五三
(トーク)
     逸平&田賀屋夙生、島田洋海
新作狂言「濯ぎ川」(飯沢 匡=作)
     夫=鈴木 実、女房=井口竜也、
     姑=茂山宗彦
(トーク)
     逸平&若柳吉蔵
     桂 よね吉
狂言「千鳥」
     太郎冠者=茂山 茂、主人=山下守之、
     酒屋=茂山千之丞、  後見=柴田鉄平
(トーク~告知~附祝言)
     逸平&竜正、虎真
   附祝言「猿唄」 茂山 茂 外一同

ついに、13回目となってしまった非接触型狂言会だが、
どうやら、“接触型”の方のお仕事も、ぼちぼち回復し
ているようで、今回は、ご当主・千五郎さんは、大阪
でのお仕事で不在。

そして、日曜日ではなく土曜日の配信となったのは、
翌日曜日は、科学技術庁長官の茂さんが不在だから・・
とのこと。

配信のためには、長官はご当主より大事ってことで。

移動解禁を受けて、島田さんは岡山の実家に帰ったそ
うで、今回はご実家のお父上とともに、リモート参加。

田賀屋夙生さんは、四世千作師のお弟子さんで、島田
洋海さんのお父上。田賀屋は、代々の屋号を芸名にし
たとのことです。

なんと、このコロナ禍の中で、急性胆嚢炎を発症し、
緊急手術を受けられたそうで・・島田さん、帰れなく
てヤキモキなさったでしょうね。お察しします。

もうひとりのゲストは、月末のイベント「WE'RE BACK
KYOTO」にも参加される、日本舞踊家の若柳吉蔵さん。

失礼ながらお名前を存じ上げなかったので、Wikiで調
べてびっくり!・・なんと、明治の有名な噺家・三遊
亭圓遊(ステテコの圓遊)の家系だそうで。

圓遊の息子が、噺家から舞踊家に転じ、若柳流家元と
なった・・というのだが、いつから京都に?が、今ひ
とつよくわからない。

京都・伏見にお住まいで、外出自粛の間は、ひたすら、
伏見稲荷周辺を歩いていた・・今、お稽古が再開して、
歩く時間をどうひねり出すか?に苦心している・・と
のこと。完全に、歩き優先?

狂言は三番。
「舎弟」は、不在の千五郎さんに代わって、高校一年
生の息子さんふたりが活躍。本物の兄弟が、役柄でも
兄弟を演じた。

双子とはいえ、長男は竜正くん・・「虎真はこの先、
まず、兄役を演じることはないだろうな」というのは、
自身、次男坊の逸平さんの感想。

「濯ぎ川」は、新作とはいえ、昭和28年の作だそうだ
から、もう半分古典。ここに出てくる女ふたり、数あ
る狂言の中でも、一番というくらい、“わわしい”・・

姑役の宗彦さん、目いっぱいのわわしさ発揮・・もし
かして、いつぞやの「ドッキリ!」の意趣返し?

「千鳥」は、金もないのに酒を取りに(買いに、では
なく)行かされる太郎冠者のお話。

いかにして、酒屋を煙に巻き、酒を手に入れるか・・
知恵をしぼる太郎冠者と、酒屋の駆け引き。

結局、酒屋は騙されちゃうんだけれど・・でも、なん
か、嬉しそうなんだよね。
これ、いつかは絶対に払って貰えるという、信頼関係?

最後に告知。
月末のイベント「WE'RE BACK KYOTO」は、観客の
参加要件を、京都府内在住から近畿2府4県にまで拡大
するとのこと。

そして、前回の配信で告知のあった、山本太郎画伯との
コラボTシャツが、販売開始!
ここで買えます⇒ http://clubsoja.shop-pro.jp/
posted by JTm at 09:25| 狂言 | 更新情報をチェックする

2020年06月16日

2020.6.15 落語坐こみち堂@国立演芸場

2020.6.15 落語坐こみち堂Ⅸ -柳亭こみち独演会-

演目
開演前 取材写真撮影タイム(フェイスシールド付)
     柳亭こみち
     太田その、柳亭市坊
     「〇〇マーチ」「序の舞」
  ***************************
「寄席囃子教室」
     司会 柳亭こみち
     三味線 太田その  太鼓 柳亭市坊
      一番太鼓、仲入り太鼓、追出し太鼓
      「二上がりかっこ」「祭囃子」「あやめ浴衣」
      水音、波音、幽霊三重
            「ハッピーバースデイ」「ハレルヤ」(太鼓はこみち)
      所作「芸者さんの一日」こみち
       唄・三味線 太田その

柳亭市坊      転失気
柳亭こみち     妻の酒
  (仲 入 り)
柳亭こみち     船徳と嫁姑
         (三味線:太田その、鳴物:柳亭市坊)

土曜日に続き、国立演芸場へ。
同じように客席数を減らしての公演だが、どの席を
使うかは、微妙に違うようで、これは会場のという
より、主催者側の判断で決めているのだろう。

入場してすぐ、手渡されたのがなんとフェイスシー
ルド。なに?これつけて見ろって言うの?
やだよー・・・って思いましたね。気になって集中
できないじゃないですか。マスクでいいでしょ?

まあ、結局、“強要”されたのは、開演前の取材時間
だけだったけれど・・主催が某新聞社なので、仕方
ないかなー・・・

どんな記事になるかは知らないけれど、本番開演後
もシールド付けていた人はほんの一握りの方だけだっ
たことを付記しておきます。最後まで全員つけてい
たって書いてあったら、嘘ですからねー・。

縮小開催で当初予定のゲストがなくなり、代わりに
その師匠メインの寄囃子教室。

最後の所作は、美しい唄声に乗せて、芸者さんの一
日を・・この芸者さんが、すごい酒呑みだったのは、
あとの噺への伏線だったろうか。

市坊「転失気」。小僧の珍念さんに小ズルさがなく
て、無邪気な感じなのは市馬師匠の教えか、本人の
持ち味か・・個人的には好感。

こみち「妻の酒」。初めて聞く噺。調べたら有崎勉
(柳家金語楼)作の、昭和初期の新作らしい。

亭主が毎晩酔って帰るので、妻はご立腹。これじゃ
わたしは生きていてもしょうがない、女房を殺して
まで呑みますか!?・・とまで言われた亭主は、友
人の入れ知恵で逆に女房を酔わそうと・・。

女房の見事な酔いっぷりを見せるのが、「目玉」の
噺のようだが・・・すいません、またも睡魔が・・・
気づいたらサゲだったというお粗末。ごめんなさい。

こみち「船徳と嫁姑」。これは以前に寄席のトリで
聞いている。新米船頭の徳さんの舟に、嫁と姑の女
ふたりが客になる。

前回聞いたのは秋だったためか、四万六千日のこと
には触れなかったが、今回は季節もよし、「お暑い
盛りでございます」から。

お互い何の遠慮もなく、丁々発止のやりとりを繰り
広げる女ふたりが、なんともこみち師らしい造形で
堪能した。
posted by JTm at 10:37| 落語 | 更新情報をチェックする