2017年01月23日

2017.1.22 落語と狂言の会「お米とお豆腐」@江東区文化センター

2017.1.22 落語と狂言の会2017「お米とお豆腐」

演目
口上トーク      小佐田定雄、
            茂山七五三、茂山あきら、桂文之助
落語「桜の宮」     桂文之助
狂言「文山立(ふみやまだち)」
           山賊甲=茂山七五三、
           山賊乙=茂山あきら    後見=増田浩紀
  (休   憩)
落言「鳩の糞」     落語=桂文之助
           宇宙人α=茂山七五三、宇宙人β=茂山あきら
                       後見=井口竜也

開演時間前のゆるゆるトークは、落語と狂言の仕草の
違いについて・・・これが、後の狂言や落言に活きて来
るとは・・・この時は夢にも知らず。

落語「桜の宮」。江戸の落語の「花見の仇討」である。
小佐田先生の解説によると、この噺は発祥は江戸なの
だそうだ。上方起源の噺が多い中、珍しいかも。

お江戸版と少し違うのは、茶番を計画するのが、浄瑠璃
の稽古屋仲間というところ。そして、言い出しっぺの定や
んが扮するのは、仇の浪人ではなく六部。

花見の場で先に煙草を喫んでいるのは、巡礼兄弟。そこ
へ浪人者が火を借りにきて、チャンチャンバラバラ・・・つ
いでながら、彼らの刀は、本身ではなく芝居の小道具だ。

・・・という、細かい違いはあるけれど、洒落を解さない無
骨な侍(どうやら薩摩者らしい)が登場して、混乱を巻き
起こす顛末は同じ。・・・ひと足早い、お花見気分を満喫。

狂言「文山立」。昨夏の納涼狂言では、若手が演じたけ
れど、今回は、大ベテランおふたりの顔合わせ。

お馬鹿な山賊ふたりが、獲物を取り逃がしたことから喧
嘩になり、果し合いに及ぶが、「その前に遺書を書こう」
ということになって、さらさらと手紙をしたためる。

前かたの「桜の宮」では、六部役の定やんを引き留める
高津の伯父さんが無筆だったのだけれど、ここでは、山
賊でさえも字を知っている・・・もしかして、斧定九郎みた
いに、もとは侍だったかな?

落言「鳩の糞」。宇宙合衆国大統領・カルタ氏の命令で、
地球の生物を調査に来たふたりの宇宙人・・・怪しまれ
ないようにと、鳩に化けて、郊外に新築したばかりの家
のベランダで、地球人を“観察”・・・

このあと、京都、大阪での公演もあるそうだから、ネタば
れになるようなことは書きません。・・・ただ、鳩の衣裳、
よく出来ていたなぁ!

終演後、ロビーにて。
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posted by JTm at 10:15| 狂言 | 更新情報をチェックする