2017年09月09日

2017.9.7 通ごのみ 扇辰・白酒@日本橋劇場

2017.9.7 通ごのみ 扇辰・白酒

演目
柳家あお馬      道灌
桃月庵白酒      しびん
入船亭扇辰      鰍沢
  (仲 入 り)
入船亭扇辰      秋刀魚火事
桃月庵白酒      厩火事
        (三味線:柳沢きょう)

あお馬「道灌」。前座さんらしくきっちり
基本形・・ああしかし、昼からの眠気を引
きずる身には、いささか辛かった。

白酒「しびん」。この噺、何度聞いても、
道具屋がさほど悪いようには思えない・・
まあ、演者もそのように演じているのだろ
うが。

しかし、昔のしびんの中には、花器として
も通用しそうなものが本当にあったようだ。
陶器製ですからねぇ。

扇辰の二席。
「鰍沢」。マクラ聞きつつ、あれ、もしか
して?・・でも、まさか・・と思っていた
ら、本当にそうだった。

うーん、しかし、この日の体調に、この笑
いのない噺は、ちと辛い・・・

頑張っていたのだが、後半、雪の中を新助
が逃げ惑う場面が、なんとも幻想的なもの
に感じられ・・・うん、でも、これも悪く
ない。

「秋刀魚火事」。「“通ごのみ”ですから・・」
との前置きだったが、先日、扇辰日和で聞
いたばかりだったので、ちと残念。

出来れば今秋は意外に遭遇率の低い、目黒
の方を聞きたかったな。

白酒「厩火事」。火事つながり?

女髪結夫婦の喧嘩の原因は、芋・鮭論争。
朝早い仕事があるのに寝坊してしまった女
房が、「時間がないから朝のおかずは鮭」
と言うのに、亭主は「芋を煮てくれ」と。

これ、誰だって喧嘩になるでしょ。
自分は家で怠けているくせに、仕事に行く
女房にわがまま言ってるんだから。

よく聞くパターンの、亭主が夕飯の支度し
て待ってるのに、女房が遅くなるという設
定より、この芋・鮭亭主は、より怠け者。

なので、最後のオチのセリフに、より一層
皮肉が効いている。
posted by JTm at 08:35| 落語 | 更新情報をチェックする