2018年05月08日

2018.5.7 春風亭一花二ッ目昇進披露公演@内幸町ホール

2018.5.7 春風亭一花二ッ目昇進披露公演(その1)

一日おいて二回の公演がある。まずは第一日。

第一日演目
「昇進披露口上」
  (下手から)一蔵(司会)、一花、一朝
春風亭一猿        一目上り
春風亭一蔵        鷺とり
春風亭一朝        妾馬
  (仲 入 り)
江戸家小猫        (物まね)
春風亭一花        雛鍔

開口一番?が口上ってのも、あまりないパターン。
司会に緊張気味の一蔵さんを、一朝師匠が揶揄う
ような雰囲気で、それとなくカバーし、“家族愛”
にあふれた口上に。

一朝師匠が、まるで娘を嫁がせるお父さんみたい
なことを話し、一蔵さんともども、「ろくでもな
いムシは、絶対に近づけんゾ!!」と、睨みを利
かせたのが、なんとも微笑ましい。

一花ファンのお若い男性諸君、ご用心・・かなり
ハードル高そうです。

一猿「一目上り」。先月末に、この同じ会場で聞
いたばかり・・・さては、あの時はお稽古だった
のか。

一蔵「鷺とり」。今や、お得意の噺のひとつだと
思うが、今回はいつもの「稀勢の里の由来」では
なくて、「春風亭一花の由来」に、サゲが変わっ
てました。

一花さんが、浅草橋出身とは聞いていたけれど、
老舗のかばん屋さんのお嬢さんだとは・・知らな
かったなぁ!

一朝「妾馬」。流れから言って、これは長すぎる
でしょう・・?と、思いつつ聞く。途中、ちょこ
ちょこと端折って、27分。
この編集の仕方は、さすがだなぁと思う。寄席で
鍛えた師匠ならでは。

そして、出世・・それも、八五郎より先に妹のお
鶴が出世するこの噺を、師匠はどうしても、ここ
で演りたかったんだなぁ・・と、勝手に感動。

小猫。一花さんとは、大学の同窓生とか。
うちの近所に、救急車のサイレンに合わせて遠吠
えするワンコがいるのだが・・・思い出しちゃった。

一花「雛鍔」。前日の燕弥師と被った。久しぶり
に二日続きの落語会だったのだが、そこで、二席
(鷺とりと雛鍔)が被るって、どういうこと?

もちろん、演者が違えば、まったく別ものではあ
るんだけどね。

一花さんのこの噺は、もちろん、お初。勉強会で
は演っていたらしいから、初演ではないようだ。

こまっちゃくれていながら可愛らしさいっぱいの
金坊と、それに振り回されているお父っつぁん、
比べると余裕しゃくしゃくのおっ母さん。三者三
様の、家族の在り方がなんとなく心地よい。

・・・マクラに振った、一花さん自身のご家族の
話が、とても効果的だったという印象・・・「叱
られるの覚悟で」と一花さんは言っていたが、お
母さん、どうぞ、お手柔らかに、ね。
posted by JTm at 20:42| 落語 | 更新情報をチェックする