2018年05月16日

2018.5.15 一天四海@国立演芸場

2018.5.15 一天四海 -葵祭の刻-
      龍志・扇遊・鯉昇・正蔵の会
       
演目
瀧川鯉佐久      牛ほめ
林家正蔵       一文笛
瀧川鯉昇       へっつい幽霊
  (仲 入 り)
入船亭扇遊      夢の酒
立川龍志       花見の仇討
         (三味線:恩田えり)

先月のにぎわい座に続き、元・睦会の公演・・本当に
たまたま、なんですが。

鯉佐久「牛ほめ」。与太郎の“家ほめ”失敗談に、いく
つか聞きなれないクスグリがあったが、芸協流?それ
とも鯉昇一門流だろうか?

正蔵「一文笛」。2015年以来だが、正蔵師の噺とし
ては、よく遭遇するように思う。米朝師直伝?という
ことで、大事にしている噺なのだろう。

親切のつもりが仇になって、子どもを死なせそうになっ
た凄腕のスリが、きっぱりと足を洗う・・でも?
ハサミは使いようと言うが、スリの技も同じか。

鯉昇「へっつい幽霊」。鯉昇師のこの噺はたぶんお初。
若旦那が登場するふたりバージョン。熊さんが、金を
見つけて「無理してでもひとりで引きずってくればよ
かった・・・」と言う。それが、いかにも正直な本音
という感じで、妙に感心した。

扇遊「夢の酒」。これはもう、お得意の、間違いのな
い噺で、いつも通りちゃんと面白い。扇辰師版と比べ
ると、お花さんが少し年上かな?という印象・・・。

龍志「花見の仇討」。季節外れの噺になってしまった
・・という反省から。「春だし、いいや、と思ってい
たが、夏の陽気で・・」と。
いや、5月も半ばの会に、花見はいくらなんでも・・。

でも、季節関係なく、噺は結構でした。

“趣向”の舞台は、上野でなく飛鳥山。三人のチャンバ
ラの描写は意外に少なくて、代わりにワイワイと勝手
なことを言うヤジウマたちの描写が愉快だった。

この会初めてなので、よく分からないが、副題の「葵
祭の刻」は、どういう意味なのか?・・なんか、ちな
んだ噺でもあるのかと思ったのだが、どうやら、単純
に、季節を示しているだけ?

2018年の葵祭は、この日が開催初日。
posted by JTm at 08:59| 落語 | 更新情報をチェックする