2018年05月28日

2018.5.27 柳家三三独演会「春」@東京芸術劇場プレイハウス

2018.5.27 柳家三三独演会「春」

演目
柳亭市江      もぐら泥
柳家三三      質屋庫
  (仲 入 り)
柳家三三      居残り佐平次
         (三味線:???)

この会、諸般の事情でしばらく行ってなかった。いつ
からか、会場が変わったようで、しかも昼公演・・と
いうから、久々に参加。

芸術劇場プレイハウスって、初めてだよなぁと思って
いたが、途中で奇妙な既視感・・はるか昔に、一度、
来たことある! それが落語教育委員会の公演だった
のも思い出した。2010年1月。

調べてみたら、そのころは単純に中ホールという名称
だった。その後に、大規模改修が入ったようなので、
それを機に名称が変わったのだろう。

なんて、そんなこと、どうでもいいよね。

市江「もぐら泥」。市江さんのこの噺はたぶんお初。
月末の勘定にそろばんをはじく亭主と、その脇で座っ
たまま居眠りする女房・・・静かでわびしい風景が、
泥棒の侵入(腕だけ)で、一変する。

金がどうにかなるかも?という期待以前に、平凡な日
常とは違う状況に、夫婦(特に亭主)が、心をわき立
たせている雰囲気が感じられた。

三三の二席。いずれも40分超の長講。
「質屋庫」。2015年夏のにぎわい座以来。マクラで
天神様の話をするから、そこでネタが判明する。

小僧のさだ吉の小ずるさが、三三師ならでは(笑)。
芋羊羹三切れを手に浮かべる“会心の笑い”が、なんと
も愉快。

「居残り佐平次」。こちらは2016年の三三・左龍の
会以来。スピーディな展開は以前と同様。そして、イ
ノどん・佐平次に、新しい芸・・と、新しい衣裳まで。

結構な噺だったけれど、ひとつだけ。
最後、旦那との会話で芝居調になる佐平次のセリフ、
「生まれついての悪性で」。この悪性をワルショウと
言っていたけれど、芝居好きとしてはやはり、アクショ
ウと読んで欲しいです、はい。
posted by JTm at 08:46| 落語 | 更新情報をチェックする