2018年07月04日

2018.7.3 柳家三三独演会@文京シビックホール 小ホール

2018.7.3 文京春日亭 柳家三三独演会

演目
柳亭市楽       紀州
柳家三三       茶の湯
  (仲 入 り)
鏡味仙成       (太神楽曲芸)
柳家三三       不動坊
         (三味線:???)

お囃子はナマだったが、演奏者の名は不明。終演後の
演目貼り出しに、書き添えて欲しい・・と、主催者に
お願い。

市楽「紀州」。市楽さんの地噺は珍しい。面白かった
が、ひとつふたつ引っかかった・・

ひとつは、聞き違いのところで例に挙げた、浅野忠信。
・・・わたし、この方知らなかったので、ポカーン?

もうひとつ、大久保加賀守が、尾州侯に将軍職を打診
するセリフに、「いたす」という言葉を使ったこと。
「いたす」は謙譲語で、相手(しかも身分は上)の行
為に対しては使うべきではないかと。

ここはやはり、一般的に「任官あってしかるべし」と
言って欲しかった。

三三「茶の湯」。先日、鈴本で聞いたばかりだが、寄
席サイズより丁寧で、細部まできっちり演っていた。

可笑しかったのは、ご隠居が手作り菓子に入れる正露
丸が、鈴本の時よりぐっと大量になっていたこと。
・・これじゃ、匂いだけで敬遠されそうだけど。

仙成。出演が告知されていなかったのでちとビックリ。
ひとりでの高座を見るのは初めてだ。21歳と自己紹介
があったが、ということは、デビューしたのは10代か。
手足がひょろ長く少年の体型だったのが、がっちりし
て、たくましい感じになったなぁ・・

と、思っていたら、三三師に「まるでお孫さんを見て
いるようですねぇ」と揶揄われてしまった。

三三「不動坊」。こちらもにぎわい座の独演会で聞い
たばかり。でも、短い間に、きっちり手直ししていた。

中で愉快だったのが、最後、不動坊に向かって吉っつぁ
んが「この三流芸人!」と罵ったのを、万年前座の幽
霊が自分のこととして、泣いちゃうところ・・・いや、
これ、キツイでしょ?

三三師の二席、いずれも最近聞いたのと被ったが、わ
ずかの間の“進化”を楽しむことが出来て、これもまた、
楽し、でありました。
posted by JTm at 09:33| 落語 | 更新情報をチェックする