2018年08月06日

2018.8.5 向島で小満んを聴く会@向島百花園御成座敷

2018.8.5 向島で小満んを聴く会 其の十

演目
笑福亭茶光      阿弥陀池
柳家小満ん      地見屋
  〃        二十四孝
  (仲 入 り)
柳家小満ん      青菜
       (三味線:村松優里愛)

毎回楽しみにしていたこの会、会場の御成座敷の改修
が予定されているとかで、今回が最終回だそうだ。

茶光「阿弥陀池」。鶴光門下なので、上方落語。この
噺は、東京では「新聞記事」として演じられるが、こ
うして聞くと、やっばり上方の噺だなぁと思う。

米屋に強盗が入ったという法螺話を語った先が、その
親戚で・・というのは、東京にはない意外な展開。

小満んの三席。
「地見屋」。以前に一度、小傳次師で聞いている。
商売不明の店子の職業は何?・・というお話だが、入
居者の商売も訊かずに住まわせてしまったこの大家、
かなりのうかつ者。

しかしまあ、そんな時代考証的なことはどうでもよく、
店子を付け回す大家の様子や、堂々と地面を眺めて歩
く店子の姿が、ありありと目に浮かび、馬鹿らしくも
楽しい噺だ。

「二十四孝」。この噺、小満ん師と三三師でしか聞い
た記憶がない。今回の小満ん師は、冒頭に、江戸時代
の人々に、“唐土の二十四孝”が浸透した理由まで説明
してくださり、長年の疑問が晴れた感じ。

「青菜」。いやー、この会場でのフィナーレを飾るに
ふさわしい、素晴らしい一席だった。

なんたって、この会場との相性が抜群だし、季節も天
候も、びったりと嵌まっている。

「植木屋さん・・」と呼びかける旦那の声で、すっと、
噺の世界に連れて行かれちゃったなぁ・・

これで最後というのは、とても残念だけれど、最後に
極上の“美酒”(やなぎかげ?)を堪能しました。
posted by JTm at 08:55| 落語 | 更新情報をチェックする