2018年08月13日

2018.8.12 小ゑん落語ハンダ付け@お江戸日本橋亭

2018.8.12 第10回 小ゑん落語ハンダ付け

演目
小ゑん&馬石      (ご挨拶)
柳家寿伴        ラブレター
隅田川馬石       浮世床・夢
柳家小ゑん       青菜
  (仲 入 り)
柳家小ゑん       トニノリ
隅田川馬石       唐茄子屋政談

第4回以来、なかなか日程が合わず、久々の参加。

寿伴「ラブレター」。別題「女給の文」だそうで、かつて
は、無学な女給からの恋文だったのだろうが、今では、海
外で生まれ育って、日本語が苦手な女性からの手紙として
いる。

印象としては、「生徒の作文」に近い。いくらでもバリエー
ションが出来そうな。

馬石「浮世床」。半ちゃんの長い夢のくだり。ここのとこ
ろ、滑稽噺に“新境地を開いた”?感のある馬石師、当然の
ようにこの噺もブラッシュアップ。

前半、「半ちゃんのモテ方講座」みたいなノリが愉快。い
ちいち、自慢げにそっくり返る半ちゃんが可笑しいこと。

小ゑんの二席。
「青菜」。五代目小さん師の型だが、そこはそれ、新作落
語の雄の噺だから、それだけでは終わらない。

前半のお屋敷では、旦那がちょいとマンガチックだし、後
半の長屋にいたっては、いろいろとお遊び満載の、爆笑噺
になっていた。

植木屋の女房が、太ってトドみたいで、その体形で腰巻に
襦袢だけって・・・想像するとものすごいね。

「トニノリ」。題名だけではなんだか分からない。
ドアの横の戸袋部分に窓のあった電車(山手線103系)が
走っていた時代の物語。

そう言えば、そんな電車あったよね・・そして、戸袋窓を
見ていると、中のドアの開閉装置が気になるというのも、
身に覚えあり。実は、子どものころ、夢中で見ていて、ド
アに指を引き込まれ、怪我したことがあるんです。
(山手線ではありませんが)

通勤電車の戸袋の中に、なぜか海苔が一枚・・気になるよ
ねぇ・・・仕事も手につかなくなったサラリーマンが、つ
いに休暇をとって、この海苔を手に入れるまでの苦難の道
のり・・・。

落語としては奇妙な味の一席だけど、やっと手にした海苔
を食べる場面は、なんとも美味しそうだった。

馬石「唐茄子屋政談」。前半部分をかなり端折って、40分
弱でサゲまで通し。

時間的には短くなるのは歓迎だけど、放浪の若旦那の飢え
や、カボチャを売り歩くのは「みっともない」というセリ
フを省いてしまうと、最後、改心した?若旦那が、因業大
家に言い放つ、「俺は八百屋だ!」の感動が薄くなるよう
な気がするのだが・・・さて?

ハンダ付け、次回は10月14日(日)、ゲストは正蔵師と
のこと。
posted by JTm at 09:45| 落語 | 更新情報をチェックする