2018.8.28 第一回 こたつの会
今回から始まった、友人主催の小辰さんの勉強会。
好きなようにしゃべってもらう会・・だそうで。
演目
入船亭小辰 たけのこ
〃 船徳
(仲 入 り)
入船亭小辰 お初徳兵衛
「たけのこ」。喜多八師匠の思い出話のマクラが
15分ほど。本篇は5~6分。
あとの小辰さんの話では、「上方ではこれをマク
ラに、『井戸の茶碗』に入るそう」とのことだっ
たが・・正直、今ひとつ、ピンと来ない。
侍同士の意地の張り合いだから?・・個人的な印
象では、むしろ『笠碁』に近いような気がする。
井戸茶のふたりは、顔を合わせたこともないけれ
ど、この噺のふたりは隣り合わせの顔なじみ・・
もしかしたら、子どものころからの友人では?と
思うので。
「船徳」。月初の小辰の寸法で聞いたのが、たぶ
ん初演で、その後、赤坂の三人集でも掛けている
はずだから・・・三回目?もっと演ってるかな?
前回よりも、いろいろとクスグリが増えていたよ
うで、よりハッチャケた、楽しい噺に変身。
・・そうそう、前回??だったネタ元、兼好師で
あると、ある筋からの情報。
「お初徳兵衛」。船徳に続いて、とは、雲さま並
みですなぁ。
ただ、二席をことさらに結びつけるようなことは
なく、あくまで別の噺として演じた。
思い続けた徳兵衛にようやく向かい合うことの出
来た、お初の想いがせつなくて、思わずドキドキ。
5月末に扇辰師匠が何年ぶりかで演じた「お初徳
兵衛」・・小辰さん、たぶん袖で聞いていたので
しょう、改めて参考にしている?と、感じた次第。
この会、継続的に開催するそうだが、次回日程は、
未定とのこと。