2018年09月11日

2018.9.10 桂吉坊・春風亭一之輔二人会@日本橋劇場

2018.9.10 第9回 桂吉坊・春風亭一之輔二人会

演目
金原亭小駒       子ほめ
春風亭一之輔      悋気の独楽
桂 吉坊        くっしゃみ講釈
  (仲 入 り)
桂 吉坊        べかこ(+踊り「春がすみ」)
春風亭一之輔      居残り佐平次
          (三味線:恩田えり??)

毎度ながら満員の会場。中に、一朝師匠の奥様と片岡
亀蔵さんごきょうだいのお顔を見つけて、ビックリ。

小駒「子ほめ」。間に子どもを追い払う場面が入る、
いわゆる“バイオレンス子ほめ”。先代馬生師の孫とし
て、まさしく正統な後継者。

一之輔「悋気の独楽」。一之輔師のこの噺はお初。流
れとしては、扇辰師匠が演るのと同じなんだけど、い
かにも一之輔師らしく、“飛び道具”満載。

・・・中でも、入歯を落としてばかりの、妾宅の婆や
が、もう完全に他を圧倒。だけど、女中さんとしては
役に立つのかねぇ?

吉坊の二席。
「くっしゃみ講釈」。上方版のこの噺は、吉弥師ほか
何人かで聞いているが、吉坊師ではお初。

東京の噺と、のぞきからくりの演じられる場面が違う
・・東京版はお七と吉三の出会いの場からだが、上方
版はお七の処刑直前から入る。

これ、なんで違うのかなぁ? 不思議。

その疑問はともかくとして、吉坊師、講釈も上手!
思わず聞き惚れてしまう主人公の気持ちが分かります。

「べかこ」。これは初めて聞く噺。旅先でご難に遭っ
た噺家が、幸運にも、お城のお姫様の気鬱の病を癒す
という大役を仰せつかるが、ちょっとしたいたずら心
からヒドイ目に・・

どうなることかと聞き入っていたら、なんだかひどく
馬鹿らしいサゲ・・落語らしくて良いや。

恒例の?踊りは、旅の踊りとのこと。「春がすみ峠の
茶屋」という題らしい。旅の弥次喜多が、峠の茶屋の
茶くみ女に見惚れて、荷物一切忘れてしまう・・とい
うストーリー。上方らしく、弥次喜多を喜六清八に変
えていた。

一之輔「居残り佐平次」。これまたお初の噺。今回は
初物づくしだ。

冒頭、佐平次と仲間たちの遊びの相談から始まる。佐
平次は居残りを生業にしていることをにおわせるが、
仲間たちはそのことは知らないらしい。

店の若い衆や客をピストルで撃つ真似をするなど、一
之輔師らしいギャグをたくさん盛り込んでしたが、サ
ゲは意外にも“正統派”の、おこわとごま塩だった。

面白かったが、ひとつだけ気になったのは、「悪性」
の読み。「ワルショウ」じゃなくて「アクショウ」と
読んで欲しかったなぁ。
(ん?これ、前にも書いたな・・と思ったら、三三師
の時でした。)
posted by JTm at 09:34| 落語 | 更新情報をチェックする