2018年10月07日

2018.10.5 柳家三三独演会@横浜にぎわい座

2018.10.5 柳家三三独演会 横浜三三づくし

演目
柳家三三         元犬
  〃          蒟蒻問答
  (仲 入 り)
柳家三三         柳田格之進
           (三味線:森吉あき)

横浜で乗り換えた桜木町行が、駅手前で9分間も止まっ
ちゃって、かなりギリギリの到着。夕飯食べる暇もなく、
あわててコンビニでおむすび購入。

三三の三席。
「元犬」。何度か聞いているけれど、おもとさんがシロ
くんのおっ母さんという結末は、ほのぼのしていいね・・
ふたり(二匹?)仲良く、ウォーーンと遠吠えするのが
なんか、可愛くて。

「蒟蒻問答」。三三師のこの噺は、なんと2014年以来。
その時の感想読むと、かなりクスグリ沢山だったようだ
が、今回は、ややあっさりタイプ。

最後の手まねの問答を、大きな動きで見せる・・おかげ
で、席が遠かったわたしにもよく見えました。

「柳田格之進」。こちらは2011年に2回聞いたが、それ
以来の遭遇。おそらく、演者自身、そのままお蔵入りに
していたのではないだろうか。

さすがに、前回の記憶はあいまいだが、娘は売らずに刀
を売るという“大筋”は、変化なし。

ひとつ、あれ?と思ったのは、萬屋での50両の紛失を、
月見の宴の夜のことではなく、通常の一日の出来事とし
ていたこと。

・・・まあ、これは、本筋とはあまり関係なく、時間の
短縮のためかと思うが、季節感には乏しくなる。

今回、際立って感じられたのは、柳田の娘、きぬである。

腹を切ろうとする父の意図を察し、父の目をひたと見据
えて、それを止めようと諄々と諭すように語る。そして、
自ら縁切りを願い出て、廓に身を沈めると申し出る。

その一途な思いに、柳田は、自身の武士としての矜持や
家名、旧主への帰参などよりも、家族への愛の大切さを
悟ったのだろう。

それゆえ柳田は、再会した萬屋主従の庇い合う姿を見て、
この者たちを切ることは出来ない・・と、考えたのだ。

・・と、納得の出来る結末だったかな。

多くの演者が、色々と“苦労”する噺に、三三師流の、ひ
とつの形を付け加えたと言えそうだ。


一席目のマクラに、月末の三三・左龍の会が、台風24号
の影響で中止になった件。知らずに来るお客さんのため
に、会場入口で案内に立ったが、結局、来たのは5人だ
けだった由。・・・足さえ痛くなけりゃ、行ったんだけ
どなぁ。
posted by JTm at 08:37| 落語 | 更新情報をチェックする