2018年10月24日

2018.10.23 林家正蔵・入船亭扇辰二人会@日本橋社会教育会館

2018.10.23 林家正蔵・入船亭扇辰二人会

初めての顔合わせだそうだ。年齢で2歳、芸歴で
は10年以上、正蔵師が先輩だとか。

演目
正蔵&扇辰      (ご挨拶と順番決め)
入舟辰乃助      寄合酒
入船亭扇辰      紋三郎稲荷
林家正蔵       おかめ団子
  (仲 入 り)
林家正蔵       夢八
入船亭扇辰      鰍沢

プログラムには「ご挨拶」とあったが、出番順を
決めるための時間。軽いトークを交えつつのジャ
ンケンは、アイコばかりでなかなか勝負がつかず、
結局5回か6回かでようやく正蔵師の勝ち。

勝った正蔵師匠が仲入りに回ったので、トリは扇
辰師匠に・・申し訳ないが、個人的には万歳三唱。

辰乃助「寄合酒」。もうお馴染みになった噺だが、
これ、ネタ元は文蔵師かな?・・サゲが違うけど、
味噌の判定をじっくりやるところは似ているかも。

扇辰「紋三郎稲荷」。扇辰師匠の冬の定番噺に、
早くも遭遇・・嬉しいけれど、今年はもう、目黒
の秋刀魚は聞けないのかな?と、ちょっと淋しく
もある。

正蔵の二席。
「おかめ団子」。志ん生師匠が得意とした人情噺
だそうだが、今はあまり演り手がないようだ。
今まで、小満ん、圓太郎両師で2回だけ聞いた。

サゲを少し変えていたかな。太助の売る大根を漬
物にした香々と孝行を掛けた従来のオチは、確か
に今では分かりにくいかも・・香々(こうこ)っ
て言葉、使わなくなったもの。

団子屋の娘のおかめさんが、命を助けられたとは
言え、たった一度会ったきりで太助に惚れてしま
うというのは、ちょっと無理がある。

後半を改変するなら、毎日、団子屋に通う太助と
おかめさんの交流をちらっとでも付け加えると良
いのでは?

「夢八」。一琴師や一之輔師ほど、首くくりのイ
ンパクトは強くない・・怖くなくて明るいからよ
く笑えるのはありがたいが。

・・ん? 正蔵師匠、二席とも首くくりがらみの
噺でしたねぇ。特集?

扇辰「鰍沢」。一席目に続いて冬噺の定番を。先
日のTVドラマの初回で、俳優さんに指導してい
た噺でもある。

いつもながら、雪の道を歩いて来た旅人が、お熊
の家に入った時や、伝三郎が玉子酒を飲んだ時の
丁寧な仕草が美しい。

先輩との初顔合わせだから、なのかは知らないが、
より一層、リキの入った高座で、思わず知らず、
グイグイと引き込まれて行った。

・・・頭の中に、雪景色、広がりました。
posted by JTm at 09:42| 落語 | 更新情報をチェックする