2019年05月14日

2019.5.13 権太楼ざんまい@日本橋劇場

2019.5.13 権太楼ざんまい

演目
林家彦星       牛ほめ
柳家さん光      人形買い
柳家権太楼      鰻の幇間
  (仲 入 り)
柳家権太楼      鼠穴
       (三味線:金山はる)

文楽の1部を見て、某美術館を急ぎ足で回り
たどり着いた水天宮前・・くたびれた。

というわけで、最初のふたりには大変申し訳
ないのだが、彦星「牛ほめ」、さん光「人形
買い」と、眠気との必死の戦い。

頑張ったつもりだが、やはり時折、意識喪失
したみたい・・・

静かで平板な牛ほめと、ガチャガチャ姦しい
人形買い(前半のみ)・・対照的とも言える
噺なのに、どちらも眠いのはなぜ?

権太楼「鰻の幇間」。もう、そんな季節です
か・・という感じ。冒頭、“陸釣り”目当ての
一八が、如何にも暑い炎天下にいる雰囲気・・
聞いてるだけで、なんか、暑くなりそうな。

“よしおちゃん”も、相変わらず元気に遊びま
わっているし、鰻屋の女中は無愛想だし・・
後半、クレーマーに転じる?一八の気持ち、
よーく、分かります。

「鼠穴」。なんと、初演である。
ずっと、演りたくない噺だったとか・・『東
京かわら版』4月号の巻頭インタビューにも、
「(あの噺は)談志さんに任せよう・・あれ
以上のことは出来ない」とある。

ところがそのインタビューからそんなに時間
もたっていない今日このごろ、「演りたくて
しょうがない」と言う。

なぜ??

聞いてみてわかりました・・「どうしたらイ
ヤじゃなくなるか、その工夫がついたから、
試してみたくてしょうがない」・・ってこと
なんじゃないかな。

頼りにしていた兄にたった3文を渡されて、
一念発起した竹次郎が、「わらしべ長者」の
ように次々に・・という部分を、もっと具体
的に、深川冬木町の親分に見込まれて、とい
う設定に。

夢の中でも、幼い娘を吉原に売るくだりは省
く・・など。

いろいろと創意を感じさせる噺になっていた
と思う。今年12月の落語研究会で演ることが
決まっているそうで、そこに向けて、これか
ら繰り返し磨きをかける予定とのこと。

今年は、何度も聞く機会がありそうですよ、
権太楼師匠の「鼠穴」。

次にわたしが聞けるのは、8月末のよみうり
大手町ホールかな?・・どんな変化が生じて
いるか、楽しみです。

72歳のチャレンジ・・・もう、いくら称賛し
ても足りません。
posted by JTm at 20:32| 落語 | 更新情報をチェックする