2019年06月24日

2019.6.23 扇辰日和@なかの芸能小劇場

2019.6.23 扇辰日和 vol.71

演目
入船亭辰ぢろ      寿限無
柳家あお馬       鈴ヶ森
入船亭扇辰       お文さま
  (仲 入 り)
橘家文吾        書家政談
入船亭扇辰       化物使い

辰ぢろ「寿限無」。扇辰師の4番弟子、初遭遇。
まだ見習いで、初高座ではないけれど、これほど
大きな!ところでは初とのこと。

最初は調子よく始まったが、だんだんに緊張が高
まったような。大汗かきかき。

今回のゲストは、三K辰文舎仲間のお弟子ふたり。
文吾さんは昨秋、あお馬さんは今年の2月に、二ッ
目昇進したばかり。ここのところ寄席にご無沙汰
のわたしは、どちらも昇進後はお初です、たぶん。

まずは小せん師門下、あお馬「鈴ヶ森」。
からっと明るい芸風は、扇辰師曰く「師匠とは真
逆」と。新米泥棒のとぼけた雰囲気が初々しくて、
いかにも新・二ッ目さん、という感じだ。

扇辰「お文さま」。4月、5月に続き、3度目の
遭遇。今まさに絶賛仕込み中というところか。

最初聞いた時より、「家を存続させること」が、
今よりもずっと大事だった時代背景を強調してい
たかな。若旦那の不実さが、ちょっと和らぐ。

そして、その分、小僧のさだ吉が可愛らしく見え
るから不思議なものだ。

ふたり目のゲスト、文蔵師門下、文吾「書家政談」。
知らない噺だ・・なんだこれ?と思いつつ聞いて
いたら、なんと自作の新作だって!

新作だが時代背景は江戸時代。政談と言いつつ、
お裁きはお奉行ではなくお殿様。

大旦那の突然の骨董趣味につけ込んで、長屋のふ
たりが小遣い稼ぎ・・ところが、これが大変な騒
動に・・。

運びとしては、「茶金」の茶碗や「天狗裁き」の
見てない夢のような感じで、ただの落書きにもの
凄い値がついていく。

大旦那の“ブレーン”の隠居さんが、某TV番組の
鑑定士みたいなのも愉快だ。

扇辰「化物使い」。この噺は、扇辰師で聞くのは
初めてでちと意外。文蔵師のイメージが強い噺だ。

化物が次々に登場する場面は、少し端折っていた
かな?大入道とのっぺらぼうが同じ晩に登場する
のは初めて聞いた。

得意ネタにしている噺家さんが多い(文蔵師の他
には、圓太郎師、白酒師などでよく聞く)ので、
ぶつかることも多いかもしれないが、扇辰師版も
面白い・・・ぜひ、寄席でも聞いてみたい。

・・・最近、行けてないけれど。
posted by JTm at 09:05| 落語 | 更新情報をチェックする