2019年07月11日

2019.710 入船亭扇辰独演会@日本橋社会教育会館

2019.710 入船亭扇辰独演会 -入船亭扇橋十八番 第2回-

演目
入船亭辰ぢろ      寿限無
入舟辰乃助       狸の札
入船亭扇辰       (扇橋師匠の思い出)
  〃         藁人形
  (仲 入 り)
入船亭扇辰       ねずみ

昨年に続き、扇橋師匠命日の、追悼落語会。
今年は、前座さんも孫弟子だ。

辰ぢろ「寿限無」。扇橋師匠の最初の師匠である
三代目桂三木助師の一門では、この寿限無が最初
に覚える話なのだそうだ。

というわけで、先月末の中野の会に続き、辰ぢろ
さんの寿限無。前回よりさらに会場が大きくて、
かなり緊張していたようで。

辰乃助「狸の札」。扇橋師匠の最後の高座は2011
年なので、翌年入門の自分は・・というけれど、
たぶん、素人のころには高座を見ていたのだろう。
孫弟子として直接の交流がなかったのは、残念だっ
たね。

狸の噺は、やはり扇橋⇒扇辰⇒辰乃助と伝わった、
入船亭の噺なんだろうな・・でも、「たぬ大出て
ます・・化け学専攻」のクスグリは、扇辰師匠は
「教えてない」そうで。

そういえば、他の演者では聞かないかも??

扇辰師匠はまず、扇橋師匠との思い出話から・・
と言っても「去年、あらかたしゃべっちゃったか
ら・・・思い出しながらしゃべります」と。

まさか2回目があるとは・・と言っておられたが、
師匠、きっと3回目もありますよ、来年までに、
いろいろ思い出しておいてね。

扇辰「藁人形」。赤旗まつりの青空寄席で扇橋師
匠が演ったというエピソードは、以前にもどこか
で聞いた。

その時の話では、確か、この仕事は彦六師匠が紹
介してくれたものだから、彦六師に習った噺を演
るんだ・・と言われたとか。

昭和ひと桁生れは、律義です。

赤旗まつりよりは噺に適した環境だったけれど、
観客はやっぱり、前のめりで聞き入ってました。
扇辰師匠、師匠への恩返し。

扇辰「ねずみ」。仲入り休憩が終わった段階です
でに午後9時に近い時間・・・ご本人も気にした
のか?いつもよりちょっと早口だったような。

昨年の、「三井の大黒」に続く甚五郎もの・・こ
れはもう、扇橋師匠のさらに前、三代目三木助師
匠からの伝統の継承ですね。


以下、蛇足。
確か、以前、どこかで聞いたところによると、扇
橋師匠は「三井の大黒」と「ねずみ」は演ったけ
れど、「竹の水仙」はお演りにならなかったそう
・・・さーて、来年は何を??
posted by JTm at 13:58| 落語 | 更新情報をチェックする