2019年08月07日

2019.8.6 柳家小満ん「雪月花 十」@国立演芸場

2019.8.6 葉月の独り看板 柳家小満ん「雪月花 十・最終回」

演目
三遊亭歌つを      新聞記事
柳家小満ん       花見心中
  〃         大仏餅
  (仲 入 り)
柳家小満ん       名月若松城
     (三味線:恩田えり、鳴物:柳家寿伴)

雪月花にちなむ三席を演じる小満ん師匠の会も、いよ
いよ今回が最後。10回のうち、わたしが参加出来たの
は、たぶん6回。

歌つを「新聞記事」。歌奴門下。たぶんお初です。
軽みのある話しぶりは、この噺にはよく合っている。
・・んー・・師匠にはあまり似てないねぇ。

小満ん「花見心中」。初めて聞く噺。調べてみたが、
小満ん師匠以外には、演じる人はないようで。

食い詰めた男が桜の木の上に隠れていると、その下で
心中の相談。振り上げた刀に驚いて、男は木から落下、
心中者の方も驚いて逃げてしまう・・

これがきっかけとなって、双方丸く、上手く収まって
しまう・・という、ちょっとご都合主義?

これが「花」だけど、別に季節は花の時季というわけ
ではなかったような。

続いて「雪」は、「大仏餅」。これもあまり聞く機会
のない噺だが、それでも今までに、さん喬、正雀、馬
石の各師匠で聞いている。

降りしきる雪の中で、けがをした乞食を助けたら、こ
れがかつての知人・・家に上げて、ご馳走して・・
という展開は、今まで聞いたのと同じだったが、最後、
オチが違っていた。

ずっと、前半の展開に比べて、オチがあまりにも馬鹿
馬鹿しいと思っていたので、これは嬉しい改変だった。

仲入り後は、いよいよ大ラスの「月」。
「名月若松城」。2014年に一度、目白の赤鳥庵の会で
聞いている。

その時に調べたところによると、講釈ネタだそうで。
蒲生氏郷と、剛直な家臣との交情を描く物語。

聞いていて、正直、お殿様の身勝手さに呆れちゃった。
あとからは反省したみたいだったけれど。
自分の命を助けた男を、なぜもっと尊重しないのか。

にもかかわらず、主人をたて続けた家臣の方を、より
称えるべきだな・・・。
posted by JTm at 09:55| 落語 | 更新情報をチェックする