2019年09月02日

2019.9.1 扇辰日和@なかの芸能小劇場

2019.9.1 扇辰日和 vol.72

演目
入船亭辰ぢろ      千早ふる
入船亭扇辰       道灌
柳家わさび       MCタッパ
入船亭扇辰       茄子娘
  (仲 入 り)
入船亭扇辰       井戸の茶碗

辰ぢろ「千早ふる」。扇辰門下はどうやら二番目
にこの噺を習うらしい。辰乃助さんの時もそうだっ
たし・・小辰さんもだったのかな?

初演かどうかは聞きそびれたけれど、かなり緊張
していたような・・それでもどうにかサゲまで到
達して、ほっとした表情が可愛らしい。

扇辰「道灌」。「今、一番演りたい噺は『千早ふ
る』ですが」・・出た! 前かたにお弟子さんが
自分の教えた噺を演ると、必ず言うひと言。

ゲストのわさびさんを紹介した後、「道灌」へ。
扇辰師匠の道灌は、一切の入れ事なしで、みんな
がよく知っている噺をその通りに演っているのに、
これがとっても面白い。これぞ真打!

わさび。9月下席から真打昇進披露が始まる。名
前は変えず、わさびのままで昇進とのこと。

「MCタッパ」。自作の新作。題名からして意味
不明で、冒頭に登場する“party people”なる人種
も、なんだかよくわからないが・・

朽ち果てそうな古屋に住む老夫婦が、この“party
people”なるものに弟子入り・・さて、その理由
や如何に?・・というお話。

なんだかよくわからないけれど、なぜか不思議に
面白かった。ちなみにMCタッパは、おばあちゃ
んの方が、“師匠”に賜った芸名。

扇辰「茄子娘」。今回のネタ出し。え?と思うよ
うなネタ出しだったが、「見習いのすぐ後にもう
真打のゲストを上げる訳にはいかないから、自分
が上がる・・おかげで三席」と言っておられたの
で、あ、なるほど・・短い噺を、ね。

ここのところ肩こりがひどいので、茄子娘に肩を
揉んで貰っている住職さんが羨ましかった・・。

扇辰「井戸の茶碗」。前日の権太楼師匠と、期せ
ずして“競演”に。

比べるのは双方に失礼とは思いつつ・・
いつでも目いっぱい、力いっぱいの権太楼師匠に
比べると、すっと肩の力の抜けた(茄子娘のマッ
サージが効いたか?)さらっとした印象で。

どっちも結構です・・みんな違って、みんな良い、
それが落語の面白さですから。
posted by JTm at 08:45| 落語 | 更新情報をチェックする