2020年03月17日

2020.3.16 新宿末廣亭中席

末廣亭にお籠りなんて、何年ぶりだろう・・これも、
コロナのおかげです??
長いのでコメントはかいつまんで。

2020.3.16 新宿末廣亭中席・昼の部(主任・歌奴)

演目
三遊亭まんと        牛ほめ
三遊亭歌扇         桃太郎
江戸家小猫         (物まね)
 二ッ目昇進 春風亭朝七改メ
 春風亭朝枝        たらちね
鈴々舎鈴之助        弥次郎
三増紋之助         (江戸曲独楽)
古今亭文菊         権助提灯
三遊亭歌武蔵        (漫談)支度部屋外伝
林家二楽          (紙切り)
           桃太郎、二楽師匠、お花見
柳家さん福         尼寺の怪
春風亭一之輔        寄合酒
松旭斎美登         (奇術)
金原亭伯楽         (漫談)志ん生の思い出
  (仲 入 り)
三遊亭歌る多        町内の若い衆
笑組            (漫才)
桂 南喬          千早ふる
三遊亭圓歌         龍馬伝
鏡味仙三郎社中       (太神楽曲芸)
三遊亭歌奴         妾馬
           (三味線:その、こと)

まんと「牛ほめ」。お初です。萬窓師門下、昨年10月
に楽屋入りとのこと。もう、新人指導係。

歌扇「桃太郎」。この下席から真打昇進だそうだ。名
前はそのままで昇進。

小猫。ウグイス、犬、ニワトリ、ナマケモノ、イリオ
モテヤマネコとツシマヤマネコの鳴き分け。

朝枝「たらちね」。2月中席から二ッ目昇進して、披
露目の最中なんだけれど、そんなことにはひとつも触
れずに、淡々と・・・ホント、名人っぽい。

文菊「権助提灯」。お妾さんばかりか、女房までお色
気たっぷり・・これじゃ旦那は身が持たぬ。

さん福「尼寺の怪」。聞きなれない噺だが、調べたら
以前に左龍師で一度聞いていた。百物語の夕べで、寺
の住職から仕入れた怪談を、思いっきり間違えてしま
う噺・・・ちっとも怖くない。

一之輔「寄合酒」。1月の鈴本余一会で聞いたのと同
じ・・乾物屋はついに? こればかりは「月末に払う」
では済みません。

美登。いつもは美智先生とのコンビだが、今席はひと
りで出ているようだ。美智先生は、お具合でも悪いの
か?・・正直、あの押しの強さが苦手なので、ほっと
したりもするけれど。

南喬「千早ふる」。南喬師匠の時だけ、先輩のまんと
さんが高座返しに出て来た・・キビシイ師匠なのかな?

歌奴「妾馬」。ちゃらんぽらんでいながら、母思い、
妹思いの八五郎の心意気が、聞いていて気持ちいい・・
なんとなーく、ネタ元の見当がついたれど、さて??


2020.3.16 新宿末廣亭中席・夜の部(主任・文蔵)

演目
入船亭辰ぢろ        手紙無筆
橘家文吾          真田小僧
ストレート松浦       (ジャグリング)
 二ッ目昇進 橘家門朗改メ
 橘家文太         黄金の大黒
柳家小せん         鳥とり
アサダ二世         (奇術)
入船亭扇辰         権兵衛狸
春風亭勢朝         (漫談)
翁家社中          (太神楽曲芸)
柳家小さん         替り目
柳家小満ん         時そば
  (仲 入 り)
柳亭こみち         壺算
米粒写経          (漫才)
林家きく麿         お餅
春風亭一朝         看板の一
林家正楽          (紙切り)
           相合傘、お花見、横綱土俵入
橘家文蔵          猫の災難
           (三味線:かよ、ふゆ)

夜の部になって少しずつお客さんが増える。もちろん、
通しの方も多いようで。

辰ぢろ「手紙無筆」。まだ名札が出来ていないらしく、
ただ「前座」とだけ・・知ってる前座さんでよかった。
前半、とんとんと調子よく進んだが、後半、やや乱れた
かな・・次に期待。

文吾「真田小僧」。金坊の小ずるそうな顔が・・妙に似
合っているのだが・・まさか地ではないよね?

ストレート松浦。久しぶりに遭遇したら、かなりネタを
変えていてとっても新鮮。8の字型の輪を回すの・・な
んだか気持ち悪いけれど面白い。

文太「黄金の大黒」。大黒が恵比寿を呼びに行く、めで
たいサゲまで通し。名前は菅原文太にあやかり、出囃子
は「炭坑節」と、故郷・北九州市への“愛”。

小せん「鳥とり」。「鷺トリ」かと思ったら、スズメを
獲るところで終わっちゃったので。

扇辰「権兵衛狸」。扇子を使って、パチン!と鋏の音を
出す・・いい響きです。

小満ん「時そば」。最初のそば屋で食べる様子が、もう、
本当に美味しそうで・・ここまでで終わったら、絶対に、
そば食べて帰ります。後半の不味そうなそば屋で相殺。

こみち「壺算」。昨年10月の独演会で聞いた、根岸律子
おばちゃんの再登場。混乱の最中に11個の飴を三人で分
けたい瀬戸物屋の息子が登場・・飴ちゃんと大阪のおば
ちゃんはよく似合う。

きく麿「お餅」。初めて聞く噺で演題は帰ってから調べ
た。ふたりの老人?が、ただひたすらお餅の食べ方につ
いて、繰り返し同じことを語っている・・それが、どう
してだか、たまらなく可笑しい・・なぜでしょ?

一朝「看板の一」。開口一番、「このあとは演りにくく
て・・」とぼやきが入った。一朝師匠ほどの方でも!?
それでも、イッチョウケンメイのおしゃべりは、いつも
通りの江戸前で。

正楽。昼の二楽師に続いて「お花見」のリクエスト・・
注文者、同じお客さんだったような?

文蔵「猫の災難」。なんかね・・「今日は猫災かなー・・」
という気が、ずっとしていた。途中でちらっと酔っ払い
の出てくる噺があったので、違うかな?とも思ったが、
結局はここへ。

なんといっても、呑みたくてたまらない熊さんが、酒と
聞いた時のあの嬉しそうな顔がたまらない。その気持ち、
分かりすぎるほど分かります・・・。

末廣亭は、3月20日まで一般2500円の特別割引実施中。
posted by JTm at 14:27| 落語 | 更新情報をチェックする