2017年12月12日

2017.12.11 巣鴨の小辰@スタジオ・フォー

2017.12.11 巣鴨の小辰 22

演目
入船亭小辰     (ご挨拶)
春風亭一猿     一目上り
入船亭小辰     たけのこ
春風亭一蔵     火焔太鼓
  (仲 入 り)
入船亭小辰     藪入り

ヒョウの降った8月以来の巣鴨。ところが、小辰
さん、のどを痛めたとかで、今回は頼もしい助っ
人つき。・・・というのが、ご挨拶で語られた。

そして、それとはまた別の理由で、前座さんも・・
お得感大きい会に。

一猿「一目上り」。前回聞いた時、国連はまだあ
るよ・・と書いたけれど、今回は、国際連合⇒国
連の後に、ベトナムに平和を市民連合⇒べ平連と
いうのがついた。

確かに、こっちは古いや!・・って、一猿さん、
生まれてないだろー!??

小辰「たけのこ」。前夜の三三師に続き・・あ、
ここにも“喜多八・愛”にあふれた人がいる・・・
って感じで聞いていた。

亡くなってから、より一層、その存在が大きく思
えて来たような・・・喜多八師匠。

ゲスト・一蔵「火焔太鼓」。一蔵さんのこの噺は
お初。何しろパワフル。甚兵衛さんもおかみさん
も、全力疾走で・・・爆笑だったけど、少し、疲
れたよ。

小辰「藪入り」。なるべく声を張らないですむ噺
を選んだのだろうが、乗ってくると、つい、出る
ようですねぇ・・・。

「盗ったんじゃねぇ!」と亀ちゃんが泣くところ
では、しっかり叫んでいたようで。

結果的に、かもしれないが、一蔵さんのパワーあ
ふれる一席の後に、しっとりと聞かせる噺・・と
いう形になって、結構な巣鴨の小辰でした。

5日の日本橋亭に続き、今月二度目の小辰さんの
独演会。あとまだ、赤坂の三人集も月末の独演会
も・・・予定してます。

どうぞ、体調管理にお気をつけて。
posted by JTm at 08:13| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

2017.12.10 三三・左龍の会@内幸町ホール

2017.12.10 第86回 三三・左龍の会

演目
三三&左龍     (オープニングトーク)
橘家門朗      狸の札
柳亭左龍      やかん(上)
柳家三三      雪とん
  (仲 入 り)
柳家三三      たけのこ
柳亭左龍      猫の災難

オープニングトークで、この一年を振り返ろ
うとする左龍師に、三三師、ニベもなく「忘
れちゃうから」と。
・・・切り替えの早さも芸のうち。

門朗「狸の札」。先日、日本橋亭でも聞いた。
恩返しと聞いて、「機を織る?」・・「それ
は鶴」、「龍宮城へ連れて行く?」・・「亀
です!」というやり取りは可笑しいね。

なんか、いかにも文蔵門下って感じ。

左龍「やかん」・・と言っても、矢が当たっ
てカーン!まで行かずに切ったから、ネタの
貼り出しは「無学者」とあった。

会場が暑かったので眠くて・・・気づいたら
終わりに・・「え、途中じゃん!」と思った
ところを見ると、聞いてはいたのだが。

三三の二席。
「雪とん」。扇辰師匠でお馴染みの噺だが、
三三師で聞くのはお初。筋立てや人物の設定
はほぼ同じだった。

初演なのかどうかは知らないが、まだ、口慣
れないな・・という印象。

若旦那が雪の中で白犬と遊ぶ場面、「元犬」
のシロくんを思い出した。三三師の元犬、結
構、インパクトが強いから。

「たけのこ」。雪の中から筍かぁ!?・・二
十四孝だね、まったく。

こちらは、故・喜多八師の印象が余りに強く、
あの軽妙洒脱さには、誰もかなわないなぁ・・
と思ってしまう。

三三師としては、敬愛する兄弟子へのオマー
ジュなのでしょう、たぶん。受け継ぐことが
最大の供養であり、恩返しだ。

左龍「猫の災難」。これも記憶になく、お初
かと思う。「ようやく吞める!」という、熊
さんの嬉しそうな顔・・・気持ち、よく分か
ります。

最後に登場して猫の弁護をする、隣家のおか
みさんの迫力が半端じゃない。ここんとこ、
すごく左龍師らしいなぁと思った。 
posted by JTm at 08:40| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

2017.12.9 鈴本演芸場上席・夜の部(その2)

2017.12.9 鈴本演芸場上席・夜の部(主任・一朝)

演目
桃月庵はまぐり   子ほめ
春風亭一左     鈴ヶ森
アサダ二世     (奇術)
春風亭柳朝     紙入れ
柳亭燕路      時そば
青空一風、千風   (漫才)
林家正雀      松山鏡
橘家文蔵      笠碁     
  (仲 入 り)
ひびきわたる    (漫談)
春風亭百栄     狸の札
林家楽一      (紙切り)
      横綱土俵入、芋焼、ウサギの月見
春風亭一朝     片棒
       (三味線:きょう、ふゆ)

連続で来てしまった鈴本。土曜日なので、前日
よりは入っているが。

一左「鈴ヶ森」。一左さんのこの噺は記憶にな
いので、お初か。兄弟子である一之輔師も、二ッ
目時代にはよく演っていたよなー・・・
でもやっぱり、思い出すのは喜多八師匠だ。

柳朝「紙入れ」。海千山千のおかみさんが、な
かなか色っぽく・・・怖いよ。
個人的には、新吉の“顔芸”はほどほどに・・と。

燕路「時そば」。最初のそば屋に比べて、後の
そば屋が、ものすごーく不味そう・・・これで
余分に払っちゃったら、さすがに気の毒。

正雀「松山鏡」。民話風の噺のゆったりしたテ
ンポに、つい、睡魔が・・・ごめんなさい!

文蔵「笠碁」。いつもながら、子どものように
意地を張り合うお年寄りふたりが、なんとも可
愛らしい。

演者自身も楽しんでおられたようで、ノリノリ
の26分・・・これ、結果的に、トリの一朝師に
匹敵する口演時間でした。

百栄「狸の札」。百栄師だから、なにかあるか
な?と思いつつ聞くが、きっちりとした古典落
語だった。・・・それもまた良し。

楽一。芋焼のお題で、落ち葉を集めての焚き火
での焼芋風景・・・今は見られなくなったねぇ。

一朝「片棒」。お得意の噺のひとつだと思うが、
しばらく聞いていなかった。昨年の1月以来だ
から、もう二年近く前だ。

「このバカヤロウ!」の怒鳴り声がすごく嬉し
いって・・・考えてみるとなんだか不思議だね。

そして、祭囃子の鮮やかさ、人形振りの見事さ
・・・これはもう、他の追随を許さない。

その祭囃子の余韻にひたりつつ、うきうき気分
で帰路に。

posted by JTm at 08:48| 落語 | 更新情報をチェックする