2018年10月17日

2018.10.16 小満ん夜会@日本橋社会教育会館

2018.10.16 小満ん夜会

演目
春風亭一猿      雑俳
柳家小満ん      首ったけ
入船亭扇遊      木乃伊取り
  (仲 入 り)
柳家小満ん      死神
       (三味線:田中ふゆ)

一猿「雑俳」。一猿さんのこの噺は9月の一朝会でも
聞いているが、その時と少し内容が違っていたのでは
ないかな?・・って、記憶定かではないけれど。でも
イタチが天になるサゲは演ってなかったと思うな。

小満ん「首ったけ」。これ、どうしても納得のいかな
い噺。・・いくら振られた相手だって、首まで水に漬
かっちゃって、しかも火事が迫ってるって時に、助け
ないなんて絶対おかしい!

演者が小満ん師匠でも、やっぱり納得は出来ない。

扇遊「木乃伊取り」。真面目でカタブツすぎる清蔵が、
酒の酔いと美女のもてなしで、どんどん“柔らかく”なっ
て行く様子が、抜群に愉快。

二日前にぎっくり腰をやってしまったと言う扇遊師匠
だったが、終わってみたら口演時間は40分!長さを
感じさせない好演だったが、腰、大丈夫ですか?

小満ん「死神」。小満ん師匠の死神はお初。
冒頭から、暗さを感じさせない、さっぱりした明るい
印象の死神で、文無し男を救うのも、なんだか軽いお
遊びみたい。

対する男も、ごくごく軽いノリで、病人の布団をぐるっ
と回しちゃうのも、半分、冗談みたい。

最後、ろうそくの場面は、ちょっとだけ不気味さがた
だよったけれど、火を移すところからは、また明るく。
最後、いったん消えた火が、大逆転でまた灯ったよう
だったが・・・さて、男の運命やいかに?
posted by JTm at 10:28| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年10月15日

2018.10.14 小ゑん落語ハンダ付け@お江戸日本橋亭

2018.10.14 第11回 小ゑん落語ハンダ付け

演目
小ゑん&正蔵      (ご挨拶)
柳家寿伴        平林
柳家小ゑん       お血脈
林家正蔵        まめだ
  (仲 入 り)
林家正蔵        悋気の火の玉
柳家小ゑん       新竹取物語

日本橋亭に居続け。昼の会に比べて、お客さん、やや
少なし。やっぱり日曜の夜は・・かなぁ?

寿伴「平林」。平河町の平林を覚えるのに、祭囃子に
乗せて覚える・・というのは初めて聞く。

最後の方で、「ずっと尾けて来た」と言う男が登場し、
それまでの間違った読みを全部教えてくれる。

これ、さだ吉の記憶力を補うには良いけれども、じゃ、
なぜ、正しい読みは教えてくれないの?という新たな
疑問が発生する。

小ゑん「お血脈」。なんにでも芝居がかった五右衛門
が、歌舞伎ばかりでなく、新劇やミュージカル、果て
は、児童演劇や指人形まで演じてみせる・・あとの正
蔵師も言っていたが、まさに「やりたい放題」。

正蔵の二席。
「まめだ」。つい先日、新治師で聞いたばかり。舞台
を明治期の東京に移して、三ノ輪の久遠寺と、具体的
な地名も登場。

順調だったのに、最後の最後で噛んでしまい、聞いて
いたこちらより、ご本人が一番ガッカリしていたよう
だ。・・・残念だった。

ついでにもうひとつ残念だったのは、この噺の作者を
三田村氏と紹介したこと。正しくは三田純市氏です。

仲入り後。10分の休憩では取り返せなかったのか、出
囃子が鳴ってもなかなか登場しない。ようやく登場し
て、ひとしきり愚痴った後、「悋気の火の玉」へ。

本妻さんが、実にオッカナクて、「フン!」の威力が
満点。でもさ・・いつも思うんだけど、いちばん悪い
のはダンナだよね、これ。

小ゑん「新竹取物語」。お初です。美しい転校生の菜
代さんと、天文部の男子3人の交流。

菜代ちゃん、もしかしてかぐや姫?最後は、月に帰っ
てしまうのか?・・と思って聞いていたが、それなり
に“論理的”な解決があって、でも、それでも、もしか
して?と思わせる要素もちゃんと残す。

・・・こんな噺を作るなんて、小ゑん師匠、本当にロ
マンチストなんですねぇ・・そういうとこ、好きです。

最後、“予告”どおり、篠笛の演奏も。上手い!

次回ハンダ付けは12月9日(日)、ゲストは扇遊師
匠とのこと。
posted by JTm at 08:54| 落語 | 更新情報をチェックする

2018.10.14 柳家甚語楼の会@お江戸日本橋亭

2018.10.14 第18回 柳家甚語楼の会

演目
柳亭市若      出来心(上)
柳家甚語楼     高砂や
柳家ほたる     居酒屋
柳家甚語楼     茶金
  (仲 入 り)
柳家甚語楼     笠碁

初めての昼開催だそうだが、入りは上々で、並んで
いる時も、「昼はいいねぇ」という会話がチラチラ。
・・年配のグループのお客さんが多くて、終演後に
食事しよう、という会話があったりするからね。

市若「出来心」。前半の間抜け泥の部分。前日に放
送されたTVドラマで、主人公が演じていたのを思
い出す・・・大丈夫、負けてないから。

甚語楼「高砂や」。八五郎が婚礼の席で、「目八分
だから鴨居のあたり、目九分なら天井・・目十二分
ならひっくり返っちゃう・・」まで、説明するのは
初めて聞いたなぁ。

ほたる「居酒屋」。6月の終わりの一門会で聞いた
ので二度目。酔っぱらいの演技、良くなったかも。
小僧さんは、あいかわらず可愛い。

甚語楼のあと二席。
「茶金」。主人公の油屋さんが、茶金さんの店に、
茶碗を持ち込むあたりから、急激に眠くなり、その
後の茶碗の“出世”の部分を、ほとんど聞き逃した。
残念、かつ申し訳ない。

ただ、この噺はやっぱり上方のものだなぁ・・江戸っ
子が、あそこまで金儲けにこだわるだろうか?

「笠碁」。権太楼師匠の笠碁とは、ちょっと印象が
違うが、“笑い優先”の姿勢は同じ。

家で待ってる方の“ワガママ”老人が、イライラを募
らせて、奉公人や家族ばかりでなく、お天気にまで
文句を言っている様子が、なんとも傑作だった。
posted by JTm at 08:20| 落語 | 更新情報をチェックする