2019年09月19日

2019.9.18 三三・左龍の会@内幸町ホール

2019.9.18 第92回 三三・左龍の会

演目
三三&左龍      (ご挨拶) 
柳亭左ん坊      からぬけ
柳亭左龍       尼寺の怪
柳家三三       半分垢
  (仲 入 り)
柳家三三       しの字嫌い
柳亭左龍       転宅

冒頭トークは、この日訃報が伝えられた山遊亭
金太郎師匠の話題・・「言えない、言えない」
と言いつつ、色々と・・もちろんオフレコで。

左ん坊「からぬけ」。与太郎のぼんやりした感
じがよく出ている・・もしかして、地だったり?

左龍「尼寺の怪」。初めて聞く噺で、演題は終
演後の貼り出しで知った。別名「おつとめ」と
言うそうだ。

みんなで怖い話をしようということりなり、寺
の和尚さんのところに怪談を仕入れに行ったト
ラさんが大失敗をするという・・いわゆる、オ
ウム返しの噺である。

トラさんの言い違いが傑作なのはもちろんだけ
れど、怪談が出来なかったら皆に酒を・・とい
う取り決めで、「一合二合なんてもんじゃすま
ない、二斗、三斗ってことに・・」と、トラさ
んが述懐するのに驚く。

・・・いったい、どんだけ呑むんだ???

三三「半分垢」。左龍師の二席はともに初演と
のことだったが、三三師のこの噺もそうかな?

上方から三年ぶりに帰った相撲取りの女房が、
亭主を自慢するのを、亭主の相撲取りがたしな
める・・いやー、どちにしても限度をわきまえ
ろってぇの!

三三「しの字嫌い」。2017年の暮以来の遭遇。
したがって、初演ではなし。

強情な下男vs.粗忽なところのある主人。
・・これはもう、結果は明らか。

左龍「転宅」。えー、今さらネタ下ろしなの?
と思わないでもないが。

お菊さんを、色つぽくというより、戯画化し
て見せている。これはこれで面白い。
間抜けな泥ちゃんが、純情で可愛らしく、騙
されてしまうのが、なんだかお気の毒だった。
posted by JTm at 13:02| 落語 | 更新情報をチェックする

2019年09月16日

2019.9.15 小辰の寸法@日本橋社会教育会館

2019.9.15 小辰の寸法 第19回

演目
入船亭小辰     (ご挨拶)
春風亭与いち    黄金の大黒
入船亭小辰     目黒の秋刀魚
  〃       へっつい幽霊
  (仲 入 り)
入船亭小辰     藪入り

まず冒頭のご挨拶は、この日の昼間のお仕事の
こと、そして、落語をしゃべるのは睡眠薬代わ
りになるということについて。

最近、寝不足気味のわたしとしては、ぜひ取り
入れたい試みだけれど、その前に落語を覚えな
くちゃ・・・

それにしても小辰さん、高座では寝ないでね・・
志ん生師匠じゃないんだから。

与いち「黄金の大黒」。聞いていて、師匠の一
之輔師そっくりだなーと思っていたら、後から
小辰さんが同じことを言ったので・・なんか、
嬉しかったり。

小辰「目黒の秋刀魚」。この秋の初秋刀魚。

本物のサンマは今年も不漁だそうで、先日、近
所のスーパーで見たら、食べるのが可哀そうな
くらい細っちぃヤツが、それなりのお値段だっ
たのでピックリ!・・結局、買わずに帰った。

せめて、噺の方の秋刀魚は、豊漁でありますよ
うに・・あー、つばが湧いてきた・・・

小辰「へっつい幽霊」。小辰さんのこの噺はた
ぶんお初。初演かどうかは訊きそびれたが。

若旦那が登場しないひとりバージョン・・だっ
たと思う、たぶん。
ごめんなさい、眠かったの・・・

小辰「藪入り」。冒頭でお父っつぁんが起きだ
して箒を手にするのが、午前4時。
冬だったら真っ暗だなぁ、夏の藪入りかしら?
と思っていたら、帰宅した亀ちゃんが「めっき
りお寒くなりました」・・

あ、冬なのね・・じゃ、本当に真っ暗だろうな。

扇辰師匠の藪入りは、おっ母さんの印象が強い
が、比べると小辰さんのはお父っつぁんの方が
印象的。

いかにも江戸っ子で、威勢がいいや。

ここのところ、諸般の事情で引きこもり的生活
を送っていて、久々の外出だった。やっぱり、
落語はライブに限るねぇ。
posted by JTm at 10:12| 落語 | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

2019.9.10 鈴本演芸場上席・夜の部

2019.9.10 鈴本演芸場上席・夜の部(主任・こみち)

演目
柳家小はだ       転失気(途中から)
柳家小はぜ       子ほめ
松旭斎美智・美登    (奇術)
鈴々舎馬風       (漫談)
柳家甚語楼       権助芝居
米粒写経        (漫才)
古今亭文菊       金明竹
柳家はん治       粗忽長屋
翁家社中        (太神楽曲芸)
古今亭菊之丞      棒鱈
  ( 仲 入 り)
ペペ桜井        (ギター漫談)
柳亭燕路        だくだく
林家正蔵        蛸坊主
林家正楽        (紙切り)
                 相合傘、こみち師匠、紅葉狩、松茸狩
柳亭こみち       船徳
       (三味線:???)

ものすごーく、久しぶりの鈴本、こみち師の芝居、
楽日に滑り込み。少し遅れて、小はださん「転失気」
の途中から。

小はだ「子ほめ」。前かたの弟弟子を揶揄しつつ。
そういえばこの芝居は一門勢ぞろいですね。

美智・美都。キャンディーご馳走様。

馬風。美空ひばりメドレー、たっぷりと。

甚語楼「権助芝居」。馬風師匠がのばした分を、きっ
ちり調整。

米粒写経。時事ネタたくさん・・・インテリ漫才?

文菊「金明竹」。理知的すぎて与太郎が可愛くない。

はん治「粗忽長屋」。まさに鉄板ネタ。ひょうひょ
うとした語り口が、この噺にふさわしく。

菊之丞「棒鱈」。ホントに酔っぱらってる??

ペペ桜井。偉大なるマンネリって、このことか。

燕路「だくだく」。先日の白酒師に比べると、まさ
に“王道。どっちも面白いけれど。

正蔵「蛸坊主」。もとは上方ネタだそうだが、上方
では一時すたれてしまったものを、八代目正蔵師が
受け継いでおられた噺だそうで。九代目はまさに、
正当な後継者、か?

正楽。こみち師匠の横顔、ちゃんと面影あり・・さ
すが名人!・・そろそろ人間国宝?

こみち「船徳」。昨年夏に、初演を聞いている。そ
の時は(たぶん)習った通りに演じていたのだろう
が、今回、大幅な変更が・・・

何と言っても、徳さんの舟の気の毒なお客が、女性
ふたりになっていたのが最大の改変。

お姑さんとお嫁さんというふたり連れなのだが、ど
ちらも遠慮のないもの言いで、それが却ってふたり
の仲の良さを感じさせる。

あと、季節柄なのか、四万六千日という語は登場し
なかった。

いろいろひどい目にあったふたりだけれど、特にお
姑さんの方が、最後まで徳さんを心配していたのが
印象的・・・可愛い孫みたいな感じだったのかな?


ホントに久々の寄席・・前座さんも知らない顔が増
えちゃって・・追い出し太鼓、要特訓!
posted by JTm at 13:15| 落語 | 更新情報をチェックする