2017年03月16日

2017.3.15 落語坐・こみち堂@国立演芸場

2017.3.15 落語坐・こみち堂X −柳亭こみち独演会−

演目
柳家あお馬      やかん
柳亭こみち      熊の皮
  〃        鉄火のお千代
  (仲 入 り)
三遊亭白鳥      三遊亭花誕生(「落語の仮面」第一話)
柳亭こみち      稽古屋
         (三味線:太田その・・たぶん)

毎回、満員御礼だったこの会、今回は、他の会と
被ったこともあって、空席がちらほら。前の席が
ちょうど空いていたので、わたしにはラッキー。

あお馬「やかん」。無理なく、そつなく、ではあ
るのですが・・・うーん。頑張れ、青年!

こみちの前二席。
「熊の皮」。以前からのお得意ネタだが、おかみ
さんが、甚兵衛さんに、歌で口上を教える場面が
増えて、可笑しさ倍増。・・・このおかみさん、
サイコーです。

「鉄火のお千代」。白鳥作。「大工調べ」みたい
な啖呵を切りたいと注文して書いてもらった噺だ
そうだ。

初めての噺なので、筋を追うだけでいっぱいだっ
たから、とやかくは言わないけど・・肝心の啖呵
が・・・うーん、いまひとつ。

ゲスト・白鳥「三遊亭花誕生」。聞きたい聞きた
いと思っていた『落語の仮面』第一話に、まさか
ここで出合えるとは!・・・嬉しい限り。

しかしなぁ・・・想像以上の馬鹿らしさで、もう
笑うっきゃない。そして、この第一話で、主要登
場人物の人物像が、しっかりと確立していること
に感心した・・・こみちさんが言う通り、この方、
天才です(決して天災ではなく、ね)。

こみち「稽古屋」。昨年、音曲噺の会で聞いたの
とほぼ同じフルバージョン。踊りのお稽古の場面
で、道成寺の手鞠唄を踊っているお嬢ちゃんが、
なんか、目に見えるようです。


この最後の噺の時に聞こえた唄声から、三味線は
その師匠と見当をつけたけれど、確認は出来なかっ
たので、違ってたらごめんなさい。

それにしても、こみちさん、昇進後の名前がまだ
決まらないって・・・燕路師匠、ご決断を!
posted by JTm at 09:20| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

2017.3.14 権太楼ざんまい@日本橋劇場

2017.3.14 権太楼ざんまい

演目
桃月庵はまぐり     金明竹
柳家さん光       新聞記事
柳家権太楼       質屋庫
  (仲 入 り)
柳家権太楼       不動坊

はまぐり「金明竹」。マクラに小噺の「他行」を
つけて、言い立ても4回・・・それできっちり15
分に収めたのは立派。

さん光「新聞記事」。この“十番勝負”、ネタおろ
しでということではなかったかな?この噺は以前
にも聞いた記憶あり。

でも、前回の印象とはまったく違う・・・面白さ。

権太楼の二席。
「質屋庫」。先月の三田で聞いたばかりだが、繰
り返し聞いても抜群に可笑しい。後の噺のマクラ
での話では、演っているご本人も面白いそうなの
で、聞く方が面白いのは当たり前だ。

何と言っても、繻子の帯に関する旦那の妄想が、
どんどん膨らんで行くのが愉快。これじゃ、聞い
ていたさだ吉くんが、混乱してくるのも当然か。

「不動坊」。ここのところ、小辰さんで聞く機会
が多くて、権太楼師匠のは2015年以来。

前半の吉っつぁんの浮かれ具合のなんとも嬉しく
なる感じと、後半の屋根の上のお馬鹿三人組の騒
動の馬鹿らしさは、やはり、他の追随を許しませ
ぬ・・・あー、よく笑ったよ!
posted by JTm at 09:50| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

2017.3.12 のれん噺@日本橋社会教育会館

2017.3.12 第41回 のれん噺

なぜか不思議とスケジュールの合わない会で、
一昨年6月以来の参加。その間に、レギュラー
メンバーの喜多八師が亡くなって(ご冥福を・・)
小燕枝師が後に入ったらしい。

演目
春風亭一花     道灌
五街道雲助     幇間腹
柳亭小燕枝     猫の災難
  (仲 入 り)
古今亭志ん橋    長屋の花見
春風亭一朝     中村仲蔵

「かわら版」に告知されていた演目は、「文違
い」「ぞろぞろ」「三方一両損」「長屋の花見」
だったのだが、どうやらこれは、連絡ミスによ
る?誤報だったようで、上記が、当初からの既
定の演目だそうだ。

さらに、さら口に上がるはずだつた志ん橋師匠
が、開演時間を勘違いしたとかで、まさかの遅
刻。雲助師と出番変更に・・・そういえば、前
回来た時も、喜多八師が遅刻だったんだよね・・・

そんなユルーイ雰囲気が、不思議と心地よいの
だから・・・奇妙なものです。

一花。前日に続いての遭遇。売れっ子だねぇ。
「道灌」。前日の真田小僧とは違って、ごく、
オーソドックスな基本形で。

ゆったりした口調でしゃべっていたご隠居が、
途中から早口になったようだったけれど、持ち
時間の関係か?

雲助「幇間腹」。志ん橋師の入り待ち?で、こ
の噺としては異例な長さで丁寧に。

鍼の練習をする若旦那が、稽古台に使うマクラ
が空気マクラで、鍼をさすと空気が抜けちゃう
・・・傑作。

小燕枝。見た目、とっても“枯れた”風情なのに、
噺に入ると、実に骨太な、どっしりした印象に
変わる・・・師匠である五代目小さん師のDN
Aかな?

「猫の災難」。鯛を買って帰った兄貴分が、酒
を呑まれてしまったことに気づき、本気で怒っ
てるな・・と感じた。権太楼師だと、面白がっ
ている部分を感じるのだが。

どっちがいい、とは言えません。どっちも好き
です・・・呑んべぇのひとりとしては、怒りの
方が本当かな?とは思うが。

志ん橋「長屋の花見」。遅刻のお詫びなのかな
んなのか、この噺としては驚くほどの長さ・・・
40分。

大家が用意した肴に、「魚の干物がひとりあた
ま二尾」を追加するという・・・豪華版。
・・・しらす干しだったけどね。

爆笑でした。長かったけど、長さを感じさせな
いほど。

一朝「中村仲蔵」。1月の終わりにこの同じ会
場で聞いたばかりだが、あの時は、風邪の後遺
症?で咳の発作に襲われ、ちと辛かったという
記憶があるので、リベンジ出来たのは嬉しい。

たっぷりの4席、大いに堪能。
次回は、9月18日(祝)開催とのこと。
posted by JTm at 20:18| 落語 | 更新情報をチェックする