2017年08月25日

2017.8.24 国立能楽堂夏スペシャル 狂言と落語・講談

2017.8.24 国立能楽堂夏スペシャル 
   狂言と落語・講談-特集・相撲-

演目
一龍斎貞山     講談「谷風情相撲」
桂 南光      落語「花筏」
  (休   憩)
狂言(大蔵流)「鼻取相撲」
          大名=茂山千三郎、太郎冠者=茂山あきら、
          新参の者=茂山千五郎、後見=鈴木 実、井口竜也

毎夏恒例のコラボ公演、今年は、「相撲」を
テーマにした作を三本という特集。

神話の中にも登場する、長い歴史を持つスポー
ツであり、また、神事という一面も持つ相撲。

狂言の成立した室町時代、そして、落語や講
談が生まれた江戸時代にも、大変盛んだった
と言う。

なので、これを背景にした作は、沢山ある。
おそらく、やろうと思えば、あと2、3年は
同じテーマで続けられるかも?
(・・やめておいてほしいが。)

まずは、貞山先生の「谷風情相撲」から。
落語の「佐野山」でもお馴染み。

・・申し訳ないが、谷風が佐野山の家に、親
御さんの病気見舞いに行くところで力尽きた・・・
暑さがぶり返したもので、寝不足なんです。

南光「花筏」。この企画に、上方落語が登場
するのはお初ではないかな?そして、上方版
のは、5年ぶりくらい。前回は吉弥師。

相撲興行の場所が違うだけで、あとはお江戸
版と一緒ですねぇ・・・と思ったら、またま
た眠気が・・・すいません。

・・ったく、なにしに来たのやら。

気を取り直して、後半は狂言。
「鼻取相撲」。新参の家来が、相撲が得意と
聞いて、ぜひ、その腕前を見たい主人(大名)。
ところが、相手をする者がいない。

仕方なく、大名自ら、その相手になるが・・

ようやく得た就職先の主人相手に、鼻をひね
るという暴挙を働く新参者も新参者だが、負
けに熱くなって、「もう一番!」という主人
も主人。

そして、“鼻ガード”をつけての再戦。

この鼻ガード、何で出来ているのかな?
最後に、舞台に叩きつけて割ってしまうとこ
ろを見ると、かわらけのようなものだろう。

これをつけた千三郎さん・・・なんか、アン
パンマンみたいで、可愛かったな。
posted by JTm at 10:25| 雑記 | 更新情報をチェックする

2017年08月13日

2017.8.12 音の会@国立小劇場

2017.8.12 第19回 音(ね)の会
   -歌舞伎音楽既成者研修発表会-

演目
鳴物/長唄「浅妻舟(あさづまぶね)」
    笛=田中傳三郎、小鼓=田中傳四郎、望月太喜十朗、
    立鼓=田中傳九郎、大鼓=田中傳吉、太鼓=望月太左一郎
    長唄 三味線=杵屋巳佐、鳥羽屋里松、柏要二郎
       唄=杵屋三美郎、杵屋長寿郎、鳥羽屋三五郎
長唄「独吟三題」
    一、『番町皿屋敷』より 〽世の中の
      三味線=鳥羽屋里松、唄=鳥羽屋三之助
    二、『髪結新三』より 〽書き送る
      三味線=鳥羽屋和樹、唄=鳥羽屋三五郎
    三、『東海道四谷怪談』より 〽竹垣の
      三味線=杵屋弥七新、唄=杵屋三美郎
長唄「助六」
    三味線=柏要二郎、杵屋巳千雄、(上調子)杵屋巳佐
    唄=杵屋長寿郎、杵屋巳勇次、杵屋巳志郎
  (休   憩)
義太夫/舞踊「道行初音旅」(『義経千本桜』より)
    振付=藤間勘祖
    浄瑠璃=竹本樹太夫、竹本拓太夫、(助演)竹本泉太夫
    三味線=鶴澤繁二、鶴澤卯太吉、(助演)鶴澤公彦
    舞踊 狐忠信=市川蔦之助、静御前=中村梅乃、
       後見=中村京純、中村梅寿
    黒御簾=田中傳九郎、望月太佐一郎、望月太喜十朗、
        田中傳四郎、田中傳三郎

昨年に続き、音の会に挑戦。
・・・今年は、寝なかったぞ!

とは言うものの、やはり、細かく評を書くような
立場ではない。

分からないなりに、なんとか楽しませていただい
た・・・というだけ。

国立劇場の養成事業って、毎回、どのくらいの人
数が入るのだろう・・・そして、そのうちどのく
らいの人が、無事、研修を終えて、プロの舞台で
活躍するのか・・・。

統計がありそうなものだが、公開はされていない
のか?

なんにせよ、キビシイ世界に違いないとは思う。

「本番」は、これから。
どうぞ、頑張ってもらいたい。ご活躍を!
posted by JTm at 08:03| 雑記 | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

2017.1.21 民俗芸能公演@国立小劇場

2017.1.21 民俗芸能公演 早池峰神楽 -大償と岳-

演目
大償(おおつぐない)神楽   出演=早池峰大償神楽保存会
   鳥舞(とりまい)
   天降(あまくだり)
   鐘巻(かねまき)
  (休   憩)
岳(たけ)神楽        出演=早池峰岳神楽保存会
   天女(てんにょ)
   五穀(ごこく)
   諷誦(ふうしょう)
   権現舞(ごんげんまい)

このブログにもいくつか神楽のことを書いたが、それ以前にも
旅行先などで、神楽を見る機会が何度かあった。

この早池峰神楽も、かなり以前に、岩手県大迫(おおはさま)
町(現在は花巻市に統合)の、現地で拝見する機会を得た。
・・・もっとも、何の知識もなく見たので、面白かったという印象
しか残っていないのだが。

なんの知識もないのは、まあ、今も同じで、今回も、面白かっ
た・・・という以上のことは言えそうにない。

早池峰山のふもとの、大償と岳のふたつの地区に伝承される
神楽で、国指定の重要無形文化財、そして、ユネスコの無形
文化遺産にも指定されている。

全部で40番以上の舞があるそうだが、今回は、大償から3番、
岳から4番という、ごく一部の?紹介だった。

儀式性の高い舞、豊穣を祈る舞、神話に題材をとった舞、優
雅な女舞・・・そして、圧巻だったのは、激しく勇壮な荒舞に位
置づけられる「諷誦」。(今回は岳神楽だったが、大償にも同
じ演目があり、そちらは「普将」と呼ぶそうだ)

荒ぶる神が、悪鬼を退治する様子を描く舞で、両手に刀(真剣)
を持って、これを操りながら激しく舞う。
まさに、手に汗握る、迫力満点の舞で、会場から、大喝采を
浴びていた。


2017.1.21 民俗芸能公演 壬生狂言

演目    出演=壬生大念佛講中
道成寺(どうじょうじ)
  (休   憩)
愛宕詣(あたごもうで)
  (休   憩)
紅葉狩(もみじがり) 

壬生狂言という名称は聞いたことがあったが、どんなものな
のか、知識はゼロだった。

壬生狂言は、京都市中京区にある壬生寺に伝わる芸能で、
正式には「壬生大念佛狂言」と言うそうだ。

鎌倉時代、多くの信者に仏の教えを分かりやすく伝えようと、
壬生寺中興の祖である圓覚上人が始めたと伝えられている。

始めは宗教的色彩が強かったのだろうが、近世になって、他
の芸能、演劇から様々な物語を取り入れ、庶民の娯楽として
も親しまれるようになった。

昭和51(1976)年、国の重要牟礼文化財に指定。現在、30
番ほどの演目が上演される。

すべての演者が面をつける仮面劇で、金鼓・太鼓・笛の囃子
に合わせて演じられる。中でも一番の特徴は、演者はすべて
無言・・・つまり、パンマイムだけで演じられるということだろう
・・・これには、本当に驚いた。

今回演じられた3番のうち、「道成寺」と「紅葉狩」は、能や歌
舞伎舞踊でもおなじみの演目。

そして、「愛宕詣」は、落語の「愛宕山」みたいにカワラケ投げ
(舞台から煎餅を投げる)をする場面があったりもする。

さらに、色好みの主人が、茶屋で出会った娘に心ひかれ、実
はとんだババをつかまされてしまうというその後の展開は、先
月見たばかりの狂言「業平餅」によく似ていた。


こうした各地の伝統芸能は、原則として、その場に行かない
と見られないし、その上、上演時期も限られているから、こう
して東京で見られる機会というのは、とても貴重である。

ただ、予備知識なしで見に行ってしまったのは、ちょっともっ
たいなかったかな・・・次の機会には、少し勉強してから行こ
う・・・とぞ思ふ。
posted by JTm at 20:09| 雑記 | 更新情報をチェックする