2016年09月04日

2016.9.2 越中おわら風の盆@富山県富山市八尾

2016.9.2 越中おわら風の盆

もとは知る人ぞ知るといった体だったこの祭りが、全国
的に有名になったのは、1985年に、高橋治氏の小説
『風の盆恋歌』が発表されたのがきっかけだそうだ。

その手の小説にはとんと縁のない当方・・・しかし、その
わたしがこの祭りに興味を抱いたのもまた、とある小説
がきっかけではあった。

内田康夫氏の『風の盆幻想』。
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2005年幻冬社刊。2010年同文庫(写真はこちら)。

どういう経緯なのかは聞いていないが、この作の中
に亡母の俳句が登場する。おかげで、単行本発刊時
に、本を買わされたことはよく覚えている。

その母が亡くなって、今年で10年。
旅は好きだが、人混みと行列は大嫌いなわたしが、
突然に、「風の盆、見に行こう」と思ったのは、もしか
したら、母の“たくらみ”だったのかもしれない。

言葉の通じないところならともかく、国内旅行でツアー
なんて・・・と思っていた時期もあったけれど、昨今は
そんなことは言ってられない。なにせ、旅行計画を立
てようにも時刻表の数字が読めないんだから、どうし
ようもないじゃないか。

それに、ローカル鉄道やバス路線は縮小の一途をた
どり、車にも自転車にも無縁の人間は、身動きが取
れないのである。

というわけで、大人の休日倶楽部主催のツアーに参
加することに。(別に言い訳は不要だけれど)

風の盆は、9月1日から3日の開催。わがツアーは、
二日目の夜、現地、八尾を訪れた。

町の中心部まで案内されて、「あとはご自由に」と放
り出される・・・放牧された牛みたいなもんだ。・・・草
ならぬ、流し踊りを求めてあちこちウロウロ。

解散場所の近くの寺の境内で、舞台での踊りが披
露されていたので、まずはそちらへ。
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でもやっぱり、流しの踊りを見なくちゃね・・・と、町筋
に戻るものの、なかなか出会えない・・・しかも、もの
すごい人出!・・・人いきれで気が遠くなりそうになっ
たころ、ようやく、出会いました!
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どうやら、人の溜まっているところに、踊りあり・・・と
いう基本的原則をようやく飲み込んだのだけれど、
そのころにはもう、人混みにウンザリ。

もう、いいや、一応、見たし。
と、ばかりに、人のいない方へ、いない方へと道をた
どっていったら、こんな景色が。
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八尾の町は、神通川の支流、井田川の畔にあり、
河岸に高さ20メートルもの石垣を積み上げて、その
上の高台に町を築いている。

町から河岸へ下る急な坂道からは、ライトアップされ
た川岸の道路や石垣が美しく見える。

疲れた足を引きずるようにして、集合場所のバス駐
車場に向かおうとしたら、最後のお名残りのように、
流し踊りに遭遇した。

IMG_0192.JPG IMG_0187.JPG 

笠を被るのは、原則として年頃未婚の女性・・・とのこ
とだったが、御多分にもれずの過疎化の波で、なかな
かそうも言ってられない・・・というのが現実らしい。

ちなみに、中学生?くらいの女の子たちは、笠なしで
踊っていたけれど、顔がわかっちゃうとマズイ?と思い、
写真は載せてません・・・間違って出てたらごめん、です。
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2016年03月30日

2016.3.28〜29 石巻・登米の旅

2016.3.28〜29 石巻・登米の旅

昨年のミャンマーの旅で出会った方たちに誘われて、東北
への旅に。

「仙台まで来たら迎えに行くよ」の言葉に、その後のことは
まったくのおまかせ・・・さて、いったいどこへ連れて行かれ
るのか・・・?

仙台駅・・・迎えの車は、なんと、ジャガー・・・生まれて初め
て乗ったよ・・・そして、たぶんもう二度とないかも?なので、
記念にエンブレムを・・・(笑)
  
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さて、どこへ行くの?という問いに、目的地は、石巻にある
追分温泉・・・とのこと。
北上川河口からもほど近い、山の中の一軒宿の温泉だそう。

山の中だけど、海からも近い・・・海岸線ギリギリまで山が迫
る、三陸ならではの立地。・・・それがまた、あの震災での、
大きな被害にもつながったのですが。

仙台から高速道路を通り、松島を通り過ぎて石巻。北上川
沿いを河口方向へ・・・このあたりは、津波の被害の大きかっ
たところ。今はもう、がれきはすっかり取り除かれて、あちこ
ちで、地盤の嵩上げ工事が盛んに行われていました。

河口から最初の橋が、新北上大橋。その橋のすぐ際にあっ
たのが、あの大川小学校です。全校児童108人の7割、74
人が死亡、行方不明になったそうです。

つい先日、震災遺構として保存が決まった大川小跡地・・・
今は、ロープで仕切られ、「関係者(遺族含む)以外立ち入り
禁止」の札が出ていました。

全体を見渡すと、曲線を多用した、洒落たデザインの学校で
あったことが見て取れます。きっと、地域の人々の、自慢の
学校だったのだろうなぁ・・・・二階部分で建物をつないでいた
と思われる渡り廊下が、飴のようにねじれて倒れており、津波
の破壊力のすごさを見せつけます。

学校のすぐ近くまで、山が迫っているけれど、かなり急な斜面
で、登るのは大変だと感じました。
学校の責任が問われていますが、とっさの場合に、小さな子ど
もたちを連れてそちらへ逃げるという判断は難しいのでは?と
いう印象・・・

もちろん、これはあくまでわたし個人の感想です。
校庭の一角に設けられた慰霊碑に手を合わせながら、祈るこ
としか出来ない自分が、ただただ情けないばかりでした。

一部工事中の新北上大橋を渡り、ぐうっと山の方へ登って行く
と、もう、間もなく、追分温泉に到着。

木造の、昔の学校(わたしが入学した小学校はそのころまだ木
造校舎があったのです)みたいな建物だなー・・・と眺めます。

どうやら、増築を繰り返して、何棟かの建物を、渡り廊下でつな
いでいるようでした。
入口の看板・・・・0328(2).jpg

後で調べたところによると、昔、このあたりで金鉱を探していた
方が、坑道から出る湧水を沸かして湯治場にしたのが始まり
だそうです。ラジウム鉱泉(つまり温度は低い)で、五十肩や
神経痛に効くようです。

浴槽はカヤの木・・・樹齢500年の大木だとか。透き通ったき
れいなお湯で、非常に気持ちの良く、掃除も行き届いて、細
やかな心遣いが感じられました。

ちょっと驚いたのが、館内にあちこち・・・というか、所狭しとば
かり、様々な「お宝」が飾られていたこと。そのまま、「なんでも
鑑定団」の舞台になりそうな・・・

建物の中ばかりか、外にまで、こんなものが・・・・
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ダットサンだって・・・・

山の中で、でも、海も近いという、絶好の立地を活かして、夕
食には山海の珍味が並びます・・・・
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もう、お腹いっぱい!

ミャンマーの旅で知り合った方たちは、仙台の方がおふたり、
登米の方がおふたりです。
今回、登米の方のおひとりが奥様連れで来られたので、地元
の方が5人、それにわたしと友人が加わり、7人の大宴会・・・

ご馳走をいただきながら、話に花が咲き、大いに盛り上がりま
した。

翌日は、登米の方が経営する小さな料理屋で昼食。
こだわりのササニシキを栽培する農家だったご主人が、親戚
の方から譲り受けた古い家を改装して始めたお店とのこと。

「ともかく、美味しいお米を少しでも多くの人に食べて貰いたく
て」・・・だそうで、え、採算合うの?と思うような、リーズナブル
なお値段・・・・。

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おにぎり定食、これでなんと、500円!

おにぎりの具は、8種類?の中から2種をチョイス。それに、小
どんぶり一杯の「はっと汁」(東京で言うところのすいとんでしょ
うか?)と、サラダ、野菜の煮物、山菜の和え物、漬物が付きま
す。・・・・これまた、お腹いっぱい!

お天気にも恵まれて、満開の梅の花を眺めつつ、楽しい二日間
の旅でした・・・・ちょっと残念だったのは、持って行ったカメラが
突然に故障し、携帯もバッテリーが心細くて、写真が思うように
撮れなかったこと・・・・もっともっと、お見せしたいところがあった
のですが・・・すいません。
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2015年07月12日

2015.7.9 尾瀬ハイキング

2015.7.9 尾瀬ハイキング

二泊三日のツアー、中日は尾瀬へ。
沼山峠から入って、大江湿原を越え、尾瀬沼の畔へ。
そこから沼に沿って、三平下の尾瀬沼山荘まで。

全行程(往復)8.6kmの、ごく、気楽な歩き・・・通称、
「年金(受給者)コース」と言うそうな・・・(笑)

尾瀬は、30代のころ二度訪れている。その時は、二
度とも、山小屋に一泊して、三条の滝まで降りて行っ
たのだったが・・・・ま、あれからン十年だからねー・・・
まだ、年金は貰ってないにせよ。

ツアーの良いところは、ガイドさんがついて、いろいろ
解説してくれるところ。花の名前、いっぱい教わりまし
た・・・・記憶に残ってるところだけご紹介。

まずは、沼山峠の林の道で出合った花々。
マイヅルソウ.JPGゴゼンタチバナ.JPG
マイヅルソウ                  ゴゼンタチバナ
ギンリョウソウ.JPG ギンリョウソウ

峠道が終わって、大江湿原に入ると、まもなく、尾瀬沼が
見えてくる。
尾瀬沼.JPG
上の写真の、向こうに見える白い花は、これ。
コバイケイソウ.JPGコバイケイソウ (2).JPG
コバイケイソウ                 花のアップ
手前の赤い花は、こちら・・・レンゲツツジ。
レンゲツツジ.JPG

他には、こんな花々も。
ハクサンチドリ.JPGニッコウキスゲ.JPG
ハクサンチドリ                 ニッコウキスゲ
ワタスゲ.JPGゼンマイ.JPG
ワタスゲ                    ゼンマイ

幸いに前日までの雨は止み、最初は雲がかかっていた燧岳も、
三平下まで行ったあたりで、顔を見せてくれた。
燧岳.JPG  燧岳(2).JPG

もと来た道を引き返し、お名残に大江湿原の水路を振り返って、
ふたたび、沼山峠へ。
大江湿原.JPG
posted by JTm at 11:18| | 更新情報をチェックする