2020年07月14日

2020.7.11 YouTubeで逢いましょう!by茂山狂言会(その16)

2020.7.11 YouTubeで逢いましょう!part16
            今更ながら「狂言入門編」

演目
(ご挨拶~トーク)
     茂山逸平
解説「狂言のお話」      茂山千五郎
狂言「柿山伏」
     山伏=鈴木 実、畑主=山下守之、後見=柴田鉄平
(トークと告知)
     逸平、千五郎
新作狂言「旅は道連れ」(茂山童司=作)
     江戸の者=茂山宗彦、都の者=茂山 茂、
     女房=井口竜也、   照明=逸平
(トークと告知)
     逸平、山下、鈴木
狂言「膏薬煉(こうやくねり)」
     都の膏薬煉=茂山千之丞、
     鎌倉の膏薬煉=島田洋海、  後見=柴田
(トークと告知、附祝言)
     逸平、千五郎、千之丞
附祝言「猿唄」    茂山千五郎  外一同

不定期配信となった第一回は、16回目にしてようやく?
狂言入門の回。

まずは、普段、学校公演でやっているプログラムから、
千五郎師の解説と、教科書にも載った「柿山伏」を。

茂山家の狂言会では、冒頭に役者さんたちが解説に出る
ことが多く、みなさん、お話が上手で面白い。
・・なるほど、こういう機会に“鍛えられ”ているのね・・

「柿山伏」は、なんと配信に三度目の上演。前回、第6
回配信の時は、リモート狂言で、まさかのドッキリ!
だったけれど、今回は真っ当に・・入門編ですから。

冒頭の解説に、大道具のない舞台で役者が「早や〇〇に
着いた」と言うと、即、場面が変わると。

その狂言の“お約束”を最大限に活かし、かつ、逆手にとっ
て作られたのが、「旅は道連れ」。

HANAGATAでの初演、再演も見ている。京から江戸へ
向かう男と、江戸から京へ向かう男が、なぜか旅の道連
れになるという・・方向、逆だよー!

「〇〇だ」と宣言することで、あっと言う間に場所も景
色も変わる・・あげくに、女房まで、自分のだったり他
人のだったり・・

頭が固いとついて行けません・・クラクラしてきた。

「膏薬煉」。これも“旅もの”で、京の膏薬煉と鎌倉の膏
薬煉が、効き目を争う。口々に説明する膏薬の効能やそ
の原材料が、まさにオドロキで・・

最後は鼻に紙きれを貼り付けての「吸い合戦」。(解説
によれば膏薬は痛みを“吸い取る”と信じられていた由)

・・ここでちょっとした?ハプニングが起きて・・でも
そのリカバリーが、実に傑作でした。これ、歴史に残り
そうだねぇ・・・。

次回配信は、17日(金)19:00~、とのこと。  
posted by JTm at 08:55| 狂言 | 更新情報をチェックする

2020年07月06日

2020.7.5 YouTubeで逢いましょう!by茂山狂言会(その15)

2020.7.5 YouTubeで逢いましょう!part15

演目
(ご挨拶~トーク)
     茂山逸平
狂言「寝音曲」
     太郎冠者=茂山千之丞、
     主人=増田浩紀、     後見=柴田鉄平
(トークと告知)
     逸平、井口竜也&山下守之、
     茂山千五郎、千之丞
狂言「二人大名」
     大名・甲=鈴木 実、大名・乙=茂山宗彦、
     道通りの者=島田洋海
狂言エクササイズ「おきゃがり小法師」
     インストラクター=茂山 茂、
     実演=宗彦、鈴木、柴田
中継「山本太郎個展」紹介
     リモート出演 山本太郎(ニッポン画家)
     逸平、千之丞
狂言「福部の神-勤入」(コロナ対策、50%削減バージョン)
     福部の神=茂山七五三、
     鉢叩き=千五郎、茂、井口、山下
     地謡=その他全員、笛=島田、  後見=柴田
(トーク~告知、附祝言)
     逸平
     附祝言「猿唄」  茂山千五郎 外一同

ついに15回目となった非接触型狂言会だが、徐々に“接触型”
も復活しつつあるようで、次回からは毎週日曜ではなく、不
定期配信になるようだ。その予定日は最後に。

狂言「寝音曲」。たまたま従者の謡を聞いた主人が、謡って
くれと所望。しかし、気の進まない太郎冠者は・・?

茂山狂言会ではかなり上演回数の多い演目で、わたしも狂言
を見始めた最初のころから、何度も拝見している。ただ、割
と、ベテラン勢で演じられることが多く、今回の千之丞さん
は、太郎冠者の最年少記録かも?・・です。

狂言「二人大名」。連れだって都に赴く大名ふたりが、道で
出会った者を従者代わりにと思いつくが・・?

この手の演目も数多くある。だいたいが(すべて?)庶民で
ある道通りの者が、大名を手玉に取る結末になるのは、狂言
が庶民の演芸である証。

この後のエクササイズ・タイムは、この「二人大名」の中で
ふたりが演じる起上り小法師の真似で、自粛生活でなまった
身体を鍛えなおしましょう!という試み。

いやもう、見ているだけで筋肉痛になりそうでした。狂言師
さんたちの身体能力の高さには、心から脱帽です。

狂言「福部の神」。これはあまり上演されることがない演目
で、わたしは数年前に一度だけ見た。

その時に調べたところでは、能「輪蔵」のアイで、小書の
「勤入」は、鉢叩きたちの念仏唄が入るバージョンの意との
こと。そして、いつもは8人登場する鉢叩きを「密」になら
ないよう半分に削減・・だそうだ。

にぎやかに唄い踊りながら、参詣に来る鉢叩きたちの楽しげ
な様子に、神様も浮かれ出して・・・

よく上演される「福の神」にも共通する曲。神様、どうぞ、
「疫病退散」、お願いします!

最後の告知は、次回以降の配信日程。
7月は、7/11(土)14:00~
    7/17(金)19:00~
    7/25(土)18:00~
    7/31(金)19:00~ という予定。毎週やるんだ・・

ということで、楽しみではありますが、わたしの方もちらち
らと予定が入って来ているので、次回以降はライブで見られ
た回のみアップします。悪しからず。
posted by JTm at 12:29| 狂言 | 更新情報をチェックする

2020年06月30日

2020.6.28 YouTubeで逢いましょう!by茂山狂言会(その14)

2020.6.28 YouTubeで逢いましょう!part14

演目
(ご挨拶~トーク)
     茂山逸平、茂山千之丞、井口竜也、茂山 茂
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その1
     
(トーク)
     逸平、千之丞、井口、茂
 狂言「酢薑(すはじかみ)」
     薑売り=島田洋海、酢売り=増田浩紀
(トーク)
     茂山千五郎、逸平、増田、山下守之
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その2

(トーク)
     千五郎、逸平、増田、山下
狂言「飛越(とびこえ)」
     新発意=茂山宗彦、檀家=茂
(トーク)
     逸平、宗彦、鈴木 実、島田
「WE'RE BACK KYOTO」ダイジェスト紹介・その3

(トーク)
     島田、宗彦、茂、鈴木、千之丞
狂言「鶏聟(にわとりむこ)」
     聟=千之丞、舅=千五郎、太郎冠者=井口、
     教え手=逸平、   後見=島田
(トーク~告知、附祝言)
     逸平、茂
   附祝言「猿唄」   茂山千五郎 外一同

第14回目の配信は、その前日に京都・円山音楽堂で開催
されたイベント、「WE'RE BACK KYOTO」の話題を中
心に、そのダイジェスト映像を交えての会に・・題して、
「WE'RE BACK DEMACHI」・・茂山千五郎家のこ本家
は、京都・出町にあります。

前日のイベントは、茂山家の主催で、京都に本拠を置く
伝統芸能関係の演者さんが、総出演の超豪華版。

いつもなら、何を措いても駆けつけるところだが、コロ
ナ禍とあって、観客は京都府および近畿各県在住者のみ
という制限・・・しかも、野外の2,000人超入る会場に、
200人しか入れないという・・採算とれるのか?

当日の記録映像を、茂さんが徹夜で編集してくださった
そうで、15分弱のダイジェスト版を3本配信・・後日、
もう少し長めのものを、公開してくれるとのこと。

能楽、日本舞踊、太鼓に笛、三味線。そして落語に、も
ちろん狂言も!

バラエティに富んだ豪華プログラムは、会場にいらした
方たちが、うらやましい限り・・(あー、京都に住みたかった―!)

前日の野外(暑かったそう)での長時間のイベントにも
かかわらず、この日も出町に、若手が全員集合。楽しい
おしゃべりと、楽しい狂言を見せてくれた。

こんな具合で、ぼちぼち各地での公演が再開しつつある
ので、この「YouTubeで逢いましょう!」は、次回7月
5日の第15回を一区切りにするとのこと。

そのあとは、毎週日曜日・・ということではなくて、み
んなの都合の合う日時で不定期配信・・するようです。  
posted by JTm at 16:29| 狂言 | 更新情報をチェックする