2017年04月21日

2017.4.20 日本演芸若手研精会@日本橋劇場

2017.4.20 日本演芸若手研精会 第430回卯月公演

演目
春風亭きいち     熊の皮
柳家小はぜ      浮世根問
柳亭市童       高砂や
入船亭小辰      替り目
  (仲 入 り)
桂 宮治       鼻欲しい
古今亭志ん吉     突き落とし
         (三味線:太田その)

きいち「熊の皮」。噺ばかりでなく、他のもろもろ
にも、「この師にしてこの弟子あり」と・・・(笑)

小はぜ「浮世根問」。前座さんが元気良すぎたせい
か、比べるとなんか、自信なさそうに見えてしまう
・・・明るく陽気に行きましょう!

市童「高砂や」。あとの小辰さんも言っていたが、
小はぜさんと、すごくよく似た雰囲気。年齢も体型
もまったく違うのに、不思議・・・でもって、こち
らもまた、地味ーな感じ。この噺には能天気な明る
さが欲しいんだけどな。

小辰「替り目」。ピッコロでのネタおろしを継承・・
まだまだ、ネタ元がはっきり分かる。そして、ちと
長い。サゲまで演るなら、マクラをもっと短く、ね。

宮治「鼻欲しい」。先日の小三治師のマクラじゃな
いけれど、絶対に、放送では出来ない噺だね・・・
宮治さんくらいの勢いがないと、さらっと演っての
けるのは難しいだろう。

志ん吉「突き落とし」。これも、あまり聞く機会の
ない噺。

以前に一度、扇遊師匠で聞いているが、記憶は定か
でない。

志ん吉さんは、最後、付き馬の若い衆と間違えて、
仲間のひとりを突き落としてしまうというオチにし
ていたが、確か、扇遊師の時は、見事、計画通り!
若い衆を突き落としたように思う。

最初、勘定踏み倒し計画を練る場面での話が、“本番”
でそっくり繰り返されるので、途中、ちとダレた。
もう少し切り詰めた方がいい・・・という前に、ど
うにも後味が悪い噺で、正直、あまり聞きたくはない。
posted by JTm at 10:36| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

2017.4.18 入船亭扇遊・入船亭扇辰「兄弟会」@日本橋社会教育会館

2017.4.18 入船亭扇遊・入船亭扇辰「兄弟会」

国立演芸場から、人形町へ移動。図書館で少
し、時間をつぶす。

演目
入船亭辰のこ     初天神
入船亭扇辰      鮑熨斗
入船亭扇遊      花見の仇討
  (仲 入 り)
入船亭扇遊      お見立て
入船亭扇辰      井戸の茶碗

辰のこ「初天神」。今や、絶賛初天神中。月
曜日のそれより、少し長く、凧まで通した。

扇辰「鮑熨斗」。久々のせいか、すごく面白
かった・・・耳新しいクスグリ多々・・「忖
度」とか、ね。

扇遊の二席。
「花見の仇討」。上野のお山で、茶番の立ち
回りの描写はあまりなくて、代わりに周囲の
野次馬のワイワイガヤガヤ・・・そういう型
もあるんですね。ここのところ、あまりお目
にかからないけれど。

「お見立て」。杢兵衛お大尽が、喜瀬川一筋
の、純情なオッサン・・・良い人なのに、モ
テないんだなぁ。どこかに居そう。

扇辰「井戸の茶碗」。いかにも真面目で、一
生懸命なくず屋・清兵衛さんに対し、ふたり
の侍が、かなり戯画化されている感じ。

庶民目線ってことかな?・・・細川のお殿様
もマンガチック。

・・・あ、細川のお殿様、昼の「竹の水仙」に
続いての登場だ・・・掛け持ちですね。
posted by JTm at 10:53| 落語 | 更新情報をチェックする

2017.4.18 国立演芸場中席

2017.4.18 国立演芸場中席(主任・鶴光)

本来の主任は、桂歌丸師だったが、残念ながら
病気休演。仲日までは出ておられたらしい。
チケット完売とのことだったが、やはり・・と
言うべきか、空席がちらほら。

演目
三遊亭金の助     たらちね
桂 竹千代      真田小僧
三遊亭遊雀      十徳
瀧川鯉昇       武助馬
Wモアモア      (漫才)
桂 歌助       ラーメン屋
            +(踊り「奴さん姐さん」)
  (仲 入 り)
桂 竹丸       童謡批評
桧山うめ吉      (俗曲)
笑福亭鶴光      竹の水仙
          (三味線:古田尚美)

わたしもまた、ご多分に漏れずで、歌丸師目当
てだったから、気分の乗らないこと・・・
おまけに、前の席に大きな方がいて、高座はほ
ぼ見えず・・・途中、何度かオチました。
ごめんなさい!

金の助。金遊門下。前座の香盤のなかほどにい
るようだ。基本型「たらちね」。

竹千代「真田小僧」。金坊の悪ガキぶりが半端
じゃない。もう、憎らしくなるくらい。お父っ
つぁん、お気の毒。

遊雀、鯉昇。期待のふたりだったが、「十徳」
「武助馬」とも、ごくお馴染みの噺で、途中で
意識消失。

歌助「ラーメン屋」。雲助師の「夜鷹そば屋」
の原型。聞くうちに、子どものころTVで聞い
たことを思い出した。

誰のだったのか・・まさか今輔師ってことはな
いと思うが・・・米丸師かな?

屋台のラーメン屋の方が、現代には身近のはず
なのに、なぜか、そば屋の天秤の方が“絵”を思
い描き易い・・・古典落語、聞きすぎ。

竹丸「童謡批評」。漫談?と思いながら聞いて
いたが、後半の童謡の歌詞についての話は、ネ
タなんですね・・・誰でもひとつは思い当たる
歌詞の聞き違い、勘違いのあれこれ。

うめ吉。水の深さ、梅は咲いたか、蘭蝶、淡海
節、新土佐節。そして踊り「藤娘」。

鶴光「竹の水仙」。上方版のこの噺はお初かな?
舞台は大津宿、宿の名は近江屋。甚五郎は、偽
名で宿帳を記している(「薬商・清原」だって!)

宿の主人は養子でもなさそうで、甚五郎が彼を
からかうような場面はあまりない。この噺、も
とは釈ネタと聞くが、わたしには馴染みの、落
語協会の諸師匠より、“原型”に近いのかなー・・
という印象だった。

さて、歌丸師のご容体はいかがなのか?
どうぞお大事に。復活をお待ちしています。
posted by JTm at 10:27| 落語 | 更新情報をチェックする