2017年08月13日

2017.8.12 音の会@国立小劇場

2017.8.12 第19回 音(ね)の会
   -歌舞伎音楽既成者研修発表会-

演目
鳴物/長唄「浅妻舟(あさづまぶね)」
    笛=田中傳三郎、小鼓=田中傳四郎、望月太喜十朗、
    立鼓=田中傳九郎、大鼓=田中傳吉、太鼓=望月太左一郎
    長唄 三味線=杵屋巳佐、鳥羽屋里松、柏要二郎
       唄=杵屋三美郎、杵屋長寿郎、鳥羽屋三五郎
長唄「独吟三題」
    一、『番町皿屋敷』より 〽世の中の
      三味線=鳥羽屋里松、唄=鳥羽屋三之助
    二、『髪結新三』より 〽書き送る
      三味線=鳥羽屋和樹、唄=鳥羽屋三五郎
    三、『東海道四谷怪談』より 〽竹垣の
      三味線=杵屋弥七新、唄=杵屋三美郎
長唄「助六」
    三味線=柏要二郎、杵屋巳千雄、(上調子)杵屋巳佐
    唄=杵屋長寿郎、杵屋巳勇次、杵屋巳志郎
  (休   憩)
義太夫/舞踊「道行初音旅」(『義経千本桜』より)
    振付=藤間勘祖
    浄瑠璃=竹本樹太夫、竹本拓太夫、(助演)竹本泉太夫
    三味線=鶴澤繁二、鶴澤卯太吉、(助演)鶴澤公彦
    舞踊 狐忠信=市川蔦之助、静御前=中村梅乃、
       後見=中村京純、中村梅寿
    黒御簾=田中傳九郎、望月太佐一郎、望月太喜十朗、
        田中傳四郎、田中傳三郎

昨年に続き、音の会に挑戦。
・・・今年は、寝なかったぞ!

とは言うものの、やはり、細かく評を書くような
立場ではない。

分からないなりに、なんとか楽しませていただい
た・・・というだけ。

国立劇場の養成事業って、毎回、どのくらいの人
数が入るのだろう・・・そして、そのうちどのく
らいの人が、無事、研修を終えて、プロの舞台で
活躍するのか・・・。

統計がありそうなものだが、公開はされていない
のか?

なんにせよ、キビシイ世界に違いないとは思う。

「本番」は、これから。
どうぞ、頑張ってもらいたい。ご活躍を!
posted by JTm at 08:03| 雑記 | 更新情報をチェックする

2017年08月09日

2017.8.8 真一文字の会@国立演芸場

2017.8.8 真一文字の会

演目
春風亭きいち     転失気
春風亭一之輔     近日息子
  〃        締め込み
  (仲 入 り)
春風亭一之輔     唐茄子屋政談
         (三味線:恩田えり)

昨年暮れ以来の参加。チケットの発売が早すぎて
はっと気づいた時にはもう完売・・というのが続
いた。今回は、追加公演とかで、なんとかゲット。

きいち「転失気」。しばらく見ないうちに、芸人
さんらしい雰囲気になった。演者自身が楽しんで
いるなぁ・・という印象。

一之輔の三席。
「近日息子」。あまり演らない噺だそうで、わた
しはお初・・だと思う。

長屋の連中が、「大家さんが死んだ」とわいわい
大騒ぎする場面を、大きくふくらませて、笑いを
増やしている・・・一之輔らしい噺。

「締め込み」。初演だそうだ。自分でも「ニンに
ない噺」と言っておられたが、うん・・確かに。

申し訳ないが、泥棒が夫婦喧嘩を止めに入るあた
りで、“落ちた”・・・残念です・・ごめんなさい。

「唐茄子屋政談」。これも一之輔師で聞くのは初
めて・・のような気がする。サゲまで通し。

日曜日に聞いたばかりの、一朝師匠のと基本的な
型は同じ何だと思うが・・・決してそのままでは
終わらせないのが、一之輔師の真骨頂。

路上で倒れた若旦那の代わりにカボチャを売って
くれる男が、かなり破天荒なヤツで、ひとりの男
に、カボチャ10個、持たせちゃったり。

もちろん、もともとの人情噺的要素もちゃんとあっ
て、若旦那と叔父さん(若い感じなので、こっち
の字。つまり父の弟)、若旦那と貧乏長屋のおか
みさんのやり取りは、つい、ほろりとさせられた。

若旦那は、とっても純情そうだし・・・

最後を「若旦那、勘当が許れまして・・」では終
わらずに、さらにまた、ギャグを注ぎ込んで、笑
いで締めようとするのは、演者自身のテレなのか
なぁ・・・このあたり、好悪の分かれるところか
もしれない。
posted by JTm at 10:41| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

2017.8.6 春風亭一朝を聴く会@お江戸日本橋亭

2017.8.6 春風亭一朝を聴く会

演目
春風亭一花     幇間腹
春風亭一朝     岸柳島
  〃       黄金餅
  (仲 入 り)
春風亭一朝     唐茄子屋政談

一花「幇間腹」。実力はもう立派に二ッ目。若旦那
の傲慢さや一八の卑屈さが感じられない、気持ちの
良い明るさは、如何にも一朝門下。

後から上がった師匠が、「このところ一花とセット
での出演依頼が多い」と。さもありなん、と思う・・・
彼女が終わったら帰っちゃう人がいるっていうのは、
もちろん冗談だろうが。

一朝の三席。
「岸柳島」。幇間腹の若旦那とは違って、この噺は、
若侍を傲慢に描き出すのが正解なんだな・・と思い
ながら聞いていた。

それで、舟の上の全員を敵に回す・・そして、もち
ろん聞いているわれわれも。

そうしておいて、最後に、「あれ、意外といい人な
のかも?」と思わせるオチ・・それが効果的。

「黄金餅」。一朝師のこの噺を聞くたびに、死体損
壊というおどろおどろしい物語を、なぜ、こんなに
笑って聞けるのか、不思議でしょうがない。

麻布のポロ寺の酔っ払い和尚の、「だれだぁ?」と
いう最初のひと言が、めちゃくちゃ可笑しい。

「唐茄子屋政談」。若旦那が勘当になるところから、
サゲまで通し。一朝師は吉原田圃で切ることが多い
(そしてそれでも十分満足なんだけど)ので、サゲ
までというのは、実に嬉しい。

と言っても、かかった時間は45分。スピーディで、
勢いのある噺だった。

登場人物すべてが江戸っ子なんだけど、中でもカボ
チャを売ってくれる男が、見事なまでの江戸っ子で、
その気風の良さに惚れ惚れ・・・落語国の中でも、
屈指のイイ人です。

わざわざ書くまでもないのだが、一朝師の三席、い
ずれもキレッキレの江戸弁が冴えわたり、なんとも
小気味よい・・・あー、スッキリした!
posted by JTm at 09:30| 落語 | 更新情報をチェックする