2018年02月20日

2018.2.19 鈴本演芸場中席・夜の部

2018.2.19 鈴本演芸場中席・夜の部(主任・馬石)

演目
柳家小ごと      たらちね
林家なな子      味噌豆
ストレート松浦    (ジャグリング)
五明楼玉の輔     辰巳の辻占
橘家文蔵       道灌
柳家小菊       (粋曲)
三遊亭萬窓      ぞろぞろ
蜃気楼龍玉      もぐら泥
  (仲 入 り)
ニックス       (漫才)
春風亭一朝      短命
林家楽一       (紙切り)
        横綱土俵入、羽生結弦、ウェディングドレス
隅田川馬石      柳田格之進
        (三味線:かよ、しん)

行こう行こうと思いつつ、なかなか行けなかった鈴本
中席に、ようやく参加・・・入りは今ひとつかな。

小ごと「たらちね」。先月下席の池袋に続いての遭遇。
ちょっとお顔がにこやかに。

なな子。長いマクラに小噺の連発で、このまま終わる?
と思ったら、「味噌豆」へ。小僧のさだ吉が可愛らし
くて、なな子さんのこの噺は好き。

玉の輔。いつものマクラもなく、いきなり噺に入った
のでビックリ。「辰巳の辻占」も、もしかしたらお初。

文蔵「道灌」。なんか、久しぶりかも。相変わらず、
抜群に面白い道灌・・・他の追随を許さない。

小菊。キンライ節、人を助くる、都々逸×3、炭坑節、
とっちりとん、からかさ。・・もっと聞きたい。

萬窓「ぞろぞろ」。茶店の老夫婦は普段からお稲荷様
を敬っているが、向いの床屋はご利益欲しさのにわか
信仰・・・それが、明暗を分けたか?
・・・って、落語は教訓話じゃありませぬ。

龍玉「もぐら泥」。昨夏以来だが、以前よりずっと面
白くなったように思う。特に、前半の暗い灯火のもと
で、勘定が合わねぇとつぶやく男が、生活のわびしさ
を感じさせて、後半、泥棒への憤りを共に出来る。

ニックス。舞台衣装とは言え、ノースリーブは、見て
いて寒いよ・・・

一朝「短命」。立て続けだなぁ・・・。

楽一。高齢の紙切りの師匠が、注文を聞き違える話を
いつもするので、それを受けて「ウェディングドレス」
のご注文。ちゃんと、「梅にウグイス」もつけて。

馬石「柳田格之進」。黒紋付だったので、もしかした
ら?と思ったのが的中した。

馬石師のこの噺は、ものすごく久々で、正直、え、ま
だ演ってたの?・・というくらい。

以前と同様、50両は娘ではなく刀を売って工面する。

この演り方だと、最後、疑いの晴れた柳田が萬屋主従
に向ける怒りに、娘への申し訳なさがなくなり、疑わ
れたことへの悔しさだけになってしまう。
やっぱり、これはちょっとマイナスかなぁ?・・・

ただ、「誤ったことは何もしてこなかったと思ってい
たが、それは間違いだった」という柳田のセリフには、
彼が結局は、萬屋主従を許すことになる伏線を感じた。
posted by JTm at 09:17| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年02月19日

2018.2.18 落語と狂言の会「お米とお豆腐」@セルリアン能楽堂

2018.2.18 落語と狂言の会2018「お米とお豆腐」

演目
口上トーク     小佐田定雄
          桂 文之助
          茂山七五三、茂山あきら
着付け実演     モデル=あきら、着付け=増田浩紀、島田洋海
落語「茶屋迎い」  桂 文之助
狂言「昆布売」   大名=茂山あきら、昆布売=茂山七五三
  (休   憩)
落言「おねがい」  小佐田定雄=作
          落語=桂 文之助
          稲荷=茂山七五三、天神=茂山あきら
      (三味線:大川貴子、鳴物:桂小鯛、桂弥太郎)

会場が江東区から渋谷の能楽堂に移ってしまった
のが、個人的には大変残念なのだが、どうも少数
意見のようで・・・

相変わらず、開演時間前からぐだぐだと?トーク
が始まり、合図の太鼓と共に、急に改まってのご
挨拶。

話題の中心は、なぜか、鯨肉。渋谷にはクジラの
専門料亭がありますから。

最後に、あきら師をモデルに、大名役の着付け実
演。5分ほどで、大名が出来上がりました。
     0218.JPG ※許可を得て撮影しています。

文之助「茶屋迎い」。掛取りに行った若旦那が、
その金を持ってお茶屋に居続け・・・迎えに行っ
た連中も次々と・・・という話なので、「木乃伊
取り」かな?と思ったけれど、最後に権助の着物
を借りて、大旦那が迎えに。

そう、「不孝者」でした。プログラムに、ちゃん
と書いてあった・・・上方では口演が絶えていた
のを、小佐田先生が復活したとか。

東京の落語だと、大旦那の昔なじみの芸者さんを
とっても色っぽく演じることが多いけれど、文之
助師は、意外にあっさり、かつ、笑いは多めで。

狂言「昆布売」。ひとりで都へ行く大名が、通り
がかりの昆布売に、太刀を持たせて従者替りにし
ようとするが・・・。

刃物を預けた相手を、見くびってはいけません。

昆布売に扮した七五三師・・どこかで見たような?
・・・小浜の観光施設に、等身大の写真パネルが
あったっけ。あれ、まだ飾っているかなぁ?

落言「おねがい」。先月の「笑えない会」の落言
も神様ネタだったが、それに続いて。

今回の神様は、お稲荷様とその末社の天神様。こ
のお社に、次々にお参りに来る人々の、勝手な願
いに、神様は困惑・・・

この参詣の人たちが、実は、ひとつの家族?とい
うことがだんだん明らかになって来る・・最後は、
ちょっとほろっとさせる、良い話に。

・・うん、もう、会場はどこでもいいです。これ
からもこの会、続けてください。
posted by JTm at 11:33| 狂言 | 更新情報をチェックする

2018年02月18日

2018.2.17 入船亭小辰の会@南大塚ホール

2018.2.17 入船亭小辰の会 二ッ目年目転び起き

演目
入船亭小辰      (ご挨拶)
金原亭駒六      道具屋
入船亭小辰      夢の酒
柳家三三       高砂や
  (仲 入 り)
ぺぺ桜井       (ギター漫談)
入船亭小辰      御神酒徳利
        (三味線:太田その)

年一回、地元大塚での小辰さんの会も、もう6回目。
昨年は他の用事でうかがえず、二年ぶりの参加・・
だけど、今までずっと5月だったのに、なぜ、急に
2月なの?・・・待ってるの、寒いじゃん。
(ま、早く来たのはこっちの勝手だから、文句は言
えませんが)

駒六。馬生師匠の縮小コピーみたいだったのが、だ
いぶ、“離れて”きたようだ。早ければ今秋、遅くて
も来年春には二ッ目だものね。噺は「道具屋」。

小辰「夢の酒」。もう十分、手の内に入った噺だね。
お花さんが、嫌味の無い可愛らしさで好感。亭主の
若旦那が、わかってて、嫁をからかって遊んでいる
ような雰囲気・・・勝手にせぇ!

ゲストは今回もシークレットで、まったく漏れて来
なかった・・・出囃子聞いて、思わずガツツポーズ!
キャー、三三さんじゃん!!・・小辰さん、ありがと!
(すいません、三三ファンなので、つい興奮)

三三「高砂や」。久々に聞いたフルバージョン。
「ハムカツ?」が嬉しいです。

そしてもうひとりのゲストは、ぺぺ桜井先生。
寄席では久しく見ないハーモニカや、初めて見た
「幸せなら手を叩こう」が楽しい。全体としては、
“偉大なるマンネリズム”・・・これが一番大事。

小辰「御神酒徳利」。なんとなく、この噺じゃない
かな?という予感はあった。

暮れにピッコロさんでの会で聞いたのに続き。
大ピンチを大逆転して、最高の結末へ・・・なんか、
この日最大の話題の主、羽生結弦選手を意識してな
いかい?
posted by JTm at 10:09| 落語 | 更新情報をチェックする