2018年12月10日

2018.12.9 小ゑん落語ハンダ付け@お江戸日本橋亭

2018.12.9 第12回 小ゑん落語ハンダ付け

演目
扇遊&小ゑん       (オープニングトーク)
三遊亭あおもり      不精床
柳家小ゑん        吉田課長
入船亭扇遊        寝床
  (仲 入 り)
入船亭扇遊        厩火事
柳家小ゑん        チャルメラの恋

同じ年齢、入門の年こそ違うが、同じ柳家で、同じ時期
に前座修業をし、真打昇進も同時・・というふたりの顔
合わせだから、トークが長くなるのは当然。

なんと30分超!・・それでも、前座時代のしくじり話は
もっと聞きたいと思うくらいに面白かった。

あおもり「不精床」。あおもりさんのこの噺はお初。
二ッ目昇進に向けて、着々と・・って感じです。

小ゑん「吉田課長」。新作台本募集のかなり以前の入賞
作だそうだ。寄席で一度聞いている。
金髪のカツラの長い前髪を、ふわっとかき上げる仕草が
繰り返されるのが、なんとも可笑しい。

扇遊「寝床」。ネタ出しの一席。
もう、おなじみの噺で、安心して聞いていられる面白さ。
すねた旦那が、番頭のヨイショ!で、だんだん頬を緩め
ていく・・・その微妙な表情の変化が、イッピンです。

二席目は「厩火事」。こちらもテッパンの噺で、当然の
ことながら余裕のしゃべり。遊び人のぐうたら亭主が、
扇遊師匠だと不思議に憎めないんだよね。

小ゑん「チャルメラの恋」。こちらもネタ出し。聞くの
は初めてだった。

元ヤクザで、今は屋台のラーメン屋を営む男に、思いが
けないクリスマス・プレゼント。

サンタクロース?が、ラーメン屋に現れて、主人公を博
打に誘うあたりで、なんとなくオチの想像がついたけれ
ど、クリスマスらしい、ハートウォーミングな物語では
ある。

屋台のそばで天体観測をしている天文少年は、小ゑん師
匠の少年時代の投影かな?
posted by JTm at 09:38| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年12月09日

2018.12.8 桂宮治・入船亭小辰二人会@なかの芸能小劇場

2018.12.8 第19回ごごらく 桂宮治・入船亭小辰二人会

演目
入船亭小辰       子ほめ
桂 宮治        善光寺の由来
  (仲 入 り)
桂 宮治        蝦蟇の油
入船亭小辰       藪入り

初めて行く会で、ちょっと戸惑いつつ。チケットと一緒に
渡されたもの・・何かと思ったら、カード型の拡大鏡。
・・・え、お土産なの??

小辰「子ほめ」。小辰さんの子ほめはレアものだ。前座噺
の典型だけれど、前座時代、「寄席では絶対演らない」と
決めていたとか。学校寄席などでは演っていたらしいが。

なので、二ッ目になってすぐ聞いた時には、正直驚いた。
・・えー、持ってたんだ・・・

サゲを変えていたのは、せめてもの抵抗か?・・すごい!!

宮治「善光寺の由来」。寄り道が多くて、お血脈の御印ま
では届かず。そして、本筋がなんだったか忘れるくらい、
寄り道の方が面白かった。

「蝦蟇の油」。口上がちょっとアヤシイ?と思っていたら、
しばらくぶりに演ったそうで。夜の会のためのお稽古、と
も言っていたが・・・本当ですか?

“四六の蝦蟇”は、「前足が4本、後ろ足が6本・・」って、
それじゃあんまり気持ち悪リィ。“指が”でしょ?
・・・パワーで押し切ったから、気づいた人は多くなかっ
たと思うけれど。

小辰「藪入り」。ほぼ1年ぶり。親と子、双方の心の動き
が、よりいっそう鮮明になった感。そして、優しさの中に
ちょっぴりの厳しさを持つ、素敵なおっ母さんは、まさし
く師匠譲りだ。

宮治さんの噺に沸きに沸いた会場。トリの高座で開口一番、
「宮治カラーに染まってますね」と言っていた小辰さんだ
が、終わってみれば、きっちり“小辰カラー”に染め直し。

かなり大っぴらに泣いてたお客さんもいたようだし。
posted by JTm at 09:07| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

2018.12.7 小満ん夜会@日本橋社会教育会館

2018.12.7 小満ん夜会

演目
春風亭一猿        商売根問
柳家小満ん        近江八景
神田松鯉         (講談)柳田格之進
  (仲 入 り)
柳家小満ん        つるつる
           (三味線:田中ふゆ)

一猿「商売根問」。スズメを酔わせて捕まえるくだり
から、鷺とりに行くのかな?と思ったら、ウグイス、
河童と続いた。スズメの酔いっぷりが可愛らしい。

小満ん「近江八景」。かなり以前に、圓橘師匠で聞い
た記憶がある。前段に近江八景を詳しく紹介してくれ
て、その部分は面白く聞いていたのだが、いよいよ本
筋に入ったなーというところで、眠気が・・・

せっかくの“仕込み”も、これでは台無し・・どうもす
いません。

松鯉「柳田格之進」。お江戸の講談の柳田はお初。
上方の講談師さんでは一度聞いているが、もうずいぶ
んと昔のことだ。

いきなり50両紛失の一件から始まったのには驚いた。
そのあと、柳田と萬屋の出会いと交流が回想的に語ら
れて、話のつじつまは合うことに。

その辺で安心したのか?・・またまた、眠気が・・。
娘が身売りして金を作るところで完全に“落ちた”。

最後、柳田が旧主に帰参せず、浪人のままというのも、
後から連れに聞く始末。ホント、ごめんなさい!

小満ん「つるつる」。今まで、三三・白酒両師で聞い
た「記録」はあるが、「記憶」の方はほぼゼロ。

以前の自分の記述を見ると、再三、「好きじゃない」
と書いているのだが、今回は、不思議と面白く聞いた。

一八は、ちゃらんぽらんのようでいて、それなりに真
剣だし、事情を知りつつ一八を連れ出す、ヒーさんな
る旦那も、シャレはきついが、決して本気で一八の恋
を邪魔しようとしているわけではない。

そんな印象を作り出すのも、小満ん師匠の話芸の賜物
なのだろうな。40分という長さを、まったく感じない
一席で・・・最後は正気のまま聞けて良かった。
posted by JTm at 09:41| 落語 | 更新情報をチェックする