2017年10月09日

2017.10.9 RAKUGOもんすたぁず@古石場文化センター

2017.10.9 RAKUGOもんすたぁず

演目
出演者全員     (オープニングトーク)
古今亭志ん陽    明烏
春風亭三朝     あくび指南
  (仲 入 り)
柳家燕弥      風呂敷
柳家小傳次     粗忽の使者

いつも事前にネタ出しされている会だが、今回は
ネタ出しなし、出番順すら決まっておらず、オー
プニングトークの時間にじゃんけんで決めるとい
う・・・特別バージョン。

で、じゃんけんの結果が、このプログラム。

志ん陽。「ホントはね、さら口で演っていい噺じゃ
ないんです」と言いつつ、一番演りたい噺なので
と、「明烏」へ。

志ん陽師のこの噺は、たぶんお初。真面目そうな?
童顔?が、純情な若旦那に似合っている?
(?ばかり。(笑))

後朝の照れくさそうな笑顔が、とっても可愛いら
しい。

三朝「あくび指南」。前かたが長かったせいか、
ちと急ぎ気味。後から上がった燕弥師が、「とて
も喜多八師匠から習ったとは思えない」と。

それでも、そのスピード感が、噺の勢いにもなり、
小気味よいテンポで。

燕弥「風呂敷」。女房が顔見知りの汚わい屋に挨
拶しただけでやきもちを焼く、嫉妬深い酔っぱら
い亭主・・・この酔いっぷりが、すごいね・・本
当に呑んでるんじゃないかと思っちゃった・・・

どうやら、このクイツキの位置が、一番気楽に演
れる出番のようで・・「くじ運、良いんです」と。

小傳次。こちらはくじ運には恵まれない?性質の
ようで、ひとしきり愚痴が入ったが、それはオフ
レコということで。

「粗忽の使者」。こんな言い方は不遜なんだけれ
ど、正直、意外なくらい面白かった。

真面目で一生懸命なのに、それが大ボケになると
いう治部田氏の人間像が、よく出ていたように思
う・・・これ、マクラでもさんざん揶揄した、某
弟弟子さんを、観察しつくした賜物かも・・・?

次回からは、いつも通りのネタ出し形式にもどる
そうだが、こういう、ぶっつけ本番みたいな会も、
たまにやるといいんじゃない?

緊張感があって、なかなか結構でござんした。
(・・って、いつもがダラケてるって意味ではあ
りませんよ)

ところで、終演後の抽選会で、AKB48のCDが
当たったんですが・・・誰か、要らない?
わたし、自分が買ったCDすら、一度も聞いてな
いのがたくさんあるほどで・・・

posted by JTm at 21:41| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年10月08日

2017.10.7 雲助蔵出しぞろぞろ@浅草見番

2017.10.7 雲助蔵出しぞろぞろ

演目
柳家小多け     つる
柳亭市楽      野ざらし
五街道雲助     宿屋の富
  (仲 入 り)
五街道雲助     木乃伊取り
       (三味線:恩田えり)

小多け「つる」。来春二ッ目昇進が決まっている
からか、なかなかハッチャケたつるだったような。
耳慣れないクスグリがたくさん。

市楽「野ざらし」。8月の研精会に続き。派手で
明るい噺で、場内爆笑・・市楽さん、ここんとこ
冴えてます。

雲助の二席。本日二度目の独演会だし、蔵出しも
もう出し尽くしたし・・と、ぼやきながらも、噺
に入れは、渾身の。

「宿屋の富」。楽しいのは、なんといっても、湯
島の突き富の場面。捕らぬ狸の胸算用のワイワイ
ガヤガヤ、当り番号が発表されるたびの一喜一憂、
そして、最後に、当りを確認する場面。

「当たらないなぁ」と、一旦捨てた(ここで思わ
ず「あ!」って言いそうになる)札を、しわを伸
ばして、再度確認する・・この経緯が最高に面白い。

「木乃伊取り」。どうしてか、あまり好きになれ
ない噺なのだが、雲助師にかかると、印象が一変
して、突然に好きな噺になっちゃう・・・不思議。

カタブツの清蔵が、美女・かしくに会って、一転
してメロメロになる・・その豹変ぶりがなんとも
愉快だった。
posted by JTm at 11:33| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年10月07日

2017.10.6 小辰の十三ヶ月@お江戸日本橋亭

2017.10.6 小辰の十三ヶ月 第10回

演目
春風亭朝太郎     牛ほめ
入船亭小辰      山崎屋
  (仲 入 り)
入船亭小辰      よかちょろ
  〃        替り目

朝太郎。来月11月上席から二ッ目昇進、春風一刀
(はるかぜいっとう)となるそうだ。最近、亭を
取っ払うのが流行ってるの?

「牛ほめ」。一朝師匠の“定型”から、かなりの逸
脱・・・昇進に備えて、独自カラーを発揮?

小辰の三席。「通し編」で、ネタ出しが山崎屋だ
から、当然、よかちょろ~山崎屋?と思っていた
が、「山崎屋」から入った。

つまり、ふたつの噺の登場人物は、まるっきり別
の人たち。

「山崎屋」。オチに結び付く“仕込み”を丁寧に説
明するところから入る。これが、正直、ちとダレ
るんだよなー・・・でも、説明がなくちゃ分から
ないし、難しいところ。

元花魁のお花さんが、途中、意外に影が薄く、最
後の親旦那との会話が唐突な印象。

「よかちょろ」。お金の単位が円だったので、明
らかに明治以降の設定(山崎屋では両だった)。
・・となると、よかちょろからの通しにするには、
色々と変更が必要になるね・・確かに。

そして、あくまでちゃらんぽらんな若旦那は、お
花さんを娶った後は真面目に商売に打ち込む、山
崎屋の若旦那と相容れない気がする。

でも、「よかちょろ」では、この若旦那のちゃら
んぽらんが、めちゃくちゃ可笑しいから・・・
変えない方が良いかも。

「替り目」。こちらは、題名の由来の分かるサゲ
まで通し。これで「通し編」の面目は保った?

前日に、TV「落語・ザ・ムービー」で、白酒師
の「替り目」が放送されていた。
それでも、演者が違えば、演じていた俳優さんの
顔は、あまり目に浮かばないから・・不思議。
posted by JTm at 10:10| 落語 | 更新情報をチェックする