2018年02月15日

2018.2.14 国立演芸場中席

2018.2.14 国立演芸場中席

演目
金原亭駒六       子ほめ(途中から)
金原亭馬玉       ざる屋
金原亭馬治       強情灸
蝶花楼馬楽       古手買い(+踊り「ふかがわ」)
ハル&ヨノ       (奇術?)
林家正雀        大師の杵
金原亭馬生       強飯の女郎買い
世之介&菊春&正雀   (寿獅子舞)
  (仲 入 り)
大喜利・鹿芝居
「世渡親子柵-人情噺子は鎹-」 (脚本=竹の家すゞめ)
  <配役>大工熊五郎=金原亭馬生、番頭伊之助=金原亭世之介、
      女房お光=林家正雀、左官長吉=金原亭馬治、
      倅亀吉=金原亭馬玉、かっぽれ屋久八=金原亭馬久、
      女中お花=古今亭菊春、大家清兵衛=蝶花楼馬楽
      (三味線=田中ふゆ、金山はる、
       鳴物&ツケ&黒衣=小駒、駒六、彦星)
フィナーレ       手拭い撒きと三本締め


午前中の用務先からの移動で、前座さんの途中で
入る。駒六「子ほめ」。もはや堂々の。

馬玉「ざる屋」。金原亭のお家芸?みたいな噺だ
が、馬玉師で聞くのはお初かも?・・え、短いじゃ
ん!?と思ったけれど、あとの鹿芝居では“主役級”
だから、少し、負担減。

馬治「強情灸」。灸の熱さに飛び上がる人が「K
点越え」という、オリンピックバージョン。

馬楽「古手買い」。上方の噺らしい。以前に一度
志ん丸師できいているが、よく意味がわからなかっ
た・・・今回も同様。落語に解説は不要ではある
が、なんとなくもやもや。

世之介+菊春。ハル&ヨノは、今年も奇術コント。
人体切断術・・・えー、すごい!

正雀「大師の杵」。お馴染みです。もっとも、本
当の川崎大師の起源とは無縁の由。噺家の言うこ
とを、うっかり信じてはいけません。

馬生「強飯の女郎買い」。あとの鹿芝居につなが
る噺で、今席は、毎日これ・・らしい。

大喜利・鹿芝居。「世渡親子柵(よをわたるおや
このしがらみ)-人情噺子は鎹-

脚本は例年通り、竹の家すゞめこと、正雀師匠。
毎年、上手くまとめるよなぁと感心するけれど、
今回は特に、よく出来ていると感じた。

場面は、最初が熊五郎の家で、女房のお光が離縁
して、子どもを連れて出て行く場面。

第二場は、木場の路上で、出入り先の番頭と連れ
だって歩く熊五郎が、倅の亀坊に再会する場面。

次は、亀坊とお光の家で、最後が(当然)鰻屋の
二階での大団円。

落語通りの流れと言えばそうだけれど、そのまと
め方が如何にも上手い。本職の歌舞伎役者さんで
世話物で演じても・・・?というくらい。

そして、亀坊役の馬玉さん・・・可愛い!
今までで、一番、出番が多かったんじゃないかな。

最後に、おめでたくかっぽれを踊る、馬治・馬久
ご両人も、そろっていい男で、目の保養でした。
(あ、もちろん、馬生師匠も・・です)
posted by JTm at 08:17| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年02月14日

2018.2.13 噺小屋スペシャル 如月の三枚看板@銀座ブロッサム

2018.2.13 噺小屋スペシャル 如月の三枚看板
        -喬太郎+文蔵+扇辰-

演目
橘家かな文      やかん
入船亭扇辰      紫檀楼古木
橘家文蔵       化物使い
  (仲 入 り)
柳家喬太郎      ぺたりこん
         (三味線:恩田えり)

かな文「やかん」。ちょうど一週間前にらくだ亭で
聞いた。あの時の失敗を取り戻す出来。

この会、プログラムがないので、さて、トップバッ
ターは?と、出囃子に耳を傾けていたら、聞こえて
きたのは、「ハッピーバースディ」。

会場から手拍子がわき、照れくさそうに登場した扇
辰師匠、お囃子のえり師匠を一喝!

「紫檀楼古木」。あとのふたりがまだ到着していな
いからと、ちょこちょこ横道にそれながら。ボロは
着てても心は錦、飄々と生きている古木の姿が、目
の前に見えるような。

文蔵。「喬太郎はまだ来てません・・・わたしのと
ころはごく短い噺で・・」と、「化物使い」へ。
・・・短くないじゃん!

本所割下水のご隠居はみのかわさん。人使いは荒い
が、決して悪い人じゃない。杢助に意見されてちょっ
としょげてる様子は、なかなか可愛い。

後から上がった喬太郎師によれば、「前座のころ、
(先輩前座だった)文蔵師に使われた・・あの噺の
ご隠居、そのまま」と。

喬太郎「ぺたりこん」。圓丈作。“伝説の”と冠をつ
けたくなる新作落語の“古典”だが、実際に聞くのは
初めて。

役立たずの窓際社員、遠藤さんの手が、ある日、机
にピターッ!とくっついてしまい、どうしても剥が
れない。

なぜそうなったのかは、まったく語られず、解決策
も示されない・・・不条理落語。

机にくっついたからには、「お前はもう社員じゃな
い、備品だ」と、持て余していた役立たず社員を、
にべもなく切り捨てる・・・会社って、いや、現代
社会って、ホント、怖いですねぇ・・・

あまり、嬉しい噺じゃなかったな・・・と、急ぎ、
会場を脱出した。
posted by JTm at 08:21| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年02月12日

2018.2.11 粋曲・柳家小菊を聴く会@お江戸日本橋亭

2018.2.11 粋曲・柳家小菊を聴く会

演目
落語「たらちね」    春風亭一花
落語「権助魚」     立川平林
粋曲          三味線と唄=柳家小菊
  (仲 入 り)
端唄          三味線=花季珠代
            唄=柳家小菊
ご存知         三味線と唄=柳家小菊
               (鳴物=春風亭一花)

かわら版の2月号に広告が出ていたので申し込んだ。
ずいぶん遅い告知だなーと思ったのだが、どうやら
予定していた会が出演者の都合で中止になり、急遽、
企画された・・・というウワサ。

一花。前日に続き同じ会場で。噺は「たらちね」。

平林。“ひらりん”と読むそうだ。談志家元の弟子で、
今は談慶師預かり・・お初です。
「権助魚」。いろいろと“装飾”が多くて、いかにも
立川流・・という感じ。

小菊。まずはいつも通りのスタートで・・・
「梅は咲いたか」「並木駒形」。

“ご当地”なので・・・「お江戸日本橋」。

そして、季節にちなんで、雪の唄・・・
「雪のだるま」「御所のお庭」「初雪に」。

都々逸4曲も、冬らしい選曲。

そして、「伽羅の香り」「鬢のほつれ」、会場から
のリクエストは、「大津絵節・冬の夜に」。
火消しの女房が、仕事に出た亭主を案じながらつぶ
やくように歌う・・・志ん生師匠がお好きだった唄
だそうで。

休憩を挟んで、端唄の花季珠代さんとの共演で、
「獅子頭」「淀の川瀬」「のび上がり」「春雨くず
し」。

花季珠代さんは、端唄・花季会の主催(という言い
方が正しいのかどうか?)で、小菊師は、その母上
の知優佳師匠に、お稽古をしてもらっていたそうだ。

「三味線つけて貰うと、とっても楽だわー」と何度
も言っておられたのが印象的(笑)。

最後はもう一度、ソロに戻って、
「からかさ」「どんどん節」。

ご一緒に、と・・・「祇園小唄」「明治一代女」
「松の木小唄」。聞いたことはあるけれど、一緒に
歌うのは、無理無理。

「柳の雨」「槍錆」「裏の背戸や」「酒と女」、
「春雨」の節で「呉服づくし」。

そして最後は、お賑やかに、「品川甚句」で〆。

2時開演で、4時過ぎまで、たっぷりと聞かせてい
ただきました・・・すごーく幸せだったんですが、
これでまた、しばらくの間、寄席の15分の高座が、
もの足りなく思えちゃうよなぁ・・・。
posted by JTm at 10:08| 雑記 | 更新情報をチェックする