2017年04月13日

2017.4.12 吉坊ノ会@大和田伝承ホール

2017.4.12 吉坊ノ会

演目
春風亭朝之助    壺算
桂 吉坊      雁風呂
  〃       (舞)上方唄「西行」
  (仲 入 り)
三増れ紋      (江戸曲独楽)
桂 吉坊      宿屋仇
         (三味線:恩田えり)

昨年末以来の吉坊師の会というのに、前夜の寝
不足と、朝からあちこち駆け回ったせいで、眠
くてたまらない・・・

朝之助「壺算」。前回、見番で聞いた時同様、
やたらとテンションの高い瀬戸物屋の主人・・
ところが、このにぎやかな噺で、まさかの熟睡。
・・・朝之助さん、ごめん!

吉坊「雁風呂」。小満ん師匠以外で聞くのは初
めてかな・・・舞台が掛川というのは、上方で
も同じのようだ。

ただ、冒頭に、くだんの屏風を派手にけなす人
物が登場するところは、小満ん師のとは違う・・・
と、思ううちに、またまた睡魔が・・・
あー、情けない、悔しい!!

舞「西行」。上方唄に乗せての舞。「舞より唄
を聞いてください。最後にオチがあります」
との前説で。・・・西行の名に掛けたオチ・・
分かってよかった。

冷たい飲み物と、れ紋さんの曲独楽+おしゃべ
りで、なんとか覚醒。

吉坊「宿屋仇」。宿屋の仇討・上方版は、今ま
で新治師、吉弥師で聞いているが、吉坊師のは
お初。

三人組の大騒ぎに、鳴り物が入って、ご陽気に。
・・・おかげでなんとか、最後まで持ちこたえ
ました。

次回東京公演は、12月1日(金)とのこと。
posted by JTm at 11:27| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

2017.4.9 扇辰ぴより@ブリモ藝術工房

2017.4.9 扇辰ぴより -落語と朗読の会vol.10-

演目
入船亭小辰      鈴ヶ森
入船亭扇辰      三番蔵
  (仲 入 り)
入船亭小辰      (朗読)
入船亭扇辰      (朗読)

小辰。喜多八師匠との思い出話から、「鈴ヶ森」。
・・・もうすぐ一周忌。

前座のころから聞いている噺だが、どんどんグレー
ドアップして、面白くなっているような。この噺、
大好きです。

扇辰「三番蔵」。昨年9月の扇辰・喬太郎の会以来、
2度目。扇辰師匠のために書かれた新作だそうな。
作者の、中川善史さんは、師匠の友人の友人・・と
のこと。友だちの友だちは、友だちさ!

質屋の小僧さんと、質物として預けられた人形の精
との淡い恋物語・・・小僧さん×蔵は「四段目」に、
物に気が宿るという点では「質屋庫」に、ちょっと
似てるかなー・・・

でも、小僧さんが、人形の精とままごとのようにし
て遊ぶのは、どっちにも似てません。

「誰かほかの人にも演って欲しい」と、扇辰師匠。
うん。わたしも他の演者で聞いてみたい。

後半の朗読は、小辰さんが、落語的要素たっぷりの
SF短篇、扇辰師匠が、ファンタジックな連作短篇
の最終話・・・という作品でした。
posted by JTm at 10:23| 落語 | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

2017.4.8 柳家甚語楼の会@お江戸日本橋亭

2017.4.8 第15回 柳家甚語楼の会

演目
桃月庵ひしもち      豆や
柳家甚語楼        だくだく
柳家ほたる        祇園祭
柳家甚語楼        花見小僧(「おせつ徳三郎」上)
  (仲 入 り)
柳家甚語楼        刀屋(「おせつ徳三郎」下)

ひしもち「豆や」。性質の悪い?客に、いいよ
うにいじられる豆やの情けなさそうな顔が・・
もしかして、地ですか?

甚語楼「だくだく」。いきなり、「土間に床の
間描いて!」には笑った・・・途中、あれ、火
鉢は描かないの?と、思ったら、どうやら忘れ
ていたような?

ほたる「祇園祭」。悠然と構えていた京都人が、
最後、ついにキレそうになるところ・・表情で
はっきり見える。祭囃子の太鼓が、上手です・・
次は、笛も頑張って。

甚語楼のあと二席。「おせつ徳三郎」を通しで。

まずは、前半の「花見小僧」。冒頭の旦那と番
頭のとぼけた会話が、「猫と金魚」の番頭と旦
那を入れ替えたみたいで可笑しい。

「ここで飴をやってください」「・・ハッカで
いいかい?」・・・これ爆笑。

「刀屋」。刀屋の主人に、徳三郎が友人の話と
して身の上を語る場面は、主人がそれを自分の
話だと分かって聞いているのか、それとも本当
に第三者の話だと思って聞いているのか、疑問
になることが多い。

だって、本人のことと思っていたのなら、自殺
を勧めるようなセリフを言うのは変だという気
がするから。

今回の甚語楼師の噺では、刀屋の主人は、その
話が明らかに徳三郎自身のことと分かって話し
ていた・・・自殺を勧めるようなセリフは、別
の方向へ向かうはずだったのだが、迷子捜しの
一行の乱入で、途中で終わってしまったのだ。

それをきちんと示してもらったのは、わたしと
しては大いに納得である。

前半に比べて、後半部分は深刻になりがちな内
容だが、適度にクスグリを散りばめて、笑いを
多く仕上げたのは大正解・・・と感じた。

次回は、10月29日(日)とのこと。
posted by JTm at 10:38| 落語 | 更新情報をチェックする