2018年12月01日

2018.11.30 入船亭扇辰・覚和歌子欧州公演凱旋公演@ユーロライブ

2018.11.30 入船亭扇辰・覚和歌子 
         ただいま!欧州公演凱旋公演

演目
「写真で巡るマルタ・ベルギー」
        入船亭扇辰・覚和歌子・遠峰あこ
  (仲 入 り)
遠峰あこ    (アコーディオン音楽パフォーマンス)
入船亭扇辰   道灌
覚 和歌子   (朗読)詩2篇

11月の初めに行われたヨーロッパ公演の報告会。
まずは、同行した写真家・武藤奈緒美さんの写真
で、旅の顛末を紹介。

まるで夫婦漫才?というような、扇辰・和歌子ご
夫妻の軽妙な会話で、美しい景色が次々と。

私事ながら、マルタには一度、行ったことがある
ので、懐かしい風景もちらほら。
・・欲を言えば、もう少しスクリーンを大きくし
て欲しかったなぁ。

休憩後、まずはあこさんの音楽パフォーマンス。
ベルギーで仕入れた、フランドルの民謡、ベルギー
の学生さんたちの、沖縄民謡「てぃんさぐの花」
の替え歌、そして締めは「東京節」。

おしゃべりも楽しく、歌声も美しい。衣装が、い
つもの着物ではなく、ベルギーで流行中?の、蛇
柄のスカートというのもなかなか新鮮。

扇辰「道灌」。「字幕付き落語では絶対に無理な
噺を」との前置きで。

確かに、ダジャレ満載の運びに、太田道灌の故事
がからむ噺だから、字幕にするのは無理。第一、
太田道灌なんて、日本人でも落語好き以外には、
今どき知られていないかも。

噺の方は、いつも通りの快調そのもの。前座噺と
は言え、前座さんの演る道灌とはまるで別物。

トリは、奥様、覚和歌子さんの詩の朗読。
「わたしの呼び名」、「パトロールに行ってらっ
しゃい」の2篇。

どちらも、ご夫婦の仲の良さが伝わってくる作で
した・・・はい、ゴチソウサマ。
posted by JTm at 08:29| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年11月26日

2018.11.25 正蔵 正蔵を語る@国立演芸場

2018.11.25 正蔵 正蔵を語る 10

演目
金原亭駒六      手紙無筆
林家たま平      高砂や
翁家勝丸       (太神楽曲芸)
林家正蔵       一眼国
柳家権太楼      猫の災難
  (仲 入 り)
林家正楽       (紙切り)
      相合傘、紅葉狩りを切る正楽師匠、
      貴景勝、正蔵師匠、酉の市
林家正蔵       小間物屋政談
          (三味線:松尾あさ)

もう10回目だというこの会だが、初めての参加。
会場に入ったら、緞帳なしで、高座の両脇には、ろう
そくが・・よく見たら、ろうそく型の照明器具だった
けれど。

それでも、開演前に前座がちゃんと灯しに現れて、な
かなか雰囲気は盛り上がる。

駒六「手紙無筆」。わずか8分だったのでサゲまでは
到達しなかったが、無筆のマクラをいくつか演って、
本篇に入り、短い時間できっちりまとめた。
今や、前座のトップ。春には二ッ目?

たま平「高砂や」。申し訳ないが、昨秋の二ッ目昇進
以後、お初の遭遇。

よく馬風師匠が「(父の)正蔵に似てない」と言って
いるけれど、なんだ、よく見るとそっくりじゃん・・
と思いつつ。もっともホントに似てなかったら、冗談
にならないよね。

たま平さんのこの噺は初めてだが、よく通るいい声で、
底抜けに明るい八五郎・・ニンに合っている。

正蔵「一眼国」。前半の導入部にいろいろなインチキ
見世物を並べるのではなく、子どものころ実際に見た
見世物の話を持ってきたのは珍しい。

・・お姉さんをダシにするのは今ひとついただけない
けれど。

ゲスト・権太楼「猫の災難」。なんか、体調があまり
良くなさそうな?・・声がややかすれ気味で、いつも
のパワーにも欠ける感じ。

それでも、噺はきちんと。・・ま、当然ですが。

正楽。貴景勝のリクエストに、優勝して賜杯を受ける
場面を切った・・・見事、予言的中!

正蔵「小間物屋政談」。三三師が「万両婿」の題で演っ
ているので、噺の内容はおなじみ。

とんだ勘違い、人違いをされた小間物屋が、大岡様の
名裁きで、思いがけない幸運を得る。折しも“裏”の大
劇場でも、大岡様は活躍中だ。

あまり演者のいない噺なので、会場のお客も初めて聞
く人が多かったかな?・・次はどうなるの?という期
待が、客席全体から感じられた。

講談から入った三三師の噺には、これと言ったオチが
無かったと記憶しているが、こちらは落語らしいオチ
が。・・最初に、“背負い小間物”を丁寧に説明したわ
けが、最後で分かった次第。
posted by JTm at 10:24| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年11月25日

2018.11.24 入船亭小辰の会@芝浦港南区民センター

2018.11.24 第六回 入船亭小辰の会

演目
入船亭小辰       夢の酒
  〃         鰍沢
  (仲 入 り)
入船亭小辰       替り目

毎年恒例、小辰さんの誕生日落語会、今年はピタリ、
誕生日当日の開催となった。

ところが、ご本人は、“前夜祭”が盛り上がったらしく
て、いささかお疲れ気味?

たっぷりの、“今年の反省”とともに、三席・・最後は
ちょっと急ぎ足だったけれど。

「夢の酒」。意外だったのは、扇辰師匠に習ったので
はない、ということ。「師匠に習ってないのに、演る
と、似てると言われる」そうで。

確かに似てる・・でも似てない。わたしの推測では、
これは扇遊師匠ではないかいな?(未確認)
まあ、ルーツは一緒だから、似てても不思議はないの
です。

今回、「淡島様の歌の上の句」が、ちゃんと読まれた
のが珍しかったような気が・・。

「鰍沢」。これはもう、扇辰師匠の十八番。小辰さん
のももう何回も聞いたけれど。

雪中逃亡の緊迫感が、大いに高まったのは、ひとつに
は、会場の温度がちょっと・・だったから?
なーんてね。

「替り目」。前半に縦横にしゃべりすぎて、終演予定
時刻が迫る中・・・酔っ払いが帰宅したところから、
“元帳”までで14分。

エッセンスだけって感じだけれど、ちゃんと面白い。
寄席の短い出番にはいいサイズだけれど、やはり、二ッ
目さんの浅い出番では難しいかな。

最後の噺で、無性におでんが食べたくなったけれど、
打ち上げ&誕生パーティは、イタリアンでした!

小辰さん、来年は年男だそうで、ますますの躍進を期
待。干支のイノシシにちなんで、猪突猛進、ブレずにね。
posted by JTm at 11:01| 落語 | 更新情報をチェックする