2018年07月28日

2018.7.27 赤馬久@赤坂会館

2018.7.27 赤馬久 双蝶々・第二夜

演目
柳亭市松       牛ほめ
金原亭馬久      臆病源兵衛
  〃        双蝶々(二)定吉殺し
  (仲 入 り)
金原亭馬久      双蝶々(三)権九郎殺し
  〃        (踊り「かっぽれ」)
     (三味線:柳沢きょう、鳴物:柳亭市童)

開口一番に上がった前座さん、名前を確認するのを
忘れました、ごめんなさい。分かったら追記します。
(追記:市馬門下の見習い、市松さんとのこと。
ツィッターで呟いたら、馬久さんからお返事いただ
きました。どうもありがとう)

「牛ほめ」。与太郎が、お父っつぁんの“口移し”を
筆記するのではなく、ごにょごにょと口の中で繰り
返す方のかたち。この方が後半に意外性があるかも。
(追記:見習いと聞いてビックリ。上手いんだもの)

馬久。
「臆病源兵衛」。金原亭のお家芸みたいな噺。「こ
の夏、何度も演ります」と言っていたので、最近、
ネタ下ろししたのかな。固さが感じられて、聞く方
が緊張しちゃう・・夏の終わりまでにはものにして。

「双蝶々」。先月の終わりに、第一回目の「長屋」
を演ったそうで、その時は、お客さんが10人だった
とか・・・二回目は倍以上に増えた模様。

今回は、奉公に出された長吉が、表面、そつなく立
ち回りながらも、生れついての悪性は変わらず、つ
いには番頭の権九郎に正体を見破られて、利用され
そうになる。

そして、主家の金に手をつけ、それを見られた小僧
の定吉と、さらには権九郎までも手に掛けて、奥州
へ出奔するまでが、今回の口演。

後半の権九郎殺しは、三味線、ツケが入って、芝居
振りでたっぷりと。正直、所作はまだぎごちないけ
れど、目いっぱいの熱演は好感。

殺しの場の長吉の、あくまで冷めた目が、なんとも
ニヒルで、すごく“現代的”な悪を感じた。こちらは、
(失礼な言い方だが)意外なくらいの収穫だった。

そして「今日はふたりも人が死んだので」と、縁起
直しの「かっぽれ」を。馬生一門らしいなぁ。

大詰「雪の子別れ」は、8月2日開催。もちろん、
行きますよ。
posted by JTm at 09:38| 落語 | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

2018.7.25 入船亭扇遊・扇好・扇辰 兄弟盃の会@国立演芸場

2018.7.25 入船亭扇遊・扇好・扇辰 兄弟盃の会

演目
入船亭小辰       金明竹
入船亭扇好       不動坊
入船亭扇遊       青菜
  (仲 入 り)
入船亭扇辰       藪入り
     (三味線:恩田えり、前座:柳家寿伴)

ひとり増えて三兄弟の会になった。

そして、開口一番に、小辰「金明竹」。以前はよく
聞いたが、ここのところご無沙汰だった。上方弁の
使いの男が、いかにも上方的“いらち”になっている。

扇好「不動坊」。扇好師匠のこの噺はお初かな?
全体的にさらっとした印象。口演時間も30分くらい
で、すっきりと。でも、物足りなさはない。

扇遊「青菜」。おやおや、本日二度目の。昼の菊志
ん師版と、ほぼ同じ運びだが、印象はかなり違う。
植木屋夫婦が、少し年配?・・ったく、いい年して、
なにやってるんだか。

扇辰。「(前かたの兄弟子ふたり)誰も師匠の噺を
演らない、おまけに小辰連れて、もう呑みに行っ
ちゃった」と、ちと、オカンムリのご様子。

でも、ご自分も扇橋師匠の噺ではない「藪入り」へ。
夏の藪入りで、冷やし汁粉なんてぇのが登場する。
美味しそうだ。

いつもながら、三年ぶりに息子を見て「大きくなっ
た・・」とつぶやくおっ母さんが良い。またまた、
ほろりとさせられちゃった。

終演後、外へ出たら、昨日までと違って、夜風が涼
しい・・このあたり、緑が多いから、いいよね。
posted by JTm at 14:51| 落語 | 更新情報をチェックする

2018.7.25 池袋演芸場下席

2018.7.25 池袋演芸場下席

演目
春風亭与いち        手紙無筆
林家なな子         大師の杵
桂 やまと         粗忽長屋
初音家左橋         酢豆腐
米粒写経          (漫才)
古今亭菊龍         持参金
橘家圓太郎         強情灸
  (仲 入 り)
古今亭菊生         権助魚
林家しん平         初天神
カンジヤママイム      (パントマイム)
古今亭菊志ん        青菜
          (三味線:恩田えり)

与いち「手紙無筆」。この手紙無筆は、明らかに
文蔵師匠から。伯父さんは花魁か?まで。

なな子「大師の杵」。かなりウケてはいたようだ
が、わたしは沈没した・・寝不足が祟ってる。

やまと「粗忽長屋」。前かたからの眠気を払えず、
こちらもまた曖昧な印象で・・・ごめんなさい。

左橋「酢豆腐」。“コンツワ”と現れる若旦那がキ
ザったらしいっちゃないのだが、不思議と可愛ら
しく、腐った豆腐はお気の毒。

米粒写経。お初です。いろいろと各方面でご活躍
のようで・・なぜ、寄席にでたいのかなぁ?

菊龍。プログラムに名前見て、久々だと思ってい
たら、ご本人が同じことを。文菊師の披露目以来、
膝を悪くして休んでおられたそうだ。7年ぶりの
寄席の高座とか。

噺は「持参金」。おなべさん自身は登場せず、果
たして、婚礼が無事に行われたか・・・心配。

圓太郎。「皆さん、今日は涼しいと思ってません
か?・・それ、壊れてますよ」と。36℃の日が続
いていたら、32℃は涼しく感じる・・確かに体内
温度計が狂ってる。
「強情灸」。暑い夏をますます暑く。

菊生。こちらも久々。少し太ったか?(セクハラ
発言)。「権助魚」。お内儀がなかなか色っぽい。

しん平「初天神」。あまりにもコマッチャクレす
ぎの坊や・・・それは面白いが、もう少しボリュー
ム下げて欲しい。耳が痛くなる。

カンジヤママイム。以前のBが退団して、Cだっ
た女性メンバーがBに変わったそうだ。そのBと
Aのふたりで。このコンビでの定席出演は初とか。

菊志ん「青菜」。前日の独演会のトリネタと被っ
たので、ちょっと残念だったけれど、聞いている
うちに、前日よりずっと面白くなった。

前日は、ネタ下ろしの後で、演者はもちろん、聞
く方も緊張していたんだろうな、たぶん。
口演時間も少しだけ長くて、余裕を持って演って
おられた印象。
posted by JTm at 14:14| 落語 | 更新情報をチェックする